こんばんわ、貴方のリョウセイです。
ほぼ3年ぶりの平泉ですが、今回は世界文化遺産に認定されてから初めての訪問です。
なのでいろいろ想定外の出来事が起こったのでした。
いつもだと最初に寄るのは毛越寺です。
ですがそこは世界文化遺産。
平日だというのにこの人出ですよ。
マジ、これだけ混む毛越寺を見るのはファンタジーだっ!
駐車場には観光バスが何台も停まっていたよ。
だから混んでる毛越寺を後回しにして、空いていた観自在王院を先に逝ったのでした。
境内にはあちこちに参拝客がいましたよ。
流石は世界遺産だなぁ〜
これじゃ痛撮出来るかどうか?かなり不安だぜ。
3年ぶりに見る毛越寺の大泉ヶ池です。
余的にここがベストオブナンバーワン庭園ですね。
何度来ても素晴らしい!とれびあ〜ん!!
ですが池中立石は去年の大震災で傾いたので、修復中でした。
早く元通りになるといいですね。
いやはや、ほんとに惚れ惚れする程に美しい。
これほどまでに美しい庭園なんだから、もっと早くに世界遺産になってもおかしくない。
やはり利権が絡むと揉めるんでしょうね。
庭園は、ただ美しければそれでいいのに。
初めは人が途切れるのを待っていたんですが、次第にガマン出来なくなって露出プレイを決行したぜっ!!
「ああ、背中に感じる冷たい視線・・・・」
「無理しちゃって・・・バカなんだから」
「だって折角の毛越寺の庭園に来たんだよっ?!ここで痛撮しなきゃ来た意味ナイじゃん!!」
「だったら、目立たない端ですればいいのに」
「そうかっ!ワザワザ正面の目立つ場所でやらなきゃよかったんだっ!!」
でも太陽の向きでこっち側からじゃないと顔に日が当らないんだよね。
人間とは環境に適応する能力を持っています。
なので露出プレイをしていると、次第に人の視線が気にならなくなる?
「それはもう、やけっぱちって事よ」
「平泉に来たみなさんに、余の美しいみゆきさんを見てもらうんだっ!!」
「それは開き直りよ」
「庭園は美しければそれでいい・・・・・・」
「それは現実逃避ね」
それは兎も角、この石畳の荒磯が整然としていてイイですよ。
大泉ヶ池の周囲は遊歩道になっています。
嘗ては伽藍の回廊があったんですね。
この辺りに経楼があったらしい。
「戦火に焼かれて今は夢の跡なのね」
「この、何もナイ。平らなのがこれまた素晴らしいんだよ」
「私の胸を見ながら、意味深に言わないでよね」
「みゆきさんの大きな胸は例外だよ。もしも胸が平らだったら、それはもうみゆきさんじゃない」
「あの松の木がある場所に鐘楼があったのね」
「乾いてショウロウ・・・・・・」
「リョウセイ、貴方のギャグは平泉に相応しくないわね」
「そ、それはドウいう意味で?」
「大阪に逝けばいいと思うわ」
「ナゼ?!」
「リョウセイのくだらないギャグはもう結構だわ。私は一人静かに最高の庭園を眺めるわ」
「最高の庭園に、最高の女。素晴らしい!ビューティフォーだよ!!」
「お願いだから、暫く黙っていなさい」
「しょぼーん」
大泉ヶ池の中島は何もないです。
昔は橋が架かっていたんでしょうね。
この、敢えて何もなくしたのも素晴らしいですよ。
是が非にでも、あの中島に戸松と上陸作戦を決行したいですね。
金堂跡の脇にある遣水です。
ここにはきれいな紅葉が赤くなっていましたね。
手前にトンボがいたのでイイ感じに撮れましたが、背広のおっちゃん達はイラナイです。
いつの日か、この遣水で平安衣装を着せたお人形を並べて曲水の宴をしてみたいなぁ〜
あまりにも紅葉が素晴らしかったので、ここで人目を気にせずにみゆきさんを出す!
