こんばんわ、貴方のリョウセイです。
長々と続いた廃城を巡る旅行記も今回でお仕舞いです。
タイヤチェーンで悪戦苦闘したので二日目の写真は少なめです。
ですが、それはそれで楽しめましたよ。
やっぱり旅行にトラブルは付き物ですね。
昼食は冨士屋で伝説のカレーかとも思ったのですが、カレーライスに2400円は出せない。
なので予定通りに箱根湯本に移動しましたら、また雪が降ってきました。
川の向こうに見えるテントみたいなのが、湯本駅です。
シンちゃんがみしゃとさんに迎えに来てもらった場所ですね。
湯本で目を付けていたのがこの直吉湯葉丼です。
余がチョイスしたのは湯葉さしと豆腐が付いたセット1480円でした。
湯葉丼は卵でとじた湯葉をご飯に載っけて喰うスタイルでした。
ちょっと玉子丼みたいな感じですかな。
とってもヘルシーでしたが、湯葉さしがあったのでビールが呑みたくなりましたよ。
車じゃなかったらなぁ〜
直吉はテレビとかでも紹介されているので結構混んでいた。
余はタイミング良く並ばずに入れたが、余の後から来た人は待たされていたよ。
ヘルシー食な為か女の人が多かったですね。
ヤローひとりは余だけだった。
ずっとひとりだった・・・
余は川の方から入ったので気づかなかったけど、正面には足湯がありましたよ。
急須から流れているのが足湯です。
雨で濡れているので誰も入っていませんでしたね。
誰も通らなければ凛ちゃんの足でも浸けてきたんだけどね。無理だったよ。
湯葉丼喰った後は湯本駅前をぶらぶらしながら本多はおにぎり号を停めた駐車場の前にある早雲寺に来ました。
小田原北条氏初代北条早雲公他歴代当主の菩提寺です。
久しぶりに寄ってきましたよ。
湯本駅からかなり離れているのでひっそりとしていました。
本堂の手前にある笠のある石碑なんですが、この前逝った那須の国造碑に似ています。
ここは境内を見るのは自由なんですが、本堂内参拝とか御朱印とかは受け付けていないんですね。
本堂の裏には余が好きな枯山水庭園があります。
信長の野望にも出てくる北条家の長老北条幻庵さんが造った庭園なんですよ。
幻庵さんは北条家切っての文化人です。
京都のお寺で修行していたので造園の心得もあったのですね。
てな訳で幻庵さんの造った枯山水庭園を背景に遠坂凛ちゃんの痛撮ですよ!
枯山水は水を使わずに造るので、がんばれば家でも造れそうです。
「余は宝くじで5億円が当ったら広い庭がある豪邸を買って枯山水を造るんだ!」(脂肪フラグ)
枯山水と美少女。
これで庭石の上で凛ちゃん撮影出来たら最高だったんだけどなぁ。
左にある竹から先には入れませんでした。
庭園の左後ろの斜面に北条家5代当主のお墓があります。
なんか看板が新しいですね。
兄上四代目当主の氏政のお墓は左から二番目でした。
なのでしっかり拝んで参りましたよ。
義を貫いてヒデヨシに対抗して滅んだ北条氏には、滅びの美学を感じますね。
伊東潤の北条氏照を読むと、やっぱり北条はいいなぁと思います。
アニメ化したら氏照の中の人は檜山がいいですよね。
是非、檜山の声で叫んで欲しいです。
しかし、凛ちゃんの服は目立ちますね。やっぱりお墓には相応しくない?
当然ですが本堂にも相応しくないですね。
でも、このミスマッチな組み合わせも悪くないなぁ。
それにしてもこのミニスカはGJです!
