いいんちょと巡る武田勝頼の栄光と挫折その1 崩壊への序章

こんばんわ、貴方のリョウセイです。



今回は、前々から思っていた武田勝頼さまの戦跡を辿る企画です。
ほんとは去年の秋頃に逝きたかったのですが結局春になってシマいました。

世間はエイプリルフール!
しかしそんな事は微塵も思い出さなかった余は、早朝に都内を抜けると初体験な新東名を走ってきました。
ナビの地図が古いので本多はおにぎり号はナニもない山の中をひた走る!
だが道もない山の中にパーキングのPだけは存在するんですね。

清水PAだったかな?
なんかバイクが飾ってあったので見たら「ばくおん」痛車だったよっ!
なんかもう市民権を得たって感じですね?
どっちかって言うと痛車よりも、これを撮影する方が痛いです。
「背中が・・・・・・・・」

そんな訳で新東名を走る事4時間ぐらいか?
浜松いなさで高速を降りた後は、さらに山の中を走るとそこはもう愛知県でした。
で、到達したのは三河の国にある長篠城です。
そう、そうなんですよ。
武田勝頼さま率いる武田軍が、長篠の合戦の前に攻めた長篠城ですよ!
「そんな訳でいいんちょと初城攻めだっ!!」
「なんて私はこんな格好なのよっ?!」

城攻めの前に長篠城址史跡保存館に入って来ました。
鎧とか鉄砲とかが飾ってありましたよ。

二の丸にある保存館を後に、早速本丸を攻めます。
土橋の両側は空堀になっています。
平日ですが天気がよいのでちらほら人がいましたね。

本丸から豊川を挟んだ西側の対岸にあの鳥居強右衛門が磔になった場所があるらしいです。
見たところガサ藪っぽいので逝かなかったけどね。

長篠城本丸です。
タンポポがキレイです。
本丸はあんまり広くはないですかな?
まあ野球ぐらいは出来そうですが。
今回の旅行では西に逝くので桜はもう終わりかなっと思ったのですが、長篠城では桜がきれいに咲いていました。

本丸の東にある土塁上から空堀を見た所です。
そんな訳で今回の犠牲者、もといデート相手はツンデレお姉さんではなくて、しっかり者のいいんちょ茗子さんです。
「でも宮野くん。どうして私はほむらちゃんの格好なのかしら?」
「いや、ほむほむの衣装だけ、野外プレイをした事がなかった。だから選んだ」
「ほむらちゃんだから私もおさげなの?」
「いつものツンデレ茗子さんもごちそうだが、今回は想定外のいいんちょで攻めてみた」
「イメージチェンジのつもりなの?」
「クラスメイトで旅行も悪くない」

「今日の私は宮野くんのクラスメイトなのね?でも、どうしてこんな不良の宮野くんとなんて・・・・」
「不良といいんちょの組み合わせは昔から黄金パターンだ。まじめな娘ほど、不良に憧れる」
「昔の不良は一途だったからだわ」
そんな訳で(笑い)いいんちょ長篠城祉石碑前に起つ!!
「俺もいいんちょで起った」
「もうっ!馬鹿・・・・・・」

いいんちょと桜たん。
いいんちょ、きれいだ・・・・・」
「真顔で言われると恥ずかしいわよ」
「こんな時、どんな顔をすればいいのか解らない」
「笑えばいいと思うわ」
「こうか?」
「ぷっ・・・・・」
「笑うなよ」

本丸にあった謎の柵?
ちょっとしたら貸し切りになったので恥ずかしい撮影を開始する。
「まさか宮野くんと花見するなんてね」
「俺もだ。桜もきれいだが、俺にはいいんちょの方がきれいに見える」
「もう・・・・その顔のどこからそんなセリフだ出てくるのよ・・・・」
「口からだ」
「馬鹿・・・・・・」

長篠城から西に離れた場所に武田四天王の馬場美濃守信房のお墓がありましたんで逝ってみた。
民家の間を通って畑に出たら木が生えている場所があった。
そこが馬場のお墓でした。アポー!
馬場美濃守と言ったら馬出と三日月堀で有名な城造りの名人ですよね。
この人が関わったお城はどこもみな素晴らしい!!
長篠合戦で勝頼さまを逃がす為に殿になって討ち死にしてしまった。
合掌。

馬場のお墓前でもいいんちょです。
いいんちょの黒スト。キレイだ・・・・・」
「ちょっと、宮野くん?!」
「馬出する」
「真顔で下品な冗談はやめてよね」

長篠城の西、設楽原が長篠合戦が行われた場所です。
今だと設楽原合戦と呼ばれているみたいです。
設楽原歴史資料館に逝ったら織田徳川連合軍が使った馬防柵が再現されていましたよ。
「これで宮野くんの馬も防げるかしら?」
「俺の馬はガンダム並に凶暴だ」

資料館の屋上からは古戦場が一望です。
手前の森が武田軍陣地で、向かい側が織田軍陣地です。左端に信長の本陣があったらしい。
で、間の平地が激戦空間。
織田陣地側に馬防柵が再現されていますが見えますか?
なんか思ってたよりも近い感じです。

ここでも桜が満開でしたよ!
資料館の周りに咲く桜がすげーきれいでしたよ。
屋上から見下ろす桜も素敵です。
「ローアングルで攻められない」
「宮野くんもなのっ?!」