「もう一人じゃないから怖くない!!」
「・・・・・・ここは一人の方がよかったんじゃないの」
「あはは、後ろにいるのはただのカボチャだよ!そう思えば怖くない!!」
「カボチャの視線が私に集中している様な・・・・」
「和服だと、なんか恥ずかしくない様な気がするからいいや」
「間違っても芳野城での澪さんみたいな格好じゃ恥ずかしいわよね」
「澪さんは恥ずかしかったのか?!」
ちなみに毛越寺でのベストショットはこれですかな?
座っている看板が映っていなければ、もっとよかったなぁ〜
遣水の池側。
芝生がとってもきれいですね。
それにしても大野屋さんの着物は美しい庭園に合いますねぇ〜
里のお庭もとっても素晴らしかったです。
今頃は紅葉が始まっているんでしょうね?里の紅葉も素晴らしいでしょうねぇ〜。見たいなぁ〜
「前は桜だったけど、紅葉も見たいわね。また連れて行ってくれないかしら?」
「みゆきさんを連れて逝きたいけど、いつになるかなぁ〜」
「なにそれ?もしかして次は違う子と逝くつもりなのね?」
「ぎくっ!いや、そんな事は・・・・」
伊達家のエロい人が江戸時代に建てた常行堂。
ここも紅葉が真っ赤で見頃でした。
毛越寺は桜が少ないので春よりも秋の方が楽しめるかも?
秋は物悲しくなりますが、赤く染まる山々はとてもきれいですよね。
「みゆきさん、この赤いのは・・・・・・・みゆきさんは初めて(ファンタジー)だったんですね」
「その赤じゃないでしょ」
なんか凝ったアングルにチャレンジしてみました。
「うむ、なんか芸術的だな」
「旅行のパンフに使えそうね」
「余だってヤレば出来るんですよ」
「この紅葉の中に私が映れば、もっとよかったのにね」
それほどまでに素敵な紅葉でした。
この池に延びる州浜が素晴らしいのですよ。
思わずみゆきさんを立たせたくなりますね。いつの日かチャレンジしたいなぁ〜
「州浜に立たなくったって、素晴らしさは伝わると思うわよ」
「うむ、余はみゆきさんで起った!州浜素晴らしい!!」
「実は州浜で起ったのかも・・・・・流石はHENTAI宮将軍さまね」
「アムステルダムの運河かよっ?!」(byノルウェーの森)
「そんな訳で思わずハァハァしちゃう州浜でした」
「ハァハァはしないけど、思わずため息が出ちゃうお庭だったわね」
「まったくです。ここはいつ来ても心洗われます」
「腐りきった汚れた魂も浄化されるのね?」
「思わず、新しい娘をお迎えしたくなります」
「心が浄化されて、新しい恋に逝きようとしているわ・・・・もしかして来月のドルパで・・・・」
「青子!私、気に成増!!」
毛越寺を見ていたらお昼を過ぎてしまいました。
なのでお昼は駅前にあるお蕎麦やさんに入りましたよ。
ここは割子のスゲー蕎麦が売りですが、この時間に割子を十何個も喰ったら晩飯入らなくなるので山菜蕎麦を頼みました。
勿論、ここでもノンアルコールビールで乾杯しちゃいましたよ!
蕎麦とビールってなにげにすげー合うんですよね。
でも、叶う事なら生ビールで蕎麦喰いたいです。
蕎麦喰った後は、柳之御所史跡公園に来ました。
3年前はまだ整備中だった所です。
ここは奥州藤原氏が政治を行った場所で、館跡が発掘調査されていました。
これは南側に復元された堀の跡。
当時は水堀だったのかな?