この圧倒的なチラリズムに余の十三ぴよぴよ剣も大満足です。
「あんた、この神聖な境内で破廉恥写真なんて、やっぱり仏敵だったのね」
「ががーん!余は第六天魔王や万人恐怖みたいに仏敵だったのかぁッ!!」
「きっと成仏出来ないわね。悪霊となってアキバを彷徨い続けるんでしょうね」
「それは別の意味で成仏出来そうだよ」
早雲寺の次は小田原に出てこの前は寄れなかった石垣山一夜城に寄って来ました。
ここに来るのはホンダシティに乗っていた頃だよ。
なので久しぶりに来たらずいぶんときれいになっていました。
これは入り口脇にある南曲輪の石垣です。
山の上だというのに関東でも有数の立派な石垣ですよ。
戦国末期なので野面積みの古めかしい石垣ですが、高さがあるので見応えは十分過ぎる程ありますよ。
出来れば石垣の途中に凛ちゃんを座らせて撮影したかったですね。
南曲輪から本丸に昇る道なんですが、石が崩れています。
これは関東大震災の時に崩れてしまったそうです。
関東大震災は東京直下が震源地ではなくて小田原沖が震源地なんですよ。
なので小田原城でも石垣が崩れていますが、多分ヒデヨシが建てて以来ほったらかしだった石垣山城の石垣はひとたまりももなかったのでしょう。
本丸の北側に二の丸があります。
向こうに見える高台が本丸ですが、城塁の石垣は崩れています。
前に来た時はあんまり手入れされている感じではなかったのですが、今はきれいな公園みたいです。
おかげで思っていたよりも人が居ましたね。これは想定外でした。
もっと石垣で痛撮する予定だったのですが、残念でしたよ。
石垣山城の見所、それがこの井戸曲輪です。
井戸曲輪を囲む石垣が立派すぎる。
たかが井戸なのになんでこんな豪勢な石垣を造ったのでしょうね?
やっぱりいきなり成金になった猿の趣味は解らないです。
「でもリョウセイだって5億当ったら豪邸造るんでしょ?」
「お人形の為の豪邸だ!猿と一緒にしないでくれる?!」
「・・・・・・成金とドコが違うのかしら・・・・」
やっぱり赤は目立ちますね(w
二の丸の最北端にある展望台からは、小田原城天守が辛うじて見えますよ。
中央付近の緑の木がこんもりしている三角部分のちょい左上に見えますね。
そしたら、見ていたかつてのおにゃのこが「あの木、切っちゃえばいいのに!」って怒っていました。
確かにちょっと邪魔ですよね。
それにしてもかつてのおにゃのこは過激ですよね。カルシュウムが足らないのでしょう。
なかなか粘るかつてのおにゃのこが居なくなるのを待って、小田原城を背景に凛ちゃん痛撮です。
そしたら凛ちゃん収容直後に人が来た!
危うく歴史の目撃者を作り出してしまうトコロだったよ。
まったく罪な余だ。
「それはもはや立派な犯罪者ではなくて?」
「オリジナル・シンです・・・」
本丸北側の枡形だった部分から本丸を目指します。
御覧の通りに本丸の石垣も無惨に崩れています。
危険なんで石垣には近づかないでってなっていましたが、折角だから石垣に沿って歩いてくればよかったですね。
短い時間で縄張り全部を効率的に見て廻るのは難しいです。
これが本丸の様子です。
こうして見るとただの広い空間、そこら辺にある公園と変わらない光景ですね。
本丸の南側に天守台が残っています。
これも嘗ても石垣だった様ですが、やっぱり崩れています。
ここに当時は立派な五重の天守があったのでしょうね。
きっと小田原城から良く見えた事でしょう。
氏政様が忌々しげに見上げた事であろうな。
石垣山城の売りは、素晴らしい展望なのでお客さんはみんな展望のいい場所に逝きます。
なので見晴らしの悪い天守台に来る人は少ない。
おかげで天守台の上でさっぱり凛ちゃんのポージング。
でもなんかみんな同じ様な格好ですね。
「あんたのセンスがないからでしょっ!」
「恐悦至極でござる」
天守台の西側から崩れた石垣を下って西曲輪に到達しました。
こっちはやっぱり眺望が良くないので人が来る気配はありません。
なのでここではさっぱり凛ちゃんとセイバーさんのツーショットにチャレンジしてきました。
「今日は二人で撮るのはこれが初めて(ファンタジー)だな」
「なかなかイイ撮影スポットがなかったんだよ」
「私達も人に見られるのは好きじゃないから、ゆっくり撮影出来る場所なら安心だわ」
「余もこれ以上歴史の目撃者を増産したくはないからね」
「犠牲者はもうこれ以上出したくないな」
後ろに見える城塁が天守台なんですが、こっちから見ても石垣が崩れています。
関東でも数少ない石垣があるお城なんだから、修復して貰えないでしょうかねぇ?
そしたら凄く立派な城跡公園になると思うんだよ。
まあ、これもやっぱりお金の問題か・・・・
西曲輪から本丸に到る道の途中にある崩れた石垣。
折角なのでと石垣の上で凛ちゃん撮影してみましたが、どう見ても石垣というよりもただの石ですよね。
コケの生え具合が歴史を表している?
