戸松、南へ! 要塞攻略戦!!

こんばんわ、貴方のリョウセイです。

館山市を後に北上して再び南房総市に入りました。
嘗ての富浦町ですね。

今回の合宿でのメインイベントが南房総市にある大房岬に逝く事でした。

大房岬は全体が公園となっています。
駐車場から歩いていくと真ん中辺に展望塔がありましたんで登ってきましたよ。
まあ、なんとかと煙ってヤツですよね。
テッペンは見晴らしはよいのですが、この天気なので良く見えません。
もう、海だか雲なんだか解らないですね。
「今度は青空の下で眺めたいです」
「余は戸松のを眺めたいです」
「まだ言うか!この馬鹿ちんめっ!!」

展望塔の近くに半地下式の弾薬庫跡がありました。
実はここ大房岬は旧軍時代の要塞があったんですよ。
なので今でも要塞の痕跡があちこちに残っているんです。
なので来たかったんですよ。
この半地下式の通路の横にちょっとした部屋があります。
これが弾薬庫だったらしいが、今は何もない空間で床に水が溜っていました。

半地下通路を抜けると円形の花壇がありました。
これが巡洋戦艦鞍馬の20センチ連装副砲塔を設置した砲台跡なのである!
もう、言葉が出ないほどのリサイクル振りであるよ!!

「今度はお花が咲いている季節に来ましょうね」
「余は花よりダンゴの方だよっ!」

花壇となった砲台跡から北に逝くと、コンクリのカマボコみたいな構造物がありました。
実はこれも弾薬庫でして、土砂がなくなって露出しているんですね。
中はやっぱりナニもない部屋でして、水が溜っていましたよ。

インフォメーションセンターで貰ったマップだと、この辺は要塞跡地となっています。
いやまあ、こんな立派なのがしっかり残っているとは驚きですよ。
要塞だけあってがっちり造ってあるので、今でも頑丈そうです。
「この通り、戸松が乗っても壊れません・・・・って、私、そんなに重くなんかないですよぉ!!」
「今の戸松は生まれ変わった不死身のおにゃのこだっ!通常のDDSの三倍はヘビーだぜッ!!」
「ががーん!戸松ショーック!!」

要塞跡地の西側にある第1展望台です。
この辺にもう一基の砲台があったそうです。
ここは海に面した高台なので見晴らしいいのですが、どんよりした空なので御覧の通りです。
下は東京湾ですが、空との境界線が分かりずらいですね。
「それよりも今回の戸松はサービスがないじゃなイカ?」
「ジャージにロングスカート、このコーデでサービスなんか出来ませんよ」
「ウカツ!」

南西に逝くと、もう一方の要塞跡地があります。
こちらもまずは半地下式の通路がお出迎えしてくれました。
こちらはちょっと縦長の入り口です。

通路を抜けるとそこには掩体所なる構造物がありましたよ!
これまたコンクリでがっちり造られた建物です。
「ちょっと無骨でお化けでも出てきそうな雰囲気ですね」
「なんだ戸松は怖いのかい?」
「暗いの怖いです」
「余は月末が怖いです」

掩体所の正面には、更なる通路の入り口がありました。
イカにも要塞入り口って感じですよ。
「こっちも暗くて怖そうですよ・・・・それでも行くんですかぁ・・・」
「大丈夫だ戸松。余が付いている」
「普段はHENNTAIですけど、やっぱりリョウセイさんもしっかり男の子ですね。頼もしいです」
「ははは、それじゃ余の頼もしいものを拝ませてあげようね」
「それはダメです。犯罪です」
「イイじゃない、別に減るもんじゃないし」
「このブログに来てくれるお客さんが減りますよ」

通路の奥には吹き抜けた空間がありましたよ。
なんかすげーです。
まるで秘密基地みたいですぜ!
思わず戸松を体育座りさせちゃうぐらいに感動シタ!
「どうして体育座りを?!」

「それはローアングルから攻める為だ!」
てのは冗談でして、この吹き抜けの具合を撮りたかったのがほんとです。
戸松を体育座りさせたのは、安定性があるからで他意はない。どうせスカート長くて見えないし。
所でこの吹き抜け空間はエレベーターがあった場所で、照明機材を上げ下げしたらしい。
まるでサンダーバードみたいですよ。
やっぱりヒーローロボットモノには秘密基地が必須アイテムですね。

反対側から入ってきた通路を見る。
要塞と言うよりも秘密基地と言う方が似合いそうですね。
さっきの地下通路よりも、こっちの方がすげー見応えあります。
ほんとに来てよかった!

エレベーター跡を上からミタところ。
開口部はフェンスで囲われているので近づけないです。
落ちたら危険ですからね。
ここからガンダムとかが出てきたらカッコイイなぁ。
いや、ATの方が似合いそうだな。

掩体所の上付近から照明所に続く通路入り口付近をミルミル。
あそこからATが出てくるのも悪くない。てかカッコイイぜ!
こんな素晴らしい場所でサバゲーしたら、さぞ楽しいだろうなぁ。
ここが近所だったら絶対に遊び場にしただろうな。

そんな訳で楽しみだった大房岬要塞跡でエンジョイしてきました。
いや、マジで楽しかったぜ。

大房岬の後は富浦駅の北にある岡本城跡を攻めようと思ったのですが、イカにせん駐車場がない!
岡本城は里見頼義が館山城に来る前に本拠にしたお城で、現在は里見公園になっている。
でも、そんな訳で今回はスルー。
仕方がないので道の駅とみうらに寄って枇杷アイスを喰ってきたよ。
ちなみにキャラさんは枇杷ソフトです。
いろんな店でいろいろなソフトクリームが売っていたが、余が選んだ店のは、枇杷の果実が入っているヤツだ。かなり豪勢だぜ。
ところでアイスとソフトの違いって含まれている空気の量だそうだ。
これでまたひとつお利口になったな。

