こんばんわ、リョウセイです。
今回は少しまじめな話です。
さて、本日12月9日は何の日かというと、日本海軍で最後の海軍大将となった井上成美の誕生日です。
まずは余が井上成美を知ったのは、知り合いに勧められて読んだ阿川弘之の井上成美を読んでからです。
真ん中がそれです。
それからあれこれと井上成美に関する本を買い漁りました。
一時、井上成美ブームなるものもあった様な気がします。
井上成美は当時の軍人としては珍しく、日独伊三国同盟に反対したり、
日米開戦にも反対したり、
終戦工作に邁進したりと、およそ我々が想像する帝国軍人らしくない人です。
ドラマでは、日本海軍最後の大将となっていますが、
実は井上成美と一緒に塚原二四三という人も一緒に大将になっているのです。
ですから最後の海軍大将の一人というのが正確でしょう。
余が井上成美の存在を知ってからすぐに、日本テレビで井上成美の2時間ドラマが放送されました。
あの映画「連合艦隊」や「太平洋の翼」の監督をした松林宗恵が監修してます。
当時ビデオで録画したのですが、放送されたのは夏だった為に電波状態がすごく悪かったので酷い画像です。
主人公の井上成美は老後と壮年期とで二役でして、ヤング成美はもっこり中井喜一さんが演じられました。
戦後は小林圭樹さんでした。
ちなみに奥さんの喜久代は鈴木京香です。
これはお見合いの後の散歩シーンで、ロケ地は多分東京の根津神社だと思う。
ドラマでの米内光政との初対面シーン。
米内さんは村井国夫。
この米内さんはけっこう合っていたと思う。
あと山本五十六役の人もガキ大将っぽくてよかったです。
海軍次官の時の井上成美。
ヒゲがあって、すんごくかっこいいです。
中井喜一と言えば松田聖子の相手役でデビューだったと思いますが、
余的にはやっぱりNHK大河の武田信玄ですな。
「おここ!」でガッツポーズが印象に残っています。
そして、井上成美で忘れてはいけない小説で、林穣治の架空戦記に覇龍の戦録がありますね。
これの井上成美は極悪非道で最高に面白いです。
未読の人は是非に読んで下さい。永野修身や辻政信との絡みが笑えますよ。
今日は比較的まともな内容でしたよね?
では。