こんばんわ、貴方のリョウセイです。
箱根温泉旅行の二日目です。
昨夜は呑みながらひたすらお人形撮影を実行し続けました。
なので寝たのは23時過ぎかな。
翌日起きたのは7時ちょっと前でしたね。ちゃんと飯前に起きられてよかったです。
折角、部屋に露天風呂があるのですから朝風呂しました。二人と一緒にね。
「中庭に能舞台があるねの」
「ほんとですね。なんかすごいですねぇ」
思わず二人とも、まっぱで覗き込みます。
「見られちゃうよ」
「リョウセイのエッチ」
「エッチで悪いかッ!!」
朝から素敵なお姿を見られていいのですが、ここでひとつ言わせて頂きたい。
この宿ですが、温泉や飯はいいんですが、イカにせん!部屋だけは不満です。
3階の部屋からの景色が中庭って何?
箱根の温泉なのに部屋から山々が見えないんですよ!
決して安くない料金なのに、この景色はどうよ?
ビジネスホテルじゃないんだぜ?
これだけは不満でしたよ。
せめて電車が見える表側の部屋にして欲しかったなぁ。
それが無理なら景色の悪い部屋は料金安くしてくれ。
兎も角、朝風呂の後は朝食ですよ。
献立は干物と焼き魚、のり、温泉卵、ほか細かいのいろいろ。
魚は右の網であぶって食べました。
奥の鍋は豆腐や大根の味噌汁です。ちょっとひとり分にしては多いです。
ですが、味噌汁もごはんもしっかり食べましたよ。
朝食はちゃんと食べないと一日戦えません。
食後に5階にある月見台に逝ってみましたら、なによ景色いいじゃん。
表側の部屋だったら、こんな素晴らしい景色を見ながら全裸撮影できたのにっ!!
「あんた、この素敵な光景を見て、そんな事しか考えないの?!」
「素敵な景色を、より素晴らしい光景にしたいではありませんか!」
「茗子さん、リョウセイさんに何を言っても無駄ですよ。温泉で舞い上がっているのですから」
「そうね、諦めるわ」
「解っていただけて光栄にございます。ところで今朝のお二方は和服でございますね?」
「どう、素敵でしょ?」
「とてもお綺麗でございます」
「誉めてもらいました〜嬉しいです」
チェックアウト後は、再び箱根登山鉄道に乗って箱根を去りました。
昨日と違って快晴です。
なので道中素晴らしい景色が拝めましたよ。
二日目に芦ノ湖逝ったら富士山もよく拝めたに違いなかったですね。
後ろ髪を引かれながら箱根を猿。
途中の駅ですれ違いゲーム。
停車時間があるので撮影してきました。
やっぱり赤い車両なので通常の3倍の速度なのでしょうか?
箱根湯本駅で乗り換え。
電車を待っていたらロマンスカーがやって来ましたよ。
空いていても、憧れの最前列にはお客さんが乗っていましたね。
一度ぐらいはちんころ聞きながら乗ってみたいですねぇ。
小田原駅、再び!
駅前の北条早雲も快晴です。
北条早雲は戦国時代に関東に独立国を築こうとした武将です。
禄寿應穏を掲げて戦いました。
ここは駅前で人が多いので、戸松と記念写真は実施出来なかったです。残念だ。
小田原城は広大な敷地を誇るお城でした。
今ある城跡からJRを挟んだ反対側に古い小田原城跡があるのですが、今はすっかり住宅地となっています。
久しぶりに来たら市街地のあちこちに由来を示す石柱が出来ていました。
八幡曲輪は戦国北条氏時代の小田原城中心地だったとも言われています。
間違えて来てしまった八幡山古郭の住宅地。
小田原の街が一望出来ます。
右の竹林の手前では、なにやら発掘調査をしていました。
いずれはここも公園化されるのでしょうか?
前々から懸念されていた高層マンション計画ですが、市民パワーで阻止されました。
で、マンション予定地に出来たのがこの公園です。
なので寄ってみましたよ。
場所はJRを挟んで天守閣の反対側です。
階段がキツイですが、昇るとそこには素晴らしい景色が待っていました。
天守閣が近いです。
マンションの住人になって毎朝これを見るのも素晴らしいでしょうが、
やっぱ天下万民にもこの素敵な景色を解放出来た事は、住民パワーのおかげでしょう。
ごくろうさまでした。そしてありがとうございます。
北条氏ファンとしてお礼をいいます。
おかげで素晴らしい小田原城を眺めながら、素敵なドール撮影を実施する事が出来ました!
ほんとうによかったです。
公園には清掃のおじさんがいましたが、あえて痛撮を実行させて頂きましたよ。ごめんねおっちゃん。
「清掃のおじさまには申し訳ないですが、おかげで小田原城と一緒に素敵な写真が撮れましたわ」
「ほんとに素敵な光景ですよね。来てよかったです」
「うむ、小田原城と和服美少女のコラボ。余の見立てに間違いなし!」
戸松と小田原城天守閣。
見事なまでに予想していた構図で撮影出来ました。
逆光気味なのが勿体ない。午後から来ればよかったかもね。
「素敵なお城と素敵な着物。お天気も良くてとっても気持ちいいです」
「そうかそうか、戸松は気持ちいいのか。余も満足である!」
「折角の素敵な光景なんですからね。リョウセイさんは余計な事は言わないで下さい」
「しょぼーん・・・」
「馬鹿ねリョウセイは。戸松に叱られているわ」
「戸松が駄目なら茗子さんに・・・」
「私を怒らせると、怖いわよ」
「・・・・・うわ〜ん!!」
なのでこの場は綺麗ドコロを見て歪んだココロを癒してください・・・って歪んでいるのは余だけかっ?!