さて、今回の合宿での最後の目的地に来た。
かなり道に迷った挙げ句に辿り着いたのが三芳村に残る特攻機桜花の発射基地跡である。
内陸部の山間の畑に桜花を発射するためのカタパルトが残っているのである。
このコンクリートの土台がカタパルトなんだって。
残っている部分の長さは10メートルぐらいかな。
端から先端を見ると、戸松がごま粒みたいですね。

55ミリじゃこれが限界です。
戸松の後ろには美味しそうな蜜柑ちゃんが実っています。
「ああリョウセイさーん!戸松をひとりぽっちにしないで下さーいっ!!」
「待ってろ戸松、今そっちに逝くからなっ!余はけっして戸松を一人にしないッ!!」
「そんな事言って、この前戸松を置き去りにしてあなるちゃんと温泉逝ってませんでしたか?」
「・・・・・・・・」
「この浮気モノ!!」

カタパルトを横から見る。
こんな山の中から桜花を撃ち出したのかと思うと感極まる。
まあ、実際は発射されなかったんだけどね。
コロネット作戦が開始されて本土決戦が行われたら、ここも使用されたんだろうな。
そしたらここでも緑川くんの絶叫が聞こえたのだろうな。
「クレイジーだっ!」

さきっちょが崩れているのは地主さんが撤去を試みた名残だそうです。
実際はコンクリを撤去するには費用がかかるらしい。
なので各所で戦争遺跡が残っているは、撤去が難しかったおかげというのが実情らしい。
でも残してくれてありがとう。
お陰で貴重な遺構を見る事が出来ました。
あ、この構図だと戸松が黄昏れているみたいな感じでいい雰囲気です。
「待ち人来たらず・・・みたいな?」

カタパルトの真ん中辺に、いい感じに木が生えています。
これがかなりいい雰囲気なんですよ。
思わずCMみたいな感じに戸松を撮影しちゃいました。
「えへへ、こっちですよリョウセイさん。早く戸松を捕まえてくださいな」
「よーし、パパがんばって捕まえちゃうよぉ!やっぱり戸松は可愛いなぁ・・・」
はっきり逝って親バカモードZENKAIです(w

カタパルトの反対側は畑で埋められちゃっています。更にその先に桜花の格納庫らしき洞窟があったらしいがこれも埋められているそうです。
畑だったのでそっちには逝かなかったんですよ。
地主には悪いけど出来ればカタパルトは掘り起こして保存して欲しいなぁ。
お願いだから壊さないで下さいね。

近くにあるお寺に、カタパルト上に設置してあったレールがあります。
これは保存していると言うか、放置してある感じかな?
B級スポットさんでミタ写真だとレールの上には何も載っけていなかったけど、今は粗大ゴミ状態ですね。
「これが桜花のレールなんですね。ちょと錆びていますが、意外と頑丈そうですよ」
「一応屋根の下だからボロボロにならずにすんでいるのかな?これも戦争遺跡なんだよな」
「戸松はゆとりなんで日本が戦争したなんて習っていませんよ。やっぱり相手は足利幕府なんですか?」
「・・・・・・・不憫な子」

カタパルトのレールがあるのはここ知恩院ですよ。
なかなか趣のある山門だったので、今回の合宿での最後の撮影をさせて頂きましたよ。
ここは観光地じゃないので誰も居なかった。どうやら住職さんもいない感じだった。
おかげでスタンドまで出してゆっくり撮影出来ましたよ。
「ありがとうございました知恩院さん」
桜花の基地跡でまったりした後は、そろそろ暗くなってきましたので帰路に着きました。

晩飯は東金の珍来で回鍋肉定食を喰って来ましたよ。
美味しかったけど、ビールが欲しくなりますね。
生憎とノンアルコールのビールがなかったんでキャラさんと乾杯出来なかった。
今度ゆっくり慰労会しましょね。
今回の合宿ではお付き合い頂きましてありごとうございました。
ほとんどドール撮影旅行状態でしたが、これでよかったらまた一緒に旅行に逝きましょうね。
やっぱり背中を任せられると安心して撮影に没頭出来るぜ!

最後に、戸松と美しい鴨川の海です。
落ちないかとドキドキなデンジャー撮影でした。
しかしこれでも戸松の城を攻略出来ませんでした。
「なんだよ戸松!今回は最後までサービス無しかよッ!!」
「おかげでとっても楽しい旅行でした。こんな旅行なら何度でも行きたいです」
「そうかっ!何度でも逝きたいんだなっ?!それなら後日あっちで戸松との赤裸々な夜の営みを公表しちゃうからなっ!!」
「うぇ〜ん・・・・それはとっても恥ずかしいですけど、みなさんが楽しんでくださるのなら・・・」
「戸松の同意が得られたので、素晴らしい夜の思い出はいずれ披露出来ると思います。なんでみなさん全裸で待っていて下さいね」
「どうか風邪など召されぬように」
「それでは、長々とお付き合いいただきましてありがとうございました」
「来月はお花見の季節ですね。リョウセイさんはどなたと花見をなされるのですか?」
「花見はやっぱりタマ・・・・うっ」
「・・・・・・・・・・リョウセイさんの尻軽男っ!」


てな訳で鴨川合宿はこれで終わりです。
では股ドール!!