「そう言えば、凛ちゃんは生えていないんだね」
「!!いきなり何を言い出すのよっ!!」
「昨夜の情熱的な夜を思い出しちゃった。てへっ」
「忘れなさい!このHENNTAI!!」
本丸への道は、どうやら枡形になっていたのでしょうね。
クランクになった石垣が見て取れます。
帰りはここを下ったのですが、下り坂は膝がすげー痛いっす!
もう限界かも?
やっぱり南曲輪下の石垣が、一番りっぱできれいでした。
石垣山城に来て最初に見えるのがこの石垣なんで、全体に石垣が残っているのだろうなって思っちゃいますよ。
最後という事なのでこの立派な石垣の前で凛ちゃんを撮りました。
出来れば後ろのちょこっと出っ張っている部分に座らせたかった。
そしたらベストショットになったと思いますよ。
「あんな高い場所に座ったら、ローアングルから城攻めされちゃうわよ」
「当然、縞々攻めしますっ!!」
石垣山城の全景です。
見て下さい!
今ではこんな立派な駐車場があって、小綺麗なショップまで出来ているんですよっ!!
しかも平日の4時ぐらいなのですが、このショップにあるケーキ屋さんか、もしくはレストランには人がいっぱいです。
混んでいるんですよ。
ちょっとした道の駅みたいでした。
しかし変われば変わるものですね。
これも歴史ブームの効果か?
ショップでショッピングした後、石垣山城をサル。
で、去年も来た小田原城小峰御鐘台大堀切にまた来ました。
なので茗子さんが座った柵から凛ちゃんで一枚。
この前来た時は、この先の分かれ道で左に逝ってしまったので今回は右を極める為でした。
しかしここに来た時は左膝がGENNKAITOPPAしてしまいました。
もう歩くだけで膝に激痛です。
なので散策するのは辛いので途中で引き返しましたよ。
この後は膝に昨日トイザらスがあるスーパーで買って置いた「うすぴたシップ」をぺたぺた貼って仮眠しました。
30分ぐらい寝た後は荻窪から小田原厚木道路に乗って帰路に着きました。
ちなみにこの写真を撮った後、凛ちゃんを収容しようとしたら右足が股関節から外れたので付け直そうとしたら、
ヒビが入っていた股関節が、くわんぺきに割れました!
道端で必死になって人形の片足を持つ余の姿は、十分過ぎるほどにデンジャーな人物だった事でしょう(w
小田原厚木道路から東名高速に乗ったのですが、首都高で渋滞していました。
流石にこの膝で渋滞に巻き込まれるのは辛いので、渋滞が解消するまで時間調整を兼ねて海老名SAで晩飯を食って来ました。
今までさっぱりしたモノばかり喰ってきたので今夜は肉です。
安いステーキの店があったので肉にしました。
220グラムで980円ですから安いですよね。
タレがやきとりのタレみたいでちょっと残念でしたけど、やっぱり肉はいいですね。
肉喰った後は、ここでも渋滞が無くなるまで仮眠しました。
20時ぐらいに渋滞が無くなったので海老名を去り、順調に帰宅する事が出来たので助かりました。
でも数日は膝が痛くて辛かったです。
今度車を買う時はATかなぁ〜
まあ、こんな感じで今回は廃城を攻めて来ましたよ。
なかなか手強いお城もありましたが、一番手強かったのはセイバーさんと凛ちゃんの城ですね。
でも楽しかったです。
最後は石垣山城前にあった一夜城ヨロイヅカファーム前のお庭から、美しい相模湾を背景に撮った記念写真をどうぞ。
撮影直後に少年が昇ってきたので焦りました(w
もう、歴史の目撃者はいらないです。
「それは兎も角、海がきれいだな」
「こんな綺麗な海なら、また見たいわね」
「また三人で来ましょうね。その時は股宿でムフフ・・・」
「それは遠慮しよう」
「そうね」
「なしてさっ?!楽しくなかったのっ?」
「冗談だ。また来てもよいぞ」
「仕方がないから付き合ってあげるわよ」
「うわ〜ん!ありがとうセイバーさんに凛ちゃんっ!!」
それでは廃城を巡るムフフ温泉旅行はこれにて終了です。
長々とお付き合い頂きました皆様には感謝していますよ。
それでは今宵はこれまでです。
温泉で股ドール!!