あなる出撃! 廃城とグルメと聖地 

こんばんわ、貴方のリョウセイです。

早いものでもう弥生ちゃんですね。
激動の如月月末をクリヤーした余は、やさぐれた心を慰撫する為に股々煩悩旅行に旅立ったのであった。



今回はあんまり早起きしないで出掛けたので、外環が混んでいた。
なので最初の目的地であるサイタマサイタマサイタマーの寄居にある鉢形城に着いたのは10時過ぎでした。
鉢形城北条氏邦のお城で有名です。
氏邦は小田原北条氏三代目氏康の四男で、主に北関東方面軍の司令官でした。
この日は天気予報では雨です。
鉢形城に着いた時は、すでに小雨がしとしとと・・・・
来るのは三度目なので本曲輪はパスして逸見曲輪に本多はおにぎり号を駐車して見応えのある秩父曲輪を攻めてきましたよ。
この復元された柵がイカにもすぎて楽しくなってきますよ。

二の曲輪の柵からミタ秩父曲輪です。
小雨の降る中、今回の生け贄・・・もといヒロインあなるちゃん登場英機感激!!
「折角の出番なのに、濡れちゃうじゃないかよ!ぷんぷん!!」
「いきなり濡れ濡れで登場だねあなるちゃん。余は二十四時間十三ぴよぴよ剣発動中だよっ!」
「・・・今回は、イヤと言う程ポークビッツを食べちゃうからね!」
「いや、そんな・・・・ポークビッツだけであなるちゃんを満足させられるか不安です、はい」

二の曲輪と秩父曲輪の間にある空堀です。
奥に馬出があります。
鉢形城でもこの辺はきれいに復元されているので、痛撮には持ってこいですね。
この前の廃城旅行でつくづく感じたのですが、意外にも楽しめたのは河村城でした。
リアル廃城ファンとしてのベストは深沢城である事は間違いないのですが、
痛撮を楽しむ城としては怪しく復元された河村城の方がよかったですね。
やっぱりナニもないお城だと痛撮するには面白みがない。
柵とか門とか石垣とか、贅沢言えば櫓や天守があれば言う事ないです。

鉢形城にも復元された門があります。
でも震災の影響なのか土塀の東側がブルーシートで覆われていた。
それにこっち側からだと道路から丸見えなので歴史の目撃者を増産したくなかったので実施しませんでした。

馬出跡である愛宕神社に寄ってから、秩父曲輪の西側の土塁を昇ってみました。
土塁の上から秩父曲輪にあった倉庫や庭園だった池や、土塁に復元された石垣などが見えました。
鉢形城は何もない本曲輪よりも、こっちを見る方が楽しいです。
これは実によろしい痛撮スポットになりそうでワクワクですよ!

雨脚が強くなってきたので、あなるちゃんは屋根の下で濡れない様に気を遣った。
なので何故か浪人風になってしまったあなるちゃんでした。
「武士は喰わねど高楊枝・・・・・って、あたしは武士じゃないよぉ!!」
「いや、なんとなく貧乏な浪人さんをイメージしちゃったんだな」
「貧相なのはポークビッツだけでなくて想像力もだったんだね」

石垣でも痛撮してみたかったので、あなるちゃんでチャレンジ!
でも鉢形城の復元された石垣は、なんかスーパー堤防みたいで絵的は面白くないな。
「やっぱり貧相なんだね」
「それはあなるちゃんのお胸と一緒だよ」
「・・・・でも、それがイイんでしょ?」
「アリマセン!!」

アイナじゃないけどブリッジの向こうが嘗ては御金蔵曲輪と呼ばれていた馬出です。
こんな感じに実にきれいに整備されています。
ここでもあなるちゃんで痛撮しようと思ったのですが、かなり雨脚が強くなってきたので断念。
「・・・これ以上痛撮されたらもうグショグショだよぉ・・・・」
「あなるちゃん萌えッ!辛抱タマラン!!」
そうなったらもう痛撮どころじゃなくなっちゃうので、ここではガマンガマン(w

