ヤリたかった征途ネタ

こんばんわ、貴女のリョウセイです。






戦後72年。
もはや太平洋戦争は歴史となってしまいました。
いずれは源平合戦応仁の乱と変わらない過去として認識される時代が来るのでしょうね。

今をサル事二十数年前ですが、仮想戦記ブームがあったんですよ。
余もハマッた一人でした。
そんなヤングな時、ある本屋でそれを見つけたんです。
「ん〜、それが佐藤御大が書いた征途だったのね」
タマ姉ふぉうが産まれる十云年前の事ですが?」
「も〜、それは兎も角、征途の内容は衝撃的だったのよね」
所謂たらればの仮想戦記。あの時こうすれば、こうしていればを想定した小説です。
この征途レイテ沖海戦戦艦大和を中心にした栗田艦隊が引き返さずにレイテに突入していたらどうなったかを想定して書かれています。
それは今までの仮想戦記でも良くある題材でした。

ですが衝撃的だったのは、栗田艦隊がレイテに突入した結果、日本の戦後が変わっている所でしたよ。
征途二巻では太平洋戦争を逝き残った戦艦大和を通して戦後の日本が書かれています。
「ん〜、朝鮮戦争と同時に北海道でも戦争になるのよね」
「分断された日本ナンて想像もしなかったよ」
「ん〜、そしてベトナム戦争にも大和は・・・・・」

そうして海上自衛隊の超大型護衛艦となったやまとは湾岸戦争にも!!
「このイージス艦になったやまとを見た時の驚きは表現出来ない!!」
「ん〜、私の胸がフェイズドアレイレーダーになったら驚く?」
「それはもはやタマ姉ふぉうヂャなくてタマ姉3だよ!!」
「も〜、でもこのお話は戦後五十年で終わるのよね」
「今の日本を思うと、この世界の方がマシかも?」

もはや作者も表紙を描いた方も亡くなってしまいました。
悲しい事です。

二十数年前はドーラ―ヂャなかった余です。
あの頃は立派なモデラーでした(笑
そしてある時、ワンフェスで見つけたのがイージスやまとのガレージキットでしたよ!!
まさかこんなモノがあるとはまさに仮想戦記!!
「ん〜、あの頃のリョウセイちゃんはガレージキットを最後まで作る情熱があったのね」
「今じゃ想定外ヂャ!!」
「ん〜、今だとその情熱はもっぱら他の事に」
「今はタマ姉ふぉうと赤ちゃんを作る事しか興味ナッシング!!」
「も〜、だから夜戦主義なのね」

タマ姉ふぉうも夜戦は好きだよね?」
「も〜、バカなんだから」
「バカでも井伊。ふとましく逝きて欲しい。丸ダイ公たろう」
「ん〜、でもリョウセイちゃんはポークビッツなのよね?」
「その設定は忘れて」


久しぶりに読み返したら泣けるよ。
やっぱ征途はイイですね〜

今宵はここまでに致しとう御座いまする。
股ドール!!





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