またまた戸松、西へ! その4 弟の城 真田は日ノ本一のつわものぞ!

こんばんわ、貴方のリョウセイです。

大阪観光後半戦です。
大坂城で音もなくエンジョイした余は次の目的地に向かいます。
ここからが大阪に来た目的その2でございますよ。

難波宮を見た後、東に歩いて森ノ宮駅から電車で一駅で玉造駅で下車しました。
そこから西に歩いていくと住宅地の中にこんもりとした一画があります。
そこが目的地である三光神社ですよ。
ここが何なのかは見てのお楽しみです。

玉造駅の商店街で買ったたこ焼き。
二日目の昼飯です。
やっぱ大阪なのでお好み焼きとたこ焼きは外せませんね。
なのでたこ焼きは三光神社で食しました。
熱々なのでハァハァしながら食べましたよ。
「・・・どう見ても、変質者にしか見えないわ」
「どうしてハァハァしながらたこ焼き食べちゃイケナイんだよっ?!」
「・・・・ハァハァじゃないでしょう。熱々ならふぅふぅしなさい。それなら普通だと思うわ」
「なるほど!これからは黒猫タンでふぅふぅする事にするよっ!!」
「・・・・・」

たこ焼き食べ終わって三光神社の本殿を探していたら、なんか墓地に出たよ。
これがまた同じ様な墓石が並ぶ壮観なお墓だったので思わず写真を撮ってきたが、
後で地元の人にここが陸軍墓地である事を教えてもらいましたよ。
なるほど、よく見れば墓石に明治の年号が多かった。
話しに寄れば西南戦争の頃のお墓が多いらしい。
まさかこんな場所に軍人さんのお墓があるとは思わなかったよ。
標識もなにもないんで知らない人には何のお墓か解らない。

ここ三光神社ですが、実は大坂冬の陣で大活躍した真田丸の跡なんですよ。
その為、ここには真田幸村銅像があるんですねぇ。
それと何故か抜け穴もありました。
やっぱ大坂城を見たら真田丸を見なくてはイケマセンからね。
なので幸村さんの聖地巡礼ですよ。

抜け穴の中です。
どこまで続いているんでしょうね?
ちなみに三光神社を見ていたらOLが一人来てました。
きっと幸村LOVEな腐女子に違いない!

幸村ゆかりんな地を探して、三光神社の南側にある真田山公園に逝ってみました。
そこで地元のおっちゃんに尋ねたら、ここには何もナイらしい。
ですが真田山には戦前に騎兵連隊がいたらしくて、その記念碑があるとの事。
なのでその場所を教えてもらいました。
そしたらその記念碑の横には陸軍省所轄地なる石柱が残っていましたよ。
これは珍しいので思わず写真を撮って来ました。
「ここを教えて下さった素敵なおじさまに感謝しなさい」
「ありがとうございます、おっちゃん!」

陸軍省の石柱の横に、騎兵第四連隊の記念碑がありました。
「騎兵というと坂の上の雲の秋山さんを思い出すわね」
「秋山さんというと澪ちゃんだね。澪ちゃんも連れてきたかったなぁ!」
「貴方は何人侍らせれば気が済むのかしら?」
「余の理想はハーレムENDだっ!!」

忠魂です。
流石に道路っ端なので戸松出番なし!
てか、近くに幼稚園があって下校時間なんで園児が通る!これはデンジャーだっ!!

更に先に逝くとまたもや陸軍省の石柱がありました。
こんなのを見ると大阪が陸軍の街だった事を実感出来ますね。
ですが、ここまで真田丸の遺構はまったく無し。
やっぱ徳川に徹底的に破壊されてしまったのでしょうね。

おっちゃんに真田丸の石碑とか無いですかって尋ねたら近くのお寺前に石碑があると教えてもらいました。
位置的には三光神社の西側に成増ね。
なので逝ってみたらお寺の前に真田幸村出丸城跡なる石碑を発見しましたよ。
ですが思いっきり新しいです。
これも大河ドラマの影響か?
だが、石碑があったのでよかったです。
これで弟のお城も攻略出来たよ。
やっぱ幸村はカッコイイです。
何よりも憎きイエヤスに真っ向から立ち向かった所が素敵だ!
なので今回は大阪で幸村ゆかりんな地を訪れる事が出来てよかったよ。
「やっぱり幸村さんは草刈まちゃおだわね」