逸見曲輪の馬出(?)
昔は花が植えられていた逸見曲輪ですが、今はただの原っぱ。
おかげで地形がよく解りますね。

逸見曲輪の東側の堀には水が溜っていた?
昔は水濠だったのでしょうか。
曲輪に繋がる土橋がよく解ります。
こんな感じでこれはこれは素晴らしいのですが、何もないとあなるちゃんを座らせる場所がないので痛撮出来ません。
雨の中をぐるぐる見て回って素晴らしき廃城鉢形城を去る。
さらば氏邦兄ちゃん!!

さて、お昼は秩父で有名なわらじかつ丼のお店安田屋さんに逝きました。
といっても小鹿野の本店ではなく秩父市内にある支店の方です。
まさか支店があったとは知らなかったので、駐車場がある支店へ逝きましたよ。

メニューはわらじかつ丼のみ!
かつ一枚か二枚かが選べるだけです!!
開店直後に逝ったので先客はひとりのみ。
さっそくカウンター席に着いて2枚入りを注文しました。

仕込みが遅れているらしく、20分ぐらい待って待望のわかじかつ丼がキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
御覧の通りかつ2枚で蓋が閉じないですよ。

なんかスゲーボリュームです。
でかいカツががっちりバックから攻めていますね。
「オレサマのカツを喰らいヤガレッ!!」
「はぁっ、カツカツ!!」

食べる時はこんな風に一枚を蓋に乗っけて食べるのが流儀らしい。
かつは味浸けしてあって、ちょっと甘い辛めのソース漬けです。
早速消化に努めましたがボリュームありすぎたよ。
なのでなんとかカツだけは食べたけど、ご飯を少し残してしまいました。
余が喰っている時のお客さんは男だけで9人いました。
この狭い店内でヤローが9人なので煙草は覚悟していましたが、幸いな事に誰も吸いません。
これは奇跡だッ!起こらないから奇跡だっていうけど、奇跡は起こったんだッ!!
おかげで気持ちよくわらじかつ丼を食べる事が出来ました。

それともドコにも書いてなかったけど、禁煙だったのかしら・・・・
でも良かったからイイよね。

食後は道の駅ちちぶに移動。
そしたらなんと「あの花」コーナーがありました。
流石は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の聖地ですね。
まさか道の駅にコーナーがあるとは思わなかった。

あの花コーナーに感動した余であったが、次に逝ったのは三峯山です。
譲刃ちゃんの実家ですよね(w
そしたら三峯山には雪がいっぱい!
その為お客さんが来ないので鳥居左のオオカミの剥製がある博物館は臨時休館でした。

参道の途中に木造の交番がありました。
なんか素敵レトロだったので思わず撮ってしまいましたよ。
それにしても雪道で足が滑る。
転ばない様にあなるちゃんを守りながら歩きました。

「こんな格好じゃ寒いんだよ!」
「流石にそのミニスカじゃあねぇ・・・・・」
「リョウセイが履かせたんじゃなイカ!責任取ってよね」
「責任・・・・・・アフターケアーはお任せ下さい。だから今宵はしっぽり・・・」
「なんのアフターケアーなんだよっ!!」

てな訳で三峯山神社の本殿も雪の中です。
手前にある大きな杉の木は今話題のパワースポットになっていました。
余もパワーを受けながら夜勤がなくなるようにお願いしてきました。
三峯山は初めて(ファンタジー)ですが、こんな雪景色とはサプライズご褒美な心境ですね。
「白い光景は、とってもきれいだよね」
「やっぱり純白は素晴らしい・・・・・・白攻めの甲斐があるというものだ」
「リョウセイが感動するのはソコかよッ!!」

てな訳で秩父巡礼ツアー(?)初回はここまで。
では股ドールで巡礼!!