トコロで実は余が痛撮している姿って、天守閣からは丸見えだったんだろうな?
ちなみにここの正式名称は「八幡山古郭東曲輪歴史公園」というらしいです。よろしくね。
素晴らしい公園を後に、小田原高校へ向かって歩いていくってか坂道を上っていくと高校前に八幡山の石柱があった。
嘗ての八幡山中心地は小田原高校になっていました。
ちなみに余の前方にひとりのJKが歩いています。こんな時間に遅刻か?
なのであんまりカメラ持ってうろうろしていると、まるでストーカーにしか見えない?!
「ち、違うんだっ!余の目的はJKじゃないッ!!」
行き先が同じ時、ちょっと困りますね。
小田原高校前を通過して、更に先に進むと小峰御鐘台大堀切があります。
ここはやっぱりすごいですよ。
いつ来てもって、まだ二回目ですけど素晴らしいです。見事過ぎです。
「立派な空堀よねぇ。思わず見上げてしまうわね」
「おっ、茗子さんも城跡の魅力が解る様になったようですね?」
「そりゃ、あれだけ何度も連れて来られたらね・・・でも、嫌いじゃないわよ」
「流石ツンデレですね。素直に好きって言えないんですね」
「誰がツンデレなのよ?!」
てな訳で、車道にも関わらず痛撮実施。
そしたら撤収直後に人が来た!後少し遅かったら、あの夫婦は完全に目撃者となっていたな(w
中堀を土塁の上から眺めて来ました。
土塁を昇るのは結構急斜面なのでコケないように必死で昇りました。
「小田原市にある城山公園で、ドールを持った不審者が転落死しているのが発見されました」
なんて見出しでニュースになったら大変ですからね。
土塁は横矢になっているのでカクカクしています。
こんな高い土塁の上から矢とか鉄砲を撃ち込まれたら大変だよね。
「隊長!矢玉が尽きました!」
「仕方がない!糞でもぶっかけてヤレッ!!」
「リョーカイでありますっ!!」
てな感じで楠木正成みたいに掛けられるものは何でもいいから片っ端にぶっかけられるんだろうな。
「やーねぇ。食事中の人がいたらごめんなさいね」
「って、いたんですね茗子さん」
「大自然の中でマイナスイオンを全身に浴びていたのよ」
「どうせ浴びるのでしたら・・・・」
「それ以上言ったら、どうなるか解っているわよね?」
「・・・・・はい」
東堀終端部です。ほんとはもう少し先まで逝けば道路から入れるのですが、
余は途中の家の裏から高い土塁の斜面をコケないように慎重に降りて到達した次第であります。
この空堀の迫力をお伝えするにはどうしたらいいか?
考えた末に導かれた答えが、空堀の底で痛撮をする事でした。
こうして見ると人間で撮影するよりも、空堀の迫力が感じられると思いませんか?
当社比較で通常の三倍ですね(w
「私達、どうしてこんな場所に立っていなければならないのかしら?」
「それはここが道路から隠れていて人目に付かないからみたいですよ」
「且つここが日向だからなのね」
「やっぱり太陽が当っていないと顔が暗くなってしまいますからね」
おかげで綺麗な写真が撮れました。
ところでこの時の和服ですが、戸松は9月のドールショウで購入した大野屋さんの中振袖です。
初公開ですよ。
この着物はお端折しなければならないので、着付けが大変でした。
取り敢えず安全ピンでお端折しています。
DDSにはかなり裾が長いですよ。
で、茗子さんのはリトルワンダーワードローブの乙女着物羽織セットです。
これはあらかじめお端折して縫いつけてあるので着せるのが楽ちんでした。
白い着物は大人っぽくて茗子さんにはお似合いですね。
羽織はちと派手ですけどね。
「旅行前にわざわざ購入してくれて感謝しているわ。ありがとうね」
「私も綺麗な和服でうれしいです。ありがとうございます」
「なんのなんの。美学の為なら出費は惜しまぬ余です。次の痛撮はドルパで散財した衣装で逝かせて頂きますよ!」
先程の東堀を土塁の上から見下ろす。
ちょっと足が竦みそうになるぐらいに高いです。
思わず茗子さんが木の陰に隠れてしまうぐらいに迫力ありますよ。
「わ、私はリョウセイと違って高い処は苦手なのよ!」
「余はナントかですので、高い処はダイスキなんです・・・・・って、あれ?!」
これ撮影しようとしたら、向こうから犬の散歩に来た人が接近中!!
なので急いで撮影して速やかに収納したぜ。
電光石火の早業だ!
