ナナにゃんと花見! 武田武士の誉れ

こんばんわ、貴方のリョウセイです。

坂東ではすっかり桜も終わりですねぇ。
せめて一ヶ月ぐらい花見出来ると嬉しいですね。

しかしリョウセイの花見はまだまだ終わらんよっ!
てな事で、今回はオビツ50のMIZUKIナナちゃんと花見に出掛けましたよ。

今回の花見は事情があって久しぶりの車中泊です。
一応泊まりがけなのですが、おでかけになっています。
残念ですが温泉ではないので今回はナナちゃんの入浴シーンはありませんからね。
「リョウセイおじさまとお出かけするのは初めてですわ。私は征西府でもタマ姉様よりも古株だというのですけどね」
「やあやあ、ごめんごめん。出番が遅くなってしまったね」
「やっとお出かけできたのは嬉しいのですけど、私のこのヘアースタイルはなんなんですか?」
「そんな訳で今回のMIZUKIはナナにゃんと呼ぶからね」
「ナナにゃん・・・・・」

翌朝4時過ぎに谷山起床。
SAからミタ諏訪湖はまだ暗いです。
周囲を見ると同じように車中泊している車が十数台はいましたね。
折角早起き出来たので、飯も食わずに出発です。

今回の花見の目的地は高遠城ですよ。
橋の向こうに見える桜が咲いている高台がそれ。
高遠城の桜を一度見てみたかったので、早朝から訪れてみました。
なんでも高遠の桜は有名なので混むらしい。
平日ならそれほどでもないだろうと思いますが、どうせなら空いている内にやりたい放題しようかなと思っての朝駆けですよ。

高遠城の開園時間は6時です。
駐車場も6時からなんですが、これが予想外だった。
余が着いたのは5時半ぐらいだが、もう駐車場待ちの車列が出来ていたよ!
で、6時に入園したんだが、もう人がいっぱいっ!!
駐車場から二の丸に入った所ですが、城内は至る所で桜が満開ですよっ!
これは見事だが、おかげで早朝から人もいっぱいだッ!!

本丸に到る空堀に掛かる橋。
ここも桜がいっぱいで見事です。
以前高遠城に来た時は十ウン年前の冬だったのですが、さっぱり覚えていないです。
しかし今回この時期に来てほんとによかったですよ。
なのですっかりはしゃいでいます。
ちなみに桜に見とれていて上を見ながら歩いていて、この橋の上で見事にすっ転んだ人は余です(w

本丸に来ました。
もうあちこちで桜が咲き誇っていましたよ。
所で高遠城と言えば武田家滅亡の悲劇ですね。
織田軍に攻められた時、武田側のほとんどのお城が自落が開城した中で、唯一徹底抗戦したお城です。
城主は武田信玄の五男である仁科五郎信盛で、落城した際に自害しています。
武田武士の面目を保った人物ですね。
まだ太陽が山の陰にあるので暗いです。

高遠城で有名な太鼓櫓です。
出来れば太鼓櫓の前でナナにゃんと痛撮したかったのですが、朝から人が途切れませんよ。
なので流石の迷惑ヤローな余でも、ここでナナにゃんは出せなかった・・・・・無念!!

暫く人が途切れるのを待っていたら、太陽が出てきました。
これでは益々人が来てしまいます。
仕方がないので、今回はこの方で代役です。
「あなた様はいったい誰で?」
「・・・ここはどこじゃ?」

平日のまだ7時前だというのに、この人集りですよ!
流石は高遠の桜だぜ!正直、舐めていたよ。
「すまぬナナにゃん。太鼓櫓は攻略出来なかったよ」
「不甲斐ないおじさまね」
それにしても素晴らしい青空だ。
雲ひとつナッシングだぜ!

