またまた戸松、西へ! その7 静かな庭園でもお人形撮影を実施する余!

こんばんわ、貴方のリョウセイです。

関西旅行三日目後半戦。
一応今回で旅行編はお終いになります。
再び京都駅に来た余は荷物をコインロッカーにぶち込むとまたまた電車に乗って移動ですよ。

降りたのは京都のお隣、東福寺駅です。
流石は紅葉の名所です。平日でも結構な人が降ります。で、ぞろぞろと歩いて東福寺まで向かいます。
今回は直接東福寺には向かわず、手前にある芬陀院に寄ってみました。
ここは一条内経が造ったらしく、なんでも雪舟庭園があるとの事。
何度か前は通った事があったので、今回初めて(ファンタジー)入って見ましたよ。

そしたら何よ!なんか見事な白砂がっ!!
思っていたよりもきれいな庭園がありましたでございまするよ。
「あら、素敵なお庭だこと。イカにも京都な庭ね」
「うむ、これは見事でござるよ」
何よりも人が少なくて静かなのがいいですね。
こんな静かな庭園を眺めていると、心が浄化されていく感じがイタします。

庭は部屋の奥から眺めるのがよろしいそうです。
なんか静寂という言葉が相応しい空間ですよ。
静けさに包まれて、己を見つめ直す。
梵我一如。
梵とは宇宙、すなわちブラフマン
我とは自我、すなわちアートマン
一如とは宇宙と自我の一体化。
ブラフマンアートマン、すなわち宇宙絶対の真理。
梵我一如とは宇宙と人形の世界真理を表す?!

雪舟庭園の奥には東庭と図南亭がありました。
丸い窓が素晴らしい茶室です。
ほんとここはかなり素晴らしい庭じゃないですかっ!
来た甲斐あったですよ!!

あまりの素晴らしさに思わずお人形と梵我一如してきました。
これが余的宇宙と自我の一体化です(w
「・・・いくら人が少ないからって、ここでは・・・」
「余のリビドーが激しく訴えかけるんだっ!ここで戸松を出せとなッ!!」

楽しすぎるので雪舟庭園でも戸松と一体化!
「こんな所でなんて・・・人が来たら見られちゃいますよ・・・・」
「いつ人が来るかと思うと、焦るけど興奮するだろ?」
「駄目ですっ!リョウセイさんってば・・・・」

今回の旅行でのベストショット!
茶室の丸窓に腰掛けての最高の一枚ですよ。
「うむ、こう見ても素晴らしい丸窓である事よ」
「戸松もとても素晴らしいと思いますが、回収する時に見られちゃったんですよね」
「茶室に戻って窓から外を見た時、女の人と目が合ってしまったんだな。可哀想な事をした」
「迷惑かけてごめんなさいでした」

次に寄ったのは一度逝った事がある光明院です。
あの重森三玲の庭園がある東福寺塔頭ですよ。
こちらもそこそこ人がいましたね。

ここの枯山水庭園は何度見ても素晴らしい。
ですが、もちっと紅葉している所を見たかったです。
ここもグリーンがいっぱいで青々していましたよ。

こちらにも庭に面して丸窓がありました。
でも丸窓だと隣りの部屋に陣取っている腐女子から見えちゃいそうなので、少し離れた場所で茗子さん登場!
「・・・ここでも出しちゃったんだ」
「うん、我慢出来なかったんだよ・・・・」
「困ったリョウセイね」

お庭の正面でも茗子さん!
本堂の中はちょっと暗いので、お庭が眩しいです。
「あんたの行動には問題あるけど、こうしてきれいなお庭を見る事が出来てうれしいわ」
「そうでしょう。きっと茗子さんも気に入ってくれると思いました」

今回は庭の奥にある茶室にも入って見ました。
「中はほんとに茶室なのね。ここで茶を点てたら美味しいでしょうね」
「余は茶室で茗子さんとまふまふしたいですッ!」

茶室から眺める庭園は素晴らしい!
ですが高台にあるので下から丸見えです。
茗子さんを出している所を見られたら、即氏を意味するです。
「あら、見られるのがいいんじゃないの?」
「茗子さんと一緒なら、怖くない」
「私はリョウセイとなんかじゃイヤよ」
「ガガーン!茗子さんのイジワルっ!!」

「やっと私の出番が来たようね」
「人が多くなったんで、ここからは黒猫タンのご登場ですね」
枯山水庭園に日差しが当って立石の影が幻想的です。
苔の島と白砂の海のコントラストも見事ですね。

光の庭。
差し込む斜陽が美しい。
途中からドール撮影せずに、素直にお庭を堪能させて頂きました。
いや、何度来てもここはいいです。
来年こそ、お庭が赤くなった頃に来たいですね。

お次は東福寺です。
立派すぎる三門です。
「人が少ないからって、ここでも・・・・」
「だって本堂から向こうは人がいっぱいなんだもんっ!」
てな訳で、ここでも茗子さん登場!
空には雲ひとつなくきれいな青空です。
おかげで三門が栄える。

折角なので戸松も撮影です。
「ローアングルからエチいですね」
これまたフトモモがふとましいナイスフォトですよ。
これもなかなか気に入った一枚です。

紅葉の名所、通天橋を渡って来ました。
でも橋を渡るだけでも別料金なんですよね。お得なセット券とか無いんでしょうか?
こちらは名所だけあって凄い人です。
なので黒猫すら出すゆとりもありませんよ。
洗玉澗と呼ばれる渓谷は、まだ紅葉が始まったばかりです。
それでも人がいっぱいだっ!
まるで観光地に来た感じですよ。

