廃城を巡るムフフ温泉旅行 に

こんばんわ、貴方のリョウセイです。


お次は今回の廃城巡りでの本命ですよ。
てな訳で「御殿場ぁ!」に来ましたでありんす。

河村城や足柄城と違って、今度は平城です。
ちょっと田舎の集落の間に深沢城はありました。
深沢城は今川氏が造ったお城らしい。
武田今川北条の三国同盟の解消後、武田が攻め取り、さらに北条が奪い取り地黄八幡北条綱成が城代の時に武田に攻められています。
この時、有名な「深沢矢文」のエピソードがありました。
つまり武田北条ファンにとっては楽しみなお城なのですよ。

道端に石碑がありましたが、流石にここでは立たせられませんでしたよ。
深沢城には駐車場がないので、石碑の反対側に路駐しました。
ここからは歩きでレッツゴー!

民家の脇を通ると、そこには三日月堀跡がありました!
かなり綺麗に残っています。
これで水が張ってあればよかったんですけどねぇ。
しかし自分の家の前に三日月堀があるなんて、羨ましいですね。
画像右側は立派な馬出になっています。

先に進むと三の曲輪があって、二の曲輪との間に二鶴様式の堀跡があります。
しかし余には意味不明です。
堀も藪になっているので全貌が見えない。謎である。

標柱だと二の曲輪となっていますが、構造的にここが本曲輪という説もあります。
素人の余が見ても、ここが本曲輪の方がしっくり来る様な気がしますね。
ここにも馬出があるので、当時は虎口になっていたと考えられています。

更に北に進むと本丸に出ました。
まあ農地にされている為にただの広い空間ですね。
でも藪よりは広さを実感出来るのでいい。
見るのも楽である。
本丸よりも手前の二の曲輪の方が高さがあるので、やっぱり二の曲輪が本丸だったと思えますね。


嘗ては櫓台でもあったのでしょうか?
それよりも、向かい側の農地の方が曲輪っぽいです(w
「リョウセイよ、そのアングルは狙っておるな?」
「城攻めですからっ!」

本丸東側と二の曲輪の間にある見事な馬出です。
綺麗な土橋で結ばれていました。
馬出の形は三角形なのですが、画像ではちょっと分かりませんね。
手前が馬出で土橋の向こうが二の曲輪です。
こんな立派な馬出が残っているなんて、さすがは深沢城ですよ。
感動です!

で、これが二の曲輪ですが、こっちの方が高さがあるんですよ。
城塁らしき部分にはちょっとだけ石積みも残っていました。
でもここだけ農地化されていませんね。
どうしてでしょう?

三の曲輪の南西にも、見事な三日月堀が残っています。
マジで綺麗なミカヅキです。赤毛のドールではありません。お迎えしてないし。
民家の裏じゃなかったら、セイバーさんを出したんですけどね。

ところで天気がいいとここからも富士山がよく見えるそうだ。
悔しい!でも・・・・・

城攻めはまだまだ続きますよ。
次に攻めたのは裾野市にある葛山城です。
今川氏国人衆の葛山氏の本拠です。
仙年寺の裏山が城跡です。
なのでまたもや山城攻め!
見上げた瞬間「膝がヤバイ!」と思いました(w

やっぱり登山でした。
ハァハァしながら山道を登っていると、ふと顔を上げたら前方に緑の服を着た人影がっ!
まさかここで人と遭遇するとは想定外!
痛撮に障害か?!
この後、山頂でご挨拶しましたが、地元の方で足腰の鍛錬の為に昇っているそうです。
やっぱり足腰は日頃から鍛えておかねばイケマセンね。
頭が下がります。

おばちゃんとだべった付近。
主郭と東曲輪の間にある堀割です。二重になっていますよ。
山頂っていうかほんとは小高い丘陵なんですけど、余にとってはエベレストにも等しい険しさだったよ。
その山頂に主郭や二の曲輪、帯曲輪や西曲輪などが残っています。

二の曲輪西側にある虎口です。
帯曲輪から見ると結構な高さがありますよ。

二の曲輪から主郭に昇ると土塁の上に「日本一の富士山」なる看板が!
まあ、当然見えませんでしたが、どうやら山頂がちょこっとだけ見えるらしいぞ!!

主郭には標柱と東屋、そして顔出しがっ?!
主郭はちょっとした館ぐらいの広さがあって綺麗に整備されているので公園みたいです。
おかげで痛撮も出来ました。ありがとう。

主郭からは来月開通する第二東名が見えました。
こうして見るとすっかり完成していますね。

二の曲輪から主郭の城塁を見る。
こうして見るとイカにも本丸らしく見えます。
「またひとつ、お城を攻略したわね」
「違うよ!城攻めじゃなくて縞々攻めだよっ!!」
「馬鹿、HENNTAI・・・・・」

帰り道。
ミタだけで膝が痛いです。
やっぱり昇りよりも下りの方が膝に負担が掛かる様で痛い。
「大丈夫だリョウセイ。その痛みが、やがては快感に・・・」
「ならないYO!!」

「怒る事はなかろう。私の城でも攻めて、和むがよい」
「はぁ〜、ありがたや!ありがたや!!おかげで下山する気力とナンかもデター!!」
「・・・無駄に体力を消耗したな」

仙年寺の裏ってか、葛山城の麓に葛山氏のお墓があります。
ひっそりとした趣ある墓所ですよね。
こういうお墓って、今でも子孫の方が維持しているのでしょうか?
ところでお墓で撮影すると、後で画像を見る時怖いですよね。
なんかヤバイものでも写っていたらどうしよう?
「私はいいのか?」
「セイバーさんは可愛いからイイんです!」
「・・・それはちょっと違うと思うぞ」

葛山城全景。
なぜかここにも顔出しが?

葛山城から東南に300メートルぐらいの場所に、葛山館址が残っています。
方形の館址に土塁の一部がありますよ。
折角なので、当然寄り道しました。

土塁に虎口らしき部分が?
小さな社もありましたが、これは後世に祀られたものでしょうね。

土塁にいい枝振りの木がありましたので、セイバーさんを腰掛けてみました。
「デンジャー撮影だな」
「ちょっと無謀でした。反省シル!」
土塁の内側は方形の広い空間です。
これがイカにも館址らしくて楽しいですねぇ。
思わずハッスルしてしまいましたよ。

冬の草原って感じの光景が広がっていたので閃きました!
これがその時閃いたイメージですよ!!
おお、なんかメルヘンでっす!

大草原の小さな家
もしくはロリな監督のアニメ映画?
「もしかしてリョウセイが言いたいのは風の谷のナウシ・・・・」
「イヤァ!恥ずかしーーーーーからヤメテよッ!!」


そんな訳で想定外で楽しかった葛山城でした。
ここでもまだ昼ぐらいです。
なので城攻めはまだまだ続きますよ。

それじゃ今宵はこれまでです。
股ドール!!
「縞々攻めじゃぁッ!!」