戸松、南へ! 南総里見八犬伝ツアー?!

こんばんわ、貴方のリョウセイです。


思わぬ英国風を堪能した後は、旅行に逝ったら恒例の廃城ツアーの開催ですよ。
今回は南総なので当然ですが対里見攻略戦となります。
ファミコンスーファミ信長の野望をする時、余は北条でプレイする事が多かった。
で、まず最初にするのが安房の里見を滅ぼして後顧の憂いをなくす事でした。

里見攻めをしていた時、多分攻め落としていたであろうお城がここ稲村城です。
里見氏と言うと館山城を連想しますが、館山は猿が天下を平定した後の本拠です。
館山に移る前に岡本城があって、更にその前に居たのが稲村城なんですねぇ。
何は兎も角、稲村城は初めて(ファンタジー)ですよ。

前の画像の左側にある民家の間を抜けて裏山の切り通しみたいな道を登って逝くと、開けた場所に出ました。
かつての腰曲輪らしいのですが、今は段々畑となっています。
向こうに見える平坦地も何らかの曲輪かと思えるのですが、実際はどうなんでしょうね。

尾根沿いの段差の上にあった正木様。
そこから見える家が建っている付近に里見氏の館があったと思われる。
ここまで来るのにも息が切れた。
もうだめぽ・・・・

尾根道を歩いていくと堀切がありました。
左側が本丸の城塁となります。
城跡の各所にこんな感じの標識があるので、見所は解りやすいと思いますよ。

山頂の本丸跡は伐採されて整備してあるのでかなり見やすいです。
まあ、説明板がないと城跡には見えないかもしれませんけどね。
ところで稲村城ですが、来月に国指定史跡になるそうです。
保存会の皆様の努力の賜ですね。ご苦労様でした。

伐採された木がなんとなくベンチみたいだったので、戸松を座らせてみましたよ。
そしたら軽井沢の白樺林で休憩する高原の美少女って感じではありませんか?
(かなり無理な設定だ)
「どうして私は倒木の上で体育座りをしなくちゃいけないのでしょうか?」
「それは今の戸松の身体がアイドールで買った金属フレームを内蔵したので、こんなポーズが出来るって所を証明したかったからだよ」
「・・・戸松はもう、フツーの女の子ではなくなってしまったのですね」
「生まれ変わった不死身のおにゃのこだね」

本丸は高台なので見晴らしは良いです。
でもこうして見るとガサ藪と大した違いはない感じですね。
「・・・・なんか私ってば、影のある女になっていませんか?」
「うむ、そう言われるとそんな感じだね」
どうやら移動中にヅラが前にずれたらしい。
おかげでなんとなく顔が暗い感じの戸松です。
「戸松、お主も禿げのある女になったか」
「戸松は禿げてなんかいませんっ!リョウセイさんと一緒にしないでッ!!」
「てか、余も禿げてねーよっ!・・・・まだ・・・・・」
「・・・・まだ・・・・・・・なんですね」
そう言えばこの本丸なんですが、発掘調査したけど建物跡はおろか礎石すら見つからなかったそうです。
まさか本丸に建物がなかったとは思えないのですが・・・・
稲村城ミステリーって感じですね。

さて、そろそろお昼ですよ。
余が館山逝って昼飯と言えば必ず寄るのが国道沿いにあるとんかつのこぶたさんです。
今回、数年ぶりに喰って来ましたよ。
注文したのはいつものロースカツ定食です。
でかいです。
ここのとんかつの特徴は、食べようとすると衣が剥がれちゃう所かな(w
久しぶりだったので、とっても美味しゅうございました。
あとキャラさんが食べたヒレカツですが、厚さが凄かったよ。
あれじゃひとくちで噛めないな。
次回は特上ロースカツ定食にチャレンジしてみたいです。お値段はDDのハンドパーツが買えます。

食後は南総里見八犬伝ツアーの開催ですよ!
そんな訳でこれまた久しぶりに来た館山城です。
館山と言ったらやぱり館山城ですよね。
てか、それしか思い付かない(w

館山城の本丸を目指して急な坂を登っていると、途中できれいな桜が咲いていましたよ。
これは早く咲く河津桜でしょうか?
早くも春を感じましたよ。

館山城本丸には日曜なのでそれなりに観光客の姿もあります。
しかし、やっぱりここでも戸松と天守で記念写真を実施してきましたよ。
「戸松、館山城を攻めてきました・・・・・・でも神社の灯籠なんかに座って罰当らないでしょうか?」
「大丈夫だ!戸松が受ける罰は、全て余が引き受けようぞ!!」
「それなら館山城でもヤリタイ放題していいんですね?」
「いや、全裸はNGだぞ」
「私はリョウセイさんと違って露出狂じゃありません!」
「余だって不特定多数に見せる様なナイスバディじゃないよッ!!」

え〜、館山城の天守ですが、こうして見ると破風とかあって立派ですよね。
これも犬山城をモデルにしているのでしょうね。
「さっきの角度よりも、こっちの方がカッコイイですね」
「そう言えば、犬山城も戸松と攻めてきたんだよな」
「戸松もずいぶんと天守を攻めてきました。もう城攻めマイスターです」
「余も戸松の城攻めマイスターだよ。今日は城か」
撮影してたら背後からキャラさんの声が!
「向こうからアベックがキタッ!」
即撤収!