通天橋を渡って右上にある開山堂とお庭。
こっちは初めて(ファンタジー)ですね。
ここも素敵な庭ですが、左側に人がずらりと座っているので戸松出番なし。
「それでも私だけは撮ってきたのね」
「こんな事を頼めるのは黒猫タンしかいないんだッ!お願いだよ!余と契約して余のベタースィートになってよっ!!」
「貴方が私の眷属となるなら、考えてもいいわ」
「眷属って事は、一族になれって事だね?それってつまり余とケコーンしたいって事だよねっ?!」
「貴方、何事も自分に都合良く解釈していない?」
「余は前向きなんだ」
「自己中心的と言い換えた方がいいわね」
天上天下唯我独尊!」
「その意味、解ってるのかしら?」
「・・・ええっと、つまり堀江由衣が一番だって事でしょ?」

洗玉澗から見上げた通天橋ですよ。
こうして見ると紅葉に包まれている様に見えますね。
それと、ほんっとに空がブルーできれいです。

渓谷の下手にある臥雲橋から見た通天橋。
ここもお客さんでいっぱいですので、橋の上で写真を撮るのも一苦労義経ですよ。
今頃は紅葉が見頃なんでしょうね。

東福寺から駅に向かうみちすがらにあった塔頭前に、抹茶と和菓子セットがあったので思わず入ってしまいました。
素敵なお庭を眺めながらの一服ですよ。
お庭は依稀松の庭だそうです。
抹茶はムギちゃんの言う通りに菓子を食ってから頂きました。
上品な和菓子でした。あんまり甘過ぎなかったのでよかったです。
「抹茶も美味しかったけど、ほうじ茶もおいしかったね」
「飲んで喰ったのは貴方だけよ。私には一口もくれなかった酷い人」

これがその依稀松らしい。読み方が解らないです(w
正面に座っている人が話に夢中でちょっと興醒め。
延々介護での苦労を語っているのが聞こえてしまう。
素晴らしい庭を前にすると、思わず語りたくなってしまうのだろうか?
先ほどの光明院でも女子大生らしい二人が彼氏がどうの彼女がいた頃の方がよかったとかずっと話し込んでいたよ。
お願いだから庭は静かに眺めようよ。
間違ってもドール撮影なんかしちゃイケナイよっ!!
「自己中だわ」

更に駅に逝く途中で生麩田楽が売っていたのでチャレンジしてみた。
生麩なので柔らかくて犯しみたいだったよ。
味は左の柚子みそよりも右の味噌の方がおいしかったかな?
「唐突に生麩なんてどうかしたの?」
「折角の京都なんで京都らしいものを食べたくなったんだよ」
「で、どうだったのかしら?」
「ふにふにしていて、まるで黒猫タンのパイオツみたいだねっ!」
「お下劣だわ」

京都駅にリターンしたので都路里に逝ったら行列だったので諦めた。
駅ビルをブラブラしていたら光源氏の衣装が展示してあったよ。
なんでも来月から上映される「源氏物語 千年の謎」という映画で源氏が着ている衣装らしい。
チラシを見たらキャスティングが凄かったよ。
中でも一番凄いと思ったのは藤原道長東山紀之だって事だ!
これは見たいと思ったぜよ!!

こちらは紫式部中谷美紀の衣装ですよ。
気になる映画の内容ですが、前に「千年の恋 ひかる源氏物語」とかいう映画があったよなぁ。
あれはハチャメチャストーリーだったよ。
まさかあんな内容だったら頭抱えちゃうよね。
すごっく気になりますよ。

夕方に新幹線に乗って帰路に着きました。
夕食は駅弁ですよ。それも豪勢に松茸弁当だっ!
あと缶ビール。
「おつかれさまね。あとはビールでも呑んでゆっくりしてね」

「あらあらご立派な松茸ね。リョウセイなんか目じゃないわ」
「そ、そんな馬鹿なっ・・・・?!」
「貴方にはポークビッツ弁当がお似合いだわ」
「最後にうわ〜ん!悔しいから弁当喰って寝るッ!!」
帰りは弁当喰って寝たので、早く東京に着いた感じでした。

上野では時間の都合で新型スカイライナーに乗っちゃいましたよ。
「確か偉いデザイナーがデザインした車両なのよね」
「きれいだけど新幹線に乗ってきた直後だと、シートが硬かったなぁ」

途中で付近の乗客が降りてしまったので、今回の旅行で最後のドール撮影を実施しました!
「茗子さんと二人で京都と大阪へ旅行してきて、とっても楽しかったです」
「私も戸松と里帰り出来て楽しかったわ」
「また二人で旅行に行きましょうね茗子さん」
「そうね、戸松と二人旅は素敵だわ」
「・・・・・・・何だよ二人とも!余もずっと一緒だったじゃなイカっ!!」
「あんたは荷物持ちのアシスタント。もしくは付き人でしょ?」
「最後の最後に、うわ〜ん!ぐれてやるぅぅぅぅ!!!」

てな訳で、今回は二泊三日で京都大阪っていう修学旅行では定番の旅をしてきましたよ。
三人でなっ!
大坂城もお庭もとっても素晴らしくて楽しかったです。
やっぱ知らない所に逝くのは楽しいですね。
紅葉の京都は混むし高いが、来年も逝きたいなぁ。
それとまた里帰りもしたいですね。

それでは長々と続きましたが、またまた戸松西へ!を終わります。
お付き合い頂きましてありがとうございます。
それでは股ドール!!