ドーラー的東海道ぶらり旅4 余は来たり そして見たり 天下人の楽土

こんばんわ、貴方の世界の果てリョウセイです。

なんと4回に渡って続いたドーラー的東海道ぶらり旅も今回でやっと最終回。
今回は一泊二日で四カ所のお城を訪ねて来ました。
そのうち三カ所は初めて(ファンタジー)の訪問でした。
浜松城曳馬城はひとつの城とカウントしています)

残る最後のお城はン十年前に逝った事があるお城です。
天下人終焉のお城ですよ。

最後の訪問地は静岡市にあります。
駅から徒歩で北上すると10分ぐらいでお堀端に出ましたよ。
天下人家康終焉の地、駿府城です。
場所的には静岡森林管理局前の三ノ丸のお堀です。
三ノ丸の堀は一部分だけが残っています。
立派な石垣と水堀で、なんか江戸城みたいな感じですよ。
流石は徳川の城です。
「リョウセイも働いてこれぐらいのお城を造りなさ・・・」
「無理言うなッ!!ヤツは天下を取ったんだぞ。それに比べてこちらは九州すら取れなかったんだからねッ!」
「でもリョウセイは戸松さんの心を取れたじゃないの」
「・・・・それって誉めてくれているの?」
「さあ、どうかしらね」
「それじゃあ、次は黒猫の心が欲しいッ!!」
「調子に乗らないの」

大手御門の石垣は修復中でした。
現場では石垣の石をばらしている最中です。
なんかすげーので写真に収めて参りましたよ。
順番に一個ずつ手作業で並べていました。見ただけで大変そうです。
この石ですが四角いのではないんですね。
なんか抜いた歯みたい。

大手御門から三の丸に入ると県庁です。
やっぱりお役所ってのはドコも似た感じですねぇ。
まあ、余には縁がない場所です。

二の丸に入ると公園になっていますので、お城の面影は皆無です。
精々周囲に残っている二の丸のお堀とそれに沿った石垣と土塁ぐらいですね。
ここは二の丸西側の清水御門北側の土塁。
こう見るとお城の雰囲気が辛うじて感じられます。

本丸のお堀は旧軍時代に埋められてしまいました。
なので本丸と二の丸の区別が付きません。
嘗ての本丸部分に家康の銅像がありました。
「こちらの家康は腹が出ているのね。リョウセイはこんな風にはならないでよ」
「むむ、努力しよう」

家康像の北西に天守閣跡の説明文のみありました。
天守台でもあるのかと思いましたが、昔はヘリポートだったらしく更地です。

天守閣跡の西側に噴水のある池がありました。
ちょっと人気がなかったので戸松痛撮影決行!
噴水もいいですがお花もきれいですね。
ですが「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」です。
「やっぱり暑い時は冷たい物が一番です」

公園内を歩いていると南東に本丸の堀が復元されていました。
実はここの堀が復元されていると聞いての再訪でしたが、復元されたのがこれっぽっちだと知ってがっかりです。
せめて山形城並に掘り返したのかと思っていましたよ。
これもバブルの影響かしら。
「まあ、金の切れ目が縁の切れ目って事ね。仕分けされたのよ、きっと」

戦前は陸軍が駐屯していた駿府城
公園内の目立たない所に石碑がありました。
歩兵第三十四聯隊址となっています。
ここは目立たない場所なんで撮影には持ってこいです。
「撮るぞ戸松!スタンバイリンケージ、マーク!!」
「駄目です!スタンドを出さないと危なくて立てません!!」
「仕方がない。そこに座れ」
てな感じで戸松にゃ座ってもらいました。この間、わずか5秒弱。

公園東側に有料の紅葉山庭園があります。
折角ですので入園してきました。
入るとすぐに菖蒲が咲いていてキレイでしたよ。
「きれいな花は好きよ。穢れた人を見てきたから、心が癒されるわ」
「酷い人だね。誰なの?」
「・・・・・・」

庭園はとってもきれいです。
築山が土地柄で富士山ですね。
でも静岡では曇っていたので富士山は拝めなかったです。
池に映る逆さ富士がすばらしい。

茶室雲海です。
ここでは戸松をお預かりされたので痛撮影出来ませんでした。
この奥に更に茶室があったのですが、人が居なくて絶好の撮影チャンスだったので残念です。
もう二度と戸松を放さないと決心しました。

築山から見た庭園の池。
すばらしいけど後ろの高層ビルは邪魔ですね。

紅葉山庭園と共通券で復元された二の丸東御門と巽櫓に入って来ました。
東御門は江戸城みたいな立派な枡形門です。

ここでも痛撮影しちゃいましたよ。イケナイ余です。
攻め寄せたらここから弓とか鉄砲を撃たれちゃうのでヤバイですね。
って、写真撮り終わって隣の部屋見たら、ジンガイのおっちゃんがいたよっ!!
もしかして見られた?
「ワーオ!ジャパニーズヘンタイドール!ワンダフォー!!」とか思ったのかも?

東御門の枡形です。
立派な櫓もんですねぇ。
ここで痛撮影しようかとしましたら、これまたガイジンさんがやって来ましたