時代劇ツアーか?

いきなりですが、今日は時代劇のロケに使われる場所へ逝って来ましたよ。

訪れたのは茨城県にある常総市
合併前は水海道と言った所だ。
ここ坂野家住宅は江戸時代の豪農の屋敷で
NHK大河(手乗りではない)ドラマの武蔵や風林火山などのロケで使われているそうだ。
画像は表門の薬医門。農家なのに武家並の立派なモーンである。

門を潜ると主屋が見えてくる。これまた立派な家である。
左が庭園に至る門である。

主屋にある接待部屋。
ここで役人を接待したそうで手前から一の間、二の間、三の間と続く。
一番奥が仏間だ。
手前の一の間が一番豪勢な造りで天井も高い。

主屋の棟続きになる書院二階から見た庭園。
珍しく池がない質素なものだが、ここから見る月はサイコーだそうだ。
左にある出っ張りが一の間隣りの便所である。

書院の二階座敷。
壁の書は山岡鉄舟だったよ。

この書院の名は月波楼(げっぱろう)というそうだ。
なんでも桂離宮にある東屋と同じ名前だそうだ。

書院の風呂。
床のタイルの模様がモダンである。
ちなみに書院は大正期にリニューアルされている。

囲炉裏がる茶の間。
まるで昔行った親戚の家を思い出させるよ。
奥の納戸にはロケのパネルが展示してあったが撮影禁止だった。
大河新撰組もロケしたらしくわずかにポスターが見える。

庭から見た書院と主屋の一部。
こう見るとタダの古い家か。

坂野家のすぐ脇にある竹林。立派である。
ここもロケによく使われる場所である。
NHKの時代劇を見る時は刮目して見よ!

白梅。
さっぱり春である。
梅の香りがすごかったよ。

わりと近くにある元三大師安楽寺
意外な事に、ここは太平記ゆかりんな場所であった。
どうやら新田義貞の家来を供養したものらしい。
余も南朝ゆかりんな者なので同志である。

安楽寺の山門に至る参道。
ここもロケに使われる場所だってさ。
多分、主人公が歩いていると両脇から刺客がわらわら出てくるんだろうな。

で、山門。
なんかスゲー山奥って感じだよね。
早起きは山門の得ってやつか?(意味不明)

最後は境内に咲いていた紅梅。
ここでも梅はきれいに咲いていたよ。
春はもう来ているのだなぁと実感させられたよ。