山もよく見える。
遠くの山には雪が被っているぜ。
真ん中辺には見事なしだれ桜が見える。
これはどっかの会社の敷地内だったよ。

南曲輪と法幢院曲輪の間にあった空堀
ほんとに桜があっちこっちに咲いていて美しいです。
これが朝日を浴びて輝いて見えます。
それがまたきれいでイイんですよ。

南曲輪になにやら怪しき砲弾みたいなモノを発見しました!
城跡に忠魂碑は必需品です。
これはと思い逝ってみる事にしましたよ。

そしたら靖国招魂碑なるものでした。
この付近にはあんまり人がいなかったんで、これはナナにゃんを出せると判断した!
「やっとナナにゃんと花見が出来たよっ!」
「素敵な桜です。連れてきて下さってありがとうございます」
「ナナにゃんも喜んでくれて余も嬉しいっ!!」
「ですが、そのナナにゃんと呼よばれるのは嬉しくないです」
「そうなの?!ゴメンねナナにゃん!これからは気を付けるよナナにゃんっ!!」
「・・・・・もう諦めました」

法幢院曲輪から南ゲートの外に出ると高遠美術館があるのですが、その前の桜が山みたいできれいでしたよ。
ここも撮影スポットと化していましたね。
奥に見える屋根は、自称高遠城天守閣です(w

薄い可憐なピンク色の花びらが輝いて見えます。
やっぱり桜を撮影する時は、青空が映えますよねぇ〜
この日はまさに絶好の花見日和でしたよ。
風もないので寒くもなかった。
てか午後は暑かったぐらいだね。
惚れ惚れする程、見事な桜でした。
よかったぞ高遠城

本丸の堀は少しだけ水濠になっていました(w
そしたら水面に逆さ桜たんが!
ぱんつじゃないですが、水面に映った白いものがとってもきれいでしたよ。
「いつの日か水面に映るナナにゃんの白攻めもしたいなぁ〜」
「HENNTAIですよおじさま」

堀の底から見上げる誰かさんが転んだ橋です(w
桜雲橋と呼ぶそうです。
門は問屋門と言って、実はこの門と橋は昔は民家にあったものらしいぞ。
でも雰囲気はあっているので問題無し。
ここも撮影スポットでした。

二の丸北東の空堀と土塁です。
ここも桜が見事でしたが、出店の裏側なので人が来ないです。
「なれば即痛撮である」
「高い場所は怖いです」
「ほら怖くない、怖くない。優しくするからね」
「・・・・おじさまの方が怖いです」

三の丸にある楼門です。
嘗てこの場所にあった高校の正門として使われていました。
と言うことは現存門なのか?
それにしてはなんか放置してあるみたいで寂しいかな。

三ノ丸でも桜がいっぱい!
こっちは道路の反対側なのであんまり人が来ない。
「即痛撮」
「おじさま、桜がいっぱいでとってもきれいですよ」
「うむ、白くてきれいだ」
「・・・・・・ドコを見て仰っているんですか?」
「やだなぁ、桜に決まっているじゃなイカ・・・・」
「困ったおじさまね」

桜の木に座るナナにゃん・・・・って、ミタまんまですね。
「わぁ〜、とっても気落ちいいですよ」
「ほんとに気持ちイイねっ!」
「やっぱり春が来たって感じがしますね」
「桜が終わったら、また暑くなるのかぁ・・・・」
「気が早いおじさま」
「早くて悪イカっ!うわ〜ん!!」
「気になされていましたのね・・・・・」
「はっ!木に座っているナナにゃんに気にされたぁッ!!」
「おじさまが錯乱してる・・・・・よっぽど気になされていたのだわ・・・・・」

「おじさま、折角の桜ですよ。もっと花見を楽しみましょうよ」
「嗚呼ナナにゃんっ!お前は優しいなぁ!!」
「だから早い事は気になされないで下さいね」
「うわ〜ん!」
折角の美しい桜の前だと言うのに余はナニを書いているんだ?
ナナにゃんの言う通りにもっと桜を楽しもうではなイカ!!

そんな訳なので高遠城での花見はまだ続きますよ。
では今宵はこれまで。
股ドールと花見!!