「うふふ、こんなのを見るとリョウセイが好きな城跡みたいよね」
「うん、きれいに復元されてるね。空堀を見るとワクワクしちゃうな」
「そんな事言いながら、なんか別の事を考えているんでしょ?」
「うん、今夜はみゆきさんの空堀をどうやって攻めようかなぁ〜って」
「ばかね、気持ちよくなると水堀になっちゃうのよ」
「水攻めかっ?!それも楽しそうだな」
てな訳で、こっちが整備された柳之御所跡です。
国分寺とかでよくあるみたいに建物跡に柱の位置が再現されていました。
ちなみに奥州市にあるえさし藤原の郷には寝殿造りの柳之御所が再建されていますよ。
今度は藤原の郷で痛撮したいですね。
付属建物跡の柱から。
ここはほとんど貸し切りだったのでかなり好き勝手出来てよかったですね。
ちなみにここだけ世界遺産からハズされているんですよね。
「仕方がないわよね。どう見ても、よくある国分寺跡みたいですものね」
「どうせ世界遺産じゃないんだから、建物を復元すれば楽しいのにね」
「バブルが続いていれば出来たかもね」
「続いていれば佐倉城や江戸城も天守が建ったかもな」
「発掘された池もイイですが、視線は自然と分かれた裾の中へ・・・・」
「ふふ、どこを見ているのかしら・・・・?」
「つわものどもが夢の跡・・・・かな?」
「夢の跡は、後ろに見えるあの小山でしょ?」
「そうでゲソ!向こうに見えるのが源義経最期の地、高舘だっ!!」
「結論から言うと、今回はイカなかったのよね」
「すまん判官どの!ほんとは判官どのとみゆきさんのツーショットを撮りたかったんだよっ!!」
「逝っても人がいたら私を出せなかったに違いないわ」
「だよね。今度はシーズンオフに来よう」
見れば解ると思うが、井戸です。
木枠が再現されていますが、中に穴はありませんでした。なので後ろに落ちても安心です。
「きっとさーりゃんだったら落ちていただろうね」
「あら、私だって落とされた事あるんだから気を付けて欲しいわ」
「もう二度とあのような怖い目に遭わせないと誓うよっ!!」
「それじゃ夜になるとケダモノになるリョウセイが怖いから、襲うのやめてくれるのかしら?」
「うう、怖いのは丸飲みするみゆきさんの方だよ・・・・」
別方向から見た池。
もう何年か経つといい味が出てくると思うな。
「出来れば桜の木があるといいかしら?」
「そしたらいい花見が出来るね。きっと素晴らしい池になると思う」
「そうよね。楽しいでしょうね」
さっきまでいい天気だったのに、雲が出てきましたよ。
傘を持っていないんでやばそうなんでそろそろ撤退ですかな。
最後は柳之御所の中心的建物跡から。
ここに豪勢な寝殿があったんでしょうね。
是非、再建してくれないかしらね?
どうせ世界遺産じゃないんだから、奥州藤原氏テーマパーク柳之御所にしようよっ!ねっ!!
「人にとやかく言うよりも、リョウセイこそテーマパーク征西府を造るんでしょ?」
「ドルフィーでないドリームですね。造りたいなぁ・・・」
「二条院もいいわよね。その為にはお仕事がんばらないとね」
「ああ、仕事の話しをされると悲しくなっちゃうよ・・・・・宝くじアタラネェかなぁ〜」
「思いっきり他力本願ね・・・・・・リョウセイらしいわ」
「余はくじ運ナイからなぁ!!」
「あら、ナイのが好きなんだからいいんじゃナイの」
「棘のある言い方だなぁ・・・・」
こんな感じで毛越寺は何度来ても素晴らしいですね。
てか平泉は楽しいです。
取り敢えず平泉はまだ続きますね。
でも今宵はこれまでです。
それじゃ股ドール!!
「他人の視線なんか気にしている余裕なんかないっ!」
「だからそれはやけっぱちの開き直りの現実逃避だって・・・・」