館山城は戦前に高射砲陣地が造られた為にかなり改変されているそうです。
本丸は7メートルも掘り下げられて二の丸は埋められちゃったそうです。
その為、ほとんど原型を留めていないらしい。
その本丸跡の北西側からの見晴らしは素晴らしいです。
館山湾である鏡ヶ浦。それと広い敷地の海上自衛隊館山基地も見えますね。
天気がよかったら富士山も見えるのでしょうね。

そんな訳で天守を侵略したでゲソ!
先客がいたので反対側で戸松を出す!
「やっぱり、がまん出来なかったのですね・・・・」
「ああ、あんまりにも気持ちよかったからな。やっぱり戸松は最高だぜっ!」
「・・・・・相変わらずねじ曲がった表現ですよね。もう少しフツーに景色がいいって言えないんですか?」
「戸松が可愛いから出すっ!」
「・・・・困ったリョウセイさんです」

館山市街と鏡ヶ浦です。
天守がある場所は標高65メートルぐらいで、天守ガンダムぐらいなので見晴らしはいいですね。
その昔、連合艦隊もよく鏡ヶ浦に停泊していたそうですよ。
それをここから見られたらさぞ壮観だったでしょうね。

天守を攻めた後は城内の散策です。
戦時中の遺構があるので探してきました。
そしたら梅園に逝く途中の植え込みに埋もれている標柱を発見!
手前の植え込みを退かして戸松を座らせてきました。
海軍用地標柱と書いてあるらしいが、もう読めない。
「これじゃなんだか解らないですね」
「戸松の膝小僧が可愛いから許す」

梅園では梅が盛りです。
「リョウセイさんは年中盛ってますね」
「失礼な子ねぇ!」
撮影してたら花びらが手に付いてしまったよ。
「故意じゃないんだっ!」
「恋ではないんですか・・・・」
「その濃いじゃないんだよっ!」
「明後日、来いですね」
「一昨日じゃなイカ?」

千畳敷の反対側にあった火薬庫跡の洞窟。
戦時中に弾薬を保管していたそうです。

梅園からミタ千畳敷の城塁。
いろんな梅が咲いていて仄かに匂っていましたよ。
ちなみにこの付近が江戸時代の煙硝倉跡となっているのですが、遺構らしきものは見つからなかったです。
何にもないならマップに描くなよ!
お陰で探し回ってしまったじゃなイカ!!
「でもきれいな梅が見られたのでマルっ!」
「もしかして、よかった探し・・・?」

天守直下にある館山市博物館前にある彫刻の径。
そこに見覚えがある彫刻が・・・・
なので人が居なくなる瞬間を狙って戸松と撮ってきましたよ。
「・・・・・あの〜、どうしてこの彫刻なんでしょうか?」
「見る人が見れば、解るよ!!」
ここで南総里見八犬伝ツアーはお仕舞いです。

お次は館山城から南下して、館山海軍砲術学校跡を攻めてきた。
前に来た時は知らなかったが、今回はレンガの建物が残っているのでそっちも見てきましたよ。
田んぼが広がる農道を抜けて民家の隣りにそれはありました。
見事なまでにレンガの壁だけ残っていましたよ。
これが館山海軍砲術学校の建物だったそうです。

早速、中に入ってきましたよ。
「むふふ、入るからね」
「いやっ、来ないで」
何故か壁際に追いつめられる戸松(w
下は暖炉か釜戸跡でしょうか?

「こんな感じでどうでしょうか?」
「廃墟に佇む美少女って感じでグー!」
レンガってのは背景としては絵になりますね。

窓に座る美戸松(w
「やっぱり可愛いおにゃのこは、ナニをしても絵になるなぁ〜」
「なんでカタカナで表現するんですかぁ?!それじゃ戸松がナニをしているみたいではありませんか?!」
「ふふ、戸松はいったいナニを想像しちゃったんだい?正直に話してごらん」
「うう・・・リョウセイさんのHENNTAI・・・・・」

レンガ廃墟の近くにある祈念塔。
実はここからレンガ廃墟が見えるじゃなイカ
なんでこの前気が付かなかったんだろ?
塔の周りには朽ち果てた野砲などが展示されています。

「戸松飛びます!」
なかなかいい感じの15センチ奮進弾があったので、戸松を飛ばせてみました。
ロケットガール戸松だね」
「これならM4だって一撃でっす!」

アンカーは護衛艦おおいのものでした。
「おおいさん、お疲れ様でした」
確か、ちくご型は引退しちゃった筈だよね?
おおいもすでに廃艦となっていると思う。
護衛艦おおいに敬意を表して戸松に敬礼をしてもらいました。
「一応セーラーな襟なのでOKだよね?」
「戸松はブレザー派です」
こんな感じでエンジョイした後、館山海軍砲術学校跡を猿。
お騒がせして申し訳ありませんでした。

それでは今宵はここまでです。
次回はいよいよ今回の合宿でのメインディッシュを頂く事になりますよ。
期待してね。
では股ドール!!