次の目的地に向かう途中、お弓おつるの銅像があった。
歌舞伎「傾城阿波の鳴門」どんどろ大師門前の場だそうだ。
その舞台となっているのがこのどんどろ大師の前らしい。
歌舞伎はよく解らないが、一応名所らしいぞ。
「知らなくても写真だけは撮るのね」

今、大阪で一番熱い話題。
それがこの市長選ではないでしょうか?
知事から市長だなんて格下げ人事によくチャレンジするよね。
なんかすごいんだかなんだかよく解らないよ。
「だけど、実際にやろうとするのはすごいと思うわね」
「余は部外者だけど、もしも選挙に逝けるのなら橋下さんに入れちゃうよ」
「・・・・・入れられるのなら男でもいいのね。無節操だわ」
「って、選挙だよっ?!男でもいいんじゃないっ?!」

お次に向かったのは四天王寺です。
聖徳太子が摂政皇太子として最初に建立したお寺ですね。
天王寺の駅から豪勢にタクシーで向かったのですが、着いたのは鳥居の前です。
四天王寺ってお寺なのにどうして鳥居があるの?

着いたのは四時前だったのですが、公開時間が終わっていたので金堂や五重塔がある回廊の中へは入れませんでした。
見学時間は3時40分までだったんですよ。それって終わるの早くねぇ?
折角逝ったのだから五重塔の近くまで逝きたかったなぁ。

仕方がないけど朱印だけしてもらおうと六時堂に逝きましたら、正面に石舞台がありましたよ。
石舞台って聞くと思い出すのはガサラキの第一話。
「呼び出さないで!恐怖を!!」だったっけ?
ガサラキと言うとメカと能のジャパネスクファンタジーアニメですね。
ガサラキ、好きだったのでしょ?」
「助けて!オナニーの神様檜山ヴォイスで好きだったよ。丹下村ちゅーも」

仁王門と五重塔
ところで石段に座っているねーちゃん、こんな所で煙草なんか吸ってんなよっ!

四天王寺から西に逝くと安居神社があります。
ここは大坂夏の陣における真田幸村戦死の地と言われています。
イエヤスの本陣が四天王寺にあったので、そこを攻めた時にここで討たれたのでしょうね。
「憎きイエヤスを目の前にしながら、その首を取れなかったのは心残りでしょうね」
「余も了俊の首が欲しかった」
「あら、でもタマ姉さんのココロは取ったのではなくて?」
「次は黒猫タンのココロだな」
「あげないわよ、HENTAIリョウセイなんかには」
「何でよー!ケチっ!!」

安居神社も門限がありました。
どうやらホームレス対策で夜は境内を封鎖するようだ。
余が逝った時は警備員がフェンスを閉めている最中だったので、急いで見学させてもらったよ。危なかった。
境内にはお墓らしき石碑と、銅像があった。
真田幸村って言うとイメージ的には若い感じですが、大坂夏の陣の時は40代後半だった筈ですね。
なので銅像の幸村もかなりのおっさんでした。
「私の脳内ボイスでは鈴置さんがいいかしら。間違っても釘宮ではないわ」
「え〜、釘宮のロリ幸村も可愛いじゃん。えちいフィギュア欲しかったよ!」
腐女子的には釘宮幸村は認めないわ。あとシエの幸村も」
「でもシエの幸村はまだ活躍出来たからマシだよ。天地人の幸村は扱いが酷かった!」

幸村さんの後ろ姿。哀愁が漂いますね。
「イエヤスを討てなかった。無念!」
「ですが幸村様は伝説となりました。真田は日ノ本一のつわものです」
「かたじけない黒猫殿。感謝いたす」
「・・・・さっきから誰と話ししてるんだ?」
腐女子にしか見えないイケメン幸村様よ」
そんな訳で真田幸村最期の地を訪れる事が出来た!本望じゃ!!

安居神社前からは、大阪のシンボル通天閣が見えたよ。
余は通天閣を見るのは初めて(ファンタジー)じゃっ!!
「ようこそリョウセイ。大阪人を代表して歓迎するわ」
「って、なぜ黒猫タンが大阪人の代表なのさ?!」
「細かい事は気にしないの。さあ、あの夕日に向かってダッシュよ!」
「歩きすぎて膝痛いんでダッシュ出来ないよぉ!」

そんな訳でこの後も歩いて大阪の繁華街を目指す余であった。
なので二日目はまだ続きます。
それでは今宵はここで股ドールです!
通天閣・・・・登ってみたかったわ・・・・」