こんばんわ、貴女のリョウセイです。
月曜からアメ~
と言うか坂東も梅雨入りしちゃいましたね。
今週はあんまり天気が良くない。
外の仕事があるのに~
今日はこれからザブングルを見るよっ!
リアルで見たのは厨房の時だったよなぁ~
愛刀紫曼荼羅透清(むらさきまんだらすけきよ)を構えるタマ姉しっくす。
狙うのはリョウセイのアレ。
「今度こそその見境のないモノを斬ってあげるわ」
「まだ狙ってるのかっ?!」
「私だけのモノにならないのなら斬ってしまいましょう」
「お嫁サンバだって歌ってるヂャないか!ひとりのモノにならないでぇ~って!!」
ギラリと光る紫曼荼羅透清の刃。
その輝きは見る者の心を凍らせる。
「解ってるわ。だからは私はひとりのモノにならないわよ」
「タマ姉しっくすは余ダケのモノになっていいんヂャ!!」
「それは不公平よ」
「オヂサンと一緒してるタマ姉しっくすナンて見たくないっ!!」
「それこそ不公平でしょ」
切っ先がリョウセイに剥けられる。
「ふふ、剥けられるのね」
「いや、もう剥けてるからっ!!」
「ついでに斬ってあげるわよ」
「だからナニを?!」
「観念して大人になりなさい」
「余は永遠の17歳になりたひっ!!」
静かに刀を構えるタマ姉しっくす。
その眼差しはリョウセイを捉えて離さない。
「どうしてこんな事になってしまったのかしらね」
「どうしてって思うんだったら斬るのをやめようよ?」
「私だってリョウセイを斬りたくないわ。でもこれは宿命なのよ」
「ナニが宿命なのさぁ?!」
「私を裏切り続けるリョウセイの宿命」
「余とタマ姉しっくすは似た者同士だよっ!!」
「だからこそ斬らなくてはいけない」
ゆっくりと紫曼荼羅透清が振られる。
リョウセイの目はその切っ先に魅入られていた。
目を逸らせば死を意味する。
「こ、この構えは?!」
「ふふ、私の奥義を見せてあげるわ」
紫曼荼羅透清は止まる事無く動き続ける。
「ねえ、もしかして刀の柄が股間に当たってない?」
「うるさいわよ、気が散るわ」
「刀の柄を使って072したら気持ちイイかな?」
「黙ってなさい」
真下から振り上げられる刀身が揺らめく。
タマ姉しっくすの身体は微動だにせず。
だがその身体からは凄まじいほどの殺気が放たれている。
「こ、これがタマ姉しっくすの殺気・・・・・ホントに斬るつもりヂャ」
「さあリョウセイ、これからが本当の奥義よ。躱せるかしら?」
「躱せてみせる!イキてタマ姉しっくすと添い遂げるんヂャ!!」
「いくわよリョウセイ」
真上に振り上げられた刀身に月の光が当たって輝く。
その眩しさにリョウセイの目が眩んだ。
「うっ、眩し・・・・・」
「喰らいなさいリョウセイ!奥義円月殺法!!」
「ナヌ?!円月殺法だってぇ!!」
振り降ろされる刀身をリョウセイは躱す事が出来なかった。
「うぎゃぁ!!」
「ふふ、つまらぬモノを斬ってしまったわ」
「ら、来週を覚えてろよ~」
「悪は滅んだわ」
「痛いヂャないかタマ姉しっくす!!」
「あら、生きてたのね」
「もうちょっとでおムコにイケなくなっちゃうトコロだったよ」
「最後の最後で手加減しちゃうなんて私もまだ未熟ね」
「身体は十分に成熟してるけどね」
「ふふ、そうかしら?」
「未成熟かどうか今夜確かめてあげるよ」
「遠慮しておくわ。それはオジサンに頼むから」
「ドウしてそうなるのよ~」
「解らないの?リョウセイにヤキモチ妬かせる為に決まってるわよ♡」
今宵はここまでに致しとうございまする。
股ドール!!
「永遠に私を追いかけさせてあげるのよ」