元旦 一年365日初めて(ファンタジー)

こんばんわ、貴方のリョウセイです。




「皆の者、新年あけましておめでとう。今年こそは今川を九州から叩きだして大宰府を取り戻すのだ」
「貴方、本当にリョウセイなの?」
「新年の抱負がまとも過ぎますわ」
「ヂャ、今年もおにゃのこにイッパイ悪戯しちゃうぞ!!」
「それでこそリョウセイだわ」
「そうですわ」

てな訳で憧れの寝正月をマンキツ中なり。
今日は家でごろごろだお〜
「待ちなさいリョウセイ。ごろごろする前に私がいるわよ」
「ああ、向坂さんってばズルいです。私達も控えていますわ」
「さあリョウセイ。ごろごろしている暇はないわよ」
「元日から激務か?!」(笑

「よかろう。ならば腰が壊れるまで動かし続けるぜよ」
「元日からお忙しい事」
「もう、向坂さんってば・・・・・」
「うふふ、久寿川さんだって」

「その前に、昭和の女子の教養だ!!」
「それってお琴テニス英会話ペラペラでしょ?」
「そして現代のJKの教養と言ったら、オトコペニスでっかいわペロペロ!!」
「ウソよ」
「さ、ささらはそんな事・・・・・」

「私はお正月らしく琴を奏でるわよ」
「音痴なタマ姉でも琴は弾けるんだね」
「指使いが上手と言って」
「うむ、確かに指の動きがえうい」

「私も弾けますわ」
「むふ、ささらさんの指使いもこれまた悩ましいです」
「だってリョウセイさんが喜んでくださるから・・・・」
「すっかり上手になったよね〜」

「因みに余は漢なのでお琴は弾けません」
「深い意味はないわよね?」
「はっ、リョウセイさんが仰りたいのはまさか男と?」
「駄目よリョウセイ。久寿川さん信じてしまうわよ」
「何が言いたいかと言うと、ドールサイズのお琴が三つあるんですと」

トコロで余が平安時代をマンキツする時の資料がこれらです。
なんやかんやとン十年前の本ですねぇ〜
大和和紀さんの、あさきゆめしがバイブルでしたよ〜
で、意外と使えるのが左上のヤツ。ヂツは高校の古典の資料なんですよ〜
平安装束の着せ方とか解りますよ〜

「琴を聞かせてくれたお礼に、ふたりには余の横笛を聞かせてあげるね〜」
ぷぺぷぺぴひょ〜
「何よそれ?変な曲よね?」
「でも聞きほれてしまいますわ」
「そうね、私も何だかうっとりしちゃうわよ」

「ねえリョウセイ。いつまで吹ているのよ・・・私はもういいわよ?」
「ささらも、もういつでも・・・・」
「ふたりとも、夜はまだまだこれからだよ。焦らなくてもたっぷりと愛してあげるからね」



てな事で元日から禿しい夜になりました。
明日はアキバに逝けるだろうか?(笑


それでは今宵はこれまでに致しとう御座います。
股ドール!!