「・・・・流石はスピーディーわんだーの申し子ね」
「スピーディー、ちゃうねんッ!!」
八幡山を降りてきたら、青橋の交差点でなんか事故っていた。
事故を尻目に小田原城址公園をめざす。
二年と数ヶ月ぶりの小田原城趾公園です。
ここから入ると天守閣ってか本丸がすぐ近くですね。
楽でいいんですけど、近すぎると有り難みがないと思うのは贅沢か?
松本逝った時に見た青柳城みたいに苦労した辿り着いた結果で到着する本丸の方が有り難みがあるような気がする。
「私は苦労せずに、まどかとまったりしたいわ。もう何度もやり直すのは疲れるわ」
「何度でもやり直せれば、茗子さんとの初体験を何ででも繰り返せるのか・・・・いいなぁ」
「あ、あんたってば、ナニを言い出すのかしらっ?!」
前に来た時、本多はおにぎり号を駐車した駐車場が発掘調査中でした。
もしかして御用米曲輪の復元作業中か?
次に来る時が楽しみな小田原城です。
やって来ました小田原城本丸です。
流石に天守閣のすぐ近くでは、呑んだくれているおっちゃん達がいるので撮影出来ませんでした。
なので少し離れた場所からの痛撮です。
「それでも、こんな人が多い本丸で、よくヤルわねぇ〜」
「天守閣の白漆喰に栄える白い和服美人!これが撮影したくて小田原城に来たのですからね」
「恩を着せるつもりなの?」
「茗子さんと小田原城を撮影する為に来たのですよ。これで撮れなきゃ悔いが残る」
「・・・仕方がないわね。あんたに付き合ってあげるわよ」
「なんだかんだと言っても余に合わせてくれる茗子さん。可愛い人だなぁ〜」
「お、お世辞なんか言っても、ナンにも出ないからねっ!」
「ふふふ・・・帰ったら、イヤという程、出させてあげますよ・・・・楽しみにしていてくださいね」
「うう・・・リョウセイのHENTAI!!」
「HENTAI・・・・・最高の誉め言葉だなっ!!」
この天守閣ですが、当然戦国北条氏時代のものではありません。
江戸時代の大久保か稲葉の頃の天守を模したものであろう。
その為か、天守閣だけ立派すぎてちょっと雰囲気あっていない様な気がする。
この天守台は見ただけで昇る気が失せるぜ(w
嘗て小田原城本丸には、全国のお城で唯一象さんが飼育されていました。
ウメコです。
余も何度か見た事があります市民のアイドルでした。
しかし二年前に亡くなってしまいました。
今回、本丸に来たら象舎があった場所は更地になっていましたよ。もう面影は皆無。
確か常盤木門の前にあったんだが・・・・・
「象さん、痕跡すらないなんて・・・・」
急な石段にもめげずに今回は久しぶりに天守閣に昇ってきましたよ。
昇るのは何年ぶりだろ?もしかして十年以上前かも知れない。
ちなみにここもフリーパスの割引で50円引きでした。
「良かったですね」
「うむ、少しでも安くなると嬉しいな」
ところで館内は撮影禁止です。
なのでここでは最上階の展望階で痛撮してきました。
平日でもそこそこ人がいますので、僅かな瞬間を狙って茗子さんで実施しました。
「もういいの。今更、何も言わないわ」
「覚悟はよろしい様で。では撮影させて頂きます」
いやぁ〜、ほんとにいい天気です。
おかげで暖かいってかちょっと暑い。コートが重いです。
茗子さんの右に見える手前の山が、猿が石垣山城を造った山です。
今回寄りたかったですが、移動手段の都合でパス。
前に逝った時は寂しい石垣だけだったのですが、ずいぶん観光地化されたとの事。
なのでまた逝ってみたかったですね。
「さっきはあそこで天守閣を見上げたのね」
「うむ、こうして見ても素晴らしい空間だ」
茗子さんの右側に見える平らな空間が八幡山古郭東曲輪歴史公園ですよ。
確かにここの高層マンションが出来てしまったら、天守閣からの光景が残念なものになったであろう。
小田原市民のみなさん、よくがんばって偉い。ありがとう。
「折角の良い眺めなんだから、戸松と一緒に眺めたかったわ・・・」
「うう、流石にここで戸松も出すのはデンジャー過ぎるよ!ごめんな戸松っ!!」
八幡山古郭東曲輪歴史公園のアップ。
戦国北条氏時代はこの八幡山全体が城郭だったそうです。
今では御覧の通りに家がいっぱい。後は学校もあります。
いずれは八幡山も公園として整備されるとものスゲー城跡公園になる事でしょう。
そうならないかなぁ。小田原城ファンの勝手な妄想です。
久しぶりに来た小田原城ですが、やっぱ北条の城はいいなぁ!
小田原評定の悪いイメージで猿に負けて関八州独立の夢破れて滅亡した北条氏ですが、
信長の野望のお陰で北条はダイスキなんですよねぇ。
ちなみにマイブームは北条氏照。奥州様とか源三って呼んでね。
それでは今宵はこれまでにいたしとうございます。
それじゃ股ドール!!