極寒の荒野での苦行!!

こんばんわ、萌え流離い人リョウセイです。

今年始めてのイベントは、萌えとはまったく相容れないイベントでした。
ちと長いのでよろしくお願いします。

習志野にある陸上自衛隊第一空挺団の降下訓練始めというイベントがある。
毎年一月に行われるのだが、実は十年ぐらい前に逝った事がある。
二日前に今日それが行われると知ったので、唐突に逝ってきたあるよ。

なのでいつもと同じ時間に起きて電車でゴーしてきた。
練習場に入ったのは9時頃である。
イベント会場までひたすら歩く。
本来は寒いハズなのだがひたすら歩いている内に、暑くなってきたよ。
ああ、余もメタボ予備軍入りか?!

すでに最前線は陣取り合戦で激戦だった。
だが、僅かな隙間を見つけて潜り込む。
なかなかいい場所に陣地を構築出来たと思ったのだが、
画面左下にいるオタクが妙に甲高い声でべらべらしゃべるので鬱陶しい!
その内携帯でなんか見始めたので(多分アニメ)静かになったからいいが、ただでさえデブで場所取るくせに、
一人ででかいビニールシート広げて寝っ転がってやんの!
えのもとじゃないが、「デブ逝けませ〜ん!!」だよね。

訓練が始まるまでの2時間をひたすら寒風に耐える。
実は前回の教訓から、今回は超重装備で臨んだ余であった。
まず装備だが、上は下着、シャツ、カーデガン、セーター、M65フィールドジャケットインナー付き。
下はジャージ、ジーパン、トレパン。
それとミニ毛布、タオル、スポーツタオル、手袋、ホカロン5個、お茶入り水筒。
名付けてリョウセイ極地戦仕様?!
そのおかげか、あるいは天候が良かった為か、今回は寒くなかったよ。
となりの少女は寒そうに震えていたけどね。
で、時間になってから、まずは幹部が落下傘降下して、今年始めてのイベントが始まったのであった。

今をトキメク民主党防衛大臣も到着。
右から6番目の茶色っぽい服装の人がそれらしい。
アナウンスで拍手を求めていたけど、客席の反応はイマイチだったよ。
ちなみに訓練展示の間、一番はしゃいでいたのは例のオタクではなく、おばちゃんだったよ。元気だな。

さて、降下訓練展示が始まりましたよ。
まずはスカウト部隊が先行して敵地に降下。
かれらのパラシュートは機動性があるハングライダータイプだ。

「いや〜ん。着地のポーズがおかしいわよ!」
なんかちょっと笑える感じですね。

偵察オートバイ部隊がやってきましたよ。
確か今はカワサキだったんですよねぇ?
カワサキといえば皮先くん。今でも東芝のRDシリーズを愛用しているのでしょうか?
皮先くんはBDはどうしているのでしょうか?

汎用ヘリコプターUH−1でレンジャー部隊を戦線投入。(間違っていても怒らないでね。)
客席のほぼ目線の高さでヘリが横切るので迫力っすよ!
風圧も気にならない程、撮影にムッチューだぜ!!

輸送ヘリCH−47も低空を飛んでくれるぜ。
余は結構好きなんだな、血抜ーくがね。

チヌークから普通科小隊がわらわら出てくる。
やっぱ陸戦の基本は歩兵です。
昔マンガですくらっぷ・ブック(だったと思う)にハルボンというキャラが居ましたが、
これはヘリボーンです。

偵察ヘリも飛んでいく。
OH−1とOH−6ですね。
シャッタースピードが速いとローター(ロリータではない)が停まっている様に見えてしまう。

偵察部隊を援護する為に、AH−1対戦車ヘリ部隊が突入する。
コブラは何故か近くを飛んでくれないのだ。
なので迫力アル写真が撮れなかったよ。

C−130輸送機による第一空挺団主力を戦場に投入。
前回逝った時は風が強くて落下傘降下は中止だったが、今日は天候が最高だったので、ちゃんとやってくれたよ。
降下する時、機内アナウンスが地上でも放送されているのだが、この時の「降下!降下!降下!!」ってのを、
近くのガキが真似して「コウカ!コウカ!コウカ!!」って騒いでいるのが、みんなから微笑ましく思われていたよ。
余としてはエッチしている最中におにゃのこに「こうかぁ?こうかぁ?こうかぁ?!」って逝ってみたいです。
氏んでいい?

ハーキュリーズのお次はC−1です。
またもや「降下!コウカ!こうかぁッ!!」です。
C−130とC−1による落下傘降下は四回ずつ行われました。

「魂のルフラ〜ン!」がなぜか頭の中に聞こえてきた余であった。
因みに今回のレンズも18-125だったので、こんな構図で撮影出来た。
正直、400の望遠を使いたかったが、もうホコリノイズはこりごりだよ。

ちょっと風で流されたのか、敵陣地に直接侵攻してしまう人もいた。
ところで画面右の人集りが、所謂日本人の敵、マスコミがひしめき合う報道席だ。

落下傘降下した普通科部隊は徒歩で前進を開始する。
所謂、土と兵隊だ。カコイイ!!