資料館には長篠合戦なので鉄砲がいっぱいですね。
こんな事ならマミさんでティロ・フィナーレすればよかった。
「宮野くんは私のほむらちゃんでは不服だったの・・・?」
「マミさんの巨砲も捨てがたい・・・・・しかし今日はほむほむでって決めていた。俺はいいんちょがいい」
「そう、なんだ・・・・・ほっ・・・・・」

資料館近くにあった信玄塚。
戦死者を埋葬した塚だが、何故か信玄?
しかもほんとの信玄塚はこの標柱の後方にあったよ!!
「それじゃ、この松が生えているのは信玄塚ではないのね?」
「俺もそう思った」

これまた近くの畑の中に、原隼人佐昌胤のお墓もありました。
武田陣地側にお墓があるから、無謀な突撃をして亡くなられた訳ではないんですよね。

さらにその先に逝くと斜面に山縣三郎兵衛昌景のお墓もあったよ。
大河武田信玄だとウルトラマン太郎ですね?
太郎には勝頼さまの為にも生きて欲しかった。

信玄塚はこっちでした。
「でもこれ犬塚ってなっているわよ?」
「うむ、紛らわしい」
「犬塚って言ったら八犬伝の信乃さまが素敵だわ」
「俺に似て美少年だったな」
「自分で言うかしら、普通?」
「俺がマンダムだ」

さて、資料館の桜がキレイなので、いいんちょとカラませてきましたよ。
そしたらいいんちょがちょ〜可愛いっ!
いいんちょ・・・・」
「なによ、あんまりジロジロ見ないで・・・・・恥ずかしいわよ」

「あのいいんちょと違って、胸ないな」
「し、失礼よ宮野くんはっ!!」
「だが、そんないいんちょがイイんだ・・・・」
「なんか複雑だわ」

いいんちょ・・・・シダレ桜に劣らぬ美しさだ」
「頭大丈夫?」
「今はいいんちょのおかげで俺の頭は春だ」
「・・・・・・・」
「タイが曲がっていても、キレイだ」
「これは気付かなかったのよっ!!」

馬防柵も見てきましたよ。
実はこの馬防柵を見るのは二度目なんです。
前に来た時はここだけ見たんですね。
あの地下鉄サリン事件があった日です。
ここには土屋昌次のお墓がありました。

馬防柵といいんちょ。
柵は結構高いですね。
しかしこんな柵でほんとにあの地上最強の武田騎馬軍団を防げたんでしょうか?
ほんとはもっと塹壕みたいな陣地だったのではないか?
「これぐらいじゃ宮野くんの突撃は防げないわね」
「今宵いいんちょに突撃だ」

馬防柵から見た武田勝頼本陣。
あの白い建物の裏山辺りが本陣だったらしい。
「こんな近かったのに、落とせなかったのね?」
「俺もいいんちょのこんなに近くにいたのに、落とせたのは最近・・・・」
「だ、誰が宮野くんなんかに落とされたですって?!」
いいんちょは俺がキライなのか?」
「ううっ・・・・真顔で訊かれると・・・・・・」
「答えられないのか?」
「答えは・・・・・・・Webでっ!!」
「ウェブなのか・・・・・」

対岸にある武田勝頼観戦地にも逝ってきましたよ。
これまた人んちの畑を抜けて林の中へ。
数分歩くと小高い場所に小さな社と看板がありましたよ。
「ここで勝頼さまが戦いの様子を見守ったのね」
いいんちょにも俺の戦い様を見ていて欲しい。これからずっと」
「それってもしかしてプロポーズなのかしら?」
「好きだいいんちょ
「宮野くん・・・・・って、ナニもこんなトコロでなんかっ?!」
「もよおしてきたら場所を選ばず」

「逝けーーーーーッ!最強武田騎馬軍団!!信長を倒せっ!!!」
「無視・・・なのか?!」
「今は戦いの行く末を見届けるのが先決だわっ!その為に武田神社で買った軍配だって持ってきたんだから」
「これじゃ木がジャマで戦場が見えない・・・・・」

そんな訳で武田家崩壊の序曲となった長篠合戦場です。
この長篠合戦で敗北した事が武田勝頼さまの挫折ですね。
いろいろと思う事はありますが、その時の判断はその場にいた人でないと解りませんからね。
でも、ここでぼろ負けしなければ、武田家は存続出来たでしょうか?
「歴史にIFは禁物よ」
「もしも、俺がいいんちょと出会わなかったら」
「私は至極まっとうな人生を歩んでたと思うわ」
「酷いな、いいんちょ
「うふふ、嘘よ宮野くん。怒った?」
「怒るよりも今はいいんちょと出会えた事をよかったと言える」
「宮野くんって、まじめな顔して冗談が上手なんだから・・・・・」
「俺はいつでも本気汁だ」
「唐突にお下劣になるのだけはヤメテ」
「すまん・・・・・」




そんな訳で始まったいいんちょと巡る武田勝頼さまツアーです。
でもいきなり挫折編から(w
しかし花見が間に合ってよかったです。
桜も素敵ですが、ほむほむいいんちょ茗子さんがとってもキレイですっ!!
では今宵はここまで。
股ドール!!


「ほむほむいいんちょ!俺がキュウリだっ!!」
「意味不明よっ?!」
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