オルタちゃんと逝く真田太平記 最終回 ナイトキッズと女工哀歌

こんばんわ、貴方のリョウセイです。

やっぱり一泊二日ってのは早いですよね。
出来れば二泊してもっとゆっくりしたいですよ。
しかし今の勤務体系では駄目だ。
まったく嫌になっちゃうよ。


長野県におさらばした余は山を越えて群馬県に突入しました。
向かったのは妙義山にある妙義神社です。
そしたら群馬県では桜がいっぱい咲いていましたよ!

ああ、これでやっと花見が出来ました。
ところで妙義といえば思い出すのがイニシャルDで主人公の敵だった妙義ナイトキッズ。
ナイトキッズのリーダー中里が乗っていたのが32GT−Rですよね。
余も中里に憧れてGT−Rを買ったものです。

妙義神社への坂道の途中、参道脇に綺麗なしだれ桜が咲いていましたよ。
雲が出てきてしまったのが残念だが、桜が美しいです。
みなさん、ばしゃばしゃ写真を撮っていましたね。

すげー石段を昇って逝くと途中で通行止めです。
なんでもこの先の石段の上にある本殿が去年の台風で壊れてしまったので修理中だそうです。
なので拝殿までしか逝けませんでしたよ。
よく見れば白いプレハブが見えますが、あれが本殿らしい。

拝殿の脇に池があるのだが、そこからガマガエルの鳴き声が凄いんですよ。
見るとあちこちにガマガエルがいっぱい!
あっちこっちぺたぺたあるいています。
しかも何故かみんな合体中!!
「お盛んだな」
「リョウセイさんもね」

妙義神社社務所は、宮様御殿らしいぞ。
誰の御殿だったんでしょうね?

すごいのがこの山門脇の石垣ですよ。
まるで大坂城みたい。石の間に隙間がないんですよ!
これは一見の価値ありです。

参道から逸れた裏の方へ逝ったら、これまた見事なしだれ桜が咲いていました。
こっち側へはほとんど人が来ないので念願のオルタちゃんと桜撮影を実施してきましたよ。
「美しい・・・・」
「思わず見とれちゃうよね」
「食べ物以外に感動するのは初めてだ」
「そうなの?!」
しだれ桜と戯れるオルタちゃん可愛いです。

このしだれ桜はとっても撮影が楽です。
三脚なくてもマイハンドでこの通りですよ。
「リョウセイの穢れた手というのは気に入らないが、やはり桜と一緒というのはイイものだな」
「美少女と桜ってのは、さっぱりイイものなんですよ」
「春はよいな」
「然り」

「この滝の様なしだれが見事だな」
「オルタちゃんの赤い帯も綺麗ですよ。やっぱり和服はイイですね」
「これで桜に香りがあったなら、さぞかし美味しそうだろうな」
「・・・・・やっぱり食べ物に逝っちゃうのね」

「折角なので素晴らしい石垣の前でもオルタちゃん」
「うむ、よかろう」
「ここにもしだれ桜があるので絵になるよね」
「こうして見ると城郭にいるようだ」
「ほんとだねぇ〜」

妙義神社のすぐそばに道の駅妙義があります。
そしたら、さくらソフトが売っていたんで喰ってきましたよ。
ほんのり香る桜の葉っぱの味が、柏餅みたいですね。
やっぱりこれは季節限定なのでしょうか?

道の駅からミタ妙義山です。
ゴツゴツした岩山で凄く荒々しい感じですね。
この頃から天候も崩れてきました。

ガンダムが放送されていた頃に来て入れなかった場所です。
リベンジするまで刻が掛かりましたがやっと来れた富岡製糸場ですよ。
この赤レンガの建物が明治らしくていいんですよ。
この頃には小雨が降り出しましたよ。ちょっと残念。

見学出来るのは一部だけらしい。
これは中庭で奥に見えるのは倉庫らしい。

人が少なかったので倉庫前でオルタちゃんです。
「ここでも私を出すのか」
「もうガマン出来ないからね」
富岡製糸場って言えば思い出すのは映画ああ、野麦峠ですよね。
「オルタちゃんも和服なんでまるで女工さんみたいだね」
「生卵も食えないのかっ?!」
「まさに女工哀歌!!」

急に風が出てきました。
そしたらオルタちゃんの裾が捲れた!
「シャッターチャーーーーンスッ!!」
「馬鹿者っ!」
いやまあ、空いててよかったなぁ。

こっちも倉庫ですが、ここだけ中が資料館になっていてショップもありました。
ですが、そのままの倉庫も中が見たかったですね。
イメージ的には北の丸にある近衛師団司令部庁舎を思い出します。

左の建物が製糸場です。
中には糸を造る機械が並んでいましたよ。
ちょっと通っていた中学の校舎を思い出しますね。
あれも保存していれば、立派な観光資源になっただろうに。

作業場です。
シートで覆われているので、ちょっと分かりずらいですよね。
「作業場でも私の出番か」
「いやなんか、撮れるなら撮っちゃうみたいな?」
「迷惑だな」

お雇いガイジンさんが住んでた家の裏手には桜がいっぱい咲いていましたよ。
そしたら風が出てきたおかげで凄い花吹雪です。
地面もまるで絨毯みたいな桜ロードになっていました。
きっと小説なんかだとこんな桜の花びらが舞い踊る小径で、主人公は美少女と出会うんだろうな。
「ここにいるではなイカ

女工哀歌です。
これが女工さんが住んでいた寮です。
花園ですね、ハァハァ!
是が非でも入りたかったなぁ!!

帰り際、ちょこっとだけお日様が出てきましたよ。
撮影中ならよかったんですけどね。
でもまあ、見たかった富岡製糸場に来れたんでよかったですよ。
桜もきれいだった事だし。

最後は一之宮貫前神社です。
こちらへは一度来た事がありますので再訪になりますね。
この神社の面白い所はこの総門を潜れば解りますよ。

「なんと、本殿へは石段を下りて行くのだ」
「これは珍しいよね。それにしても急な石段だよね」
「だが下りならいきなり挫折はしないだろう。リョウセイも降りるがよい」

下から見上げた石段ですが、やっぱり急ですよね。
でもなんでワザワザ低い所に本殿を建てたんでしょうね?
「帰りは膝が痛そうだなぁ。挫折しようだよ」
「だが、登らねば帰れぬぞ」

降りたらこちらも本殿の工事中でした。
でも台風の所為ではないようです。
貫前神社を参拝した後は道の駅しもにたに寄ってから帰路に着きましたよ。
そんな感じで真田太平記ツアーもお仕舞いです。
でも今回は真田太平記とはまったく関係なかったですね。

最後はもう一度懐古園前からオルタちゃんです。
あの夏で待っている聖地巡礼ツアーは今度はじっくり実施したいですね。
巡礼マップ片手に。
「まあ花見が出来たんでよかったねオルタちゃん」
善光寺に行った時はどうなるかと思ったがな」
「オルタちゃんとも、より仲良しになれたね」
「むむ、それはその・・・・」
「楽しかったね。また旅行しようね」
「むむ・・・・是非におよばず」



てな訳で花見と城跡巡りとなってしまったオルタちゃんと逝く真田太平記でした。
それでは今宵はこれまでです。
股ドール!!