チヌークが軽装甲と迫撃砲を運んでくる。
インフラが破壊された戦場では、迅速に戦力を展開出来るヘリコプターは現代戦には欠かせない機動力です。

迫撃砲を運んできたチヌークが余達のすぐ前でホバリング
風圧もすごいが、いや〜んなのは砂ホコリと草くず!
もう目も口も開けていられない!
余のバックは開けっ放しだったので、草っぱがおっぱい入っていたよ。

枯れ葉まみれになった余。眼顔射(メガシャ)されたおにゃのこの気持ちが少しだけ分かった様な気がする。

地上では和製ハマーが特化部隊を連れてきていた。
いかん、本当の名前が思い出せない!確かハマーンだっけ?

再びチヌークでハルボーン!
こう見るとナイスアングルですね。

その頃地上では迫撃砲も展開中。
これはおふらんす製の120ミリだったよね?

再びチヌークからは、兵隊さんがわらわら。
「わいらの見せ場や!きばれや、者共ッ!!」
「隊長!今日はアキバでコミケ新刊(けいおん関連)ゲットしたかったでありますぅ!!」
「バカもん!コミケ新刊(けいおん関連)はヤフオクで落とせば問題ないッ!!」

一見、ただの荒野ってか原っぱ。
しかし、実は中央には偽装した車両がいるのですよ。
解りますか?

なんかダサイものを付けたUH−1が来ましたよ。
あまりにもかっこわるいんでスルーしたら・・・・・

ちょっと見づらいでしょうが、なんとこれ対人地雷の処理装置だったらしい?
なんか銀色の物をバラバラばらまいています。

このあたりから敵の攻撃が激しくなってきました。
もう、撮影に夢中でアナウンスも耳に入りません。

敵の砲撃が激化!
やはり模擬戦には演出がないと寂しいです。
爆音と閃光は欠かせませんですよ。

またまたコブラが支援に来ました。
でもやっぱり近くは飛んでくれません。

コブラの攻撃で敵車両を撃破!
赤いスモークがそれです。解りやすくてイイですね。

武装したUH−1とくれば、やっぱり地獄の黙示録
はあ、コッポラ!コッポラ!!
こいつはキャリパー50で武装していますが。

負傷兵を収容する為にUH−1がやって来たのですが、ベトコン少女に手榴弾を投げ込まれちゃうかとハラハラ。
やっぱベトナム世代にゃヘリと言ったらイロコイですにゃ!

確かレンジャーだかだったと思うが、クレーンゲームの景品状態?!
これだけは嫌だなと思いました。ゲロ酔いそう。

軽装甲機動車が、群れを成して現れました。
なにげに偽装しているとすごく強そうに見えるとは思いませんか?
そろそろ市販車で発売してくれませんかコマツさん。

やっぱりヘリの群れを見たら、脳内ミュージックはワルキューレの騎行!!
「ビールを奢ろう!!」のキルゴア中佐が忘れられませんね。

「状況終了!!」
ワルキューレの突撃で一斉攻勢に出た所で、訓練展示が終わりました。
いやまあ、久しぶりに迫力のある訓練展示を堪能させてもらいましたよ、この度は。
今日は一月の習志野としては風も穏やかで比較的見物しやすい陽気だったと思いますね。
唐突の参列でしたが、逝った甲斐があったというものです。

訓練展示が終わって帰りは空いていたので送迎バスに乗りましたので楽ちんでした。

送迎バスでそのまま習志野駐屯地に直行。
空挺記念館を見物してきましたよ。
もちろん話題は今ブームな坂の上の雲よろしく秋山好古さん。
ちゃんと秋山コーナーもありました。
「お前はあのコーナーでちぎってやったろうが!!」

習志野駐屯地を後にした余は、東習志野にある、とある民家に向かう。
実はこの家は、旧軍時代に造られた支那囲壁砲台という練習用の城塞ですのん。
四角い望楼みたいな建物が、支那風な感じですかな。
当初想像していたものよりも大分小振りでして、一見普通の農家にしか見えませんね。

支那囲壁砲台を見た後は、そのまま実籾駅まで徒歩で移動。
そして数年ぶりに実籾駅近くにある模型店に逝ってみたら、ちゃんとあったよ。
その名もホビーショップ「ハッピー」
店は狭いが品揃えは充実してました。
ただし通路が狭いのでメタボ候補生は要注意。
タミヤカラーを一個買っただけなのに、ドアまで見送りしてくれたおばちゃんに恐縮してしまいました。
場所が場所だけに、ちょくちょく来る事は出来ませんが、機会があればまた必ず寄らせて頂きます!ジェッタイ!!

そんな訳で今日は想定外な自衛隊イベントに逝って来ました。
やっぱ自衛隊イベントは金掛からなくて財布に優しいのでイイですね。

では、今宵はこれまで。
長文、お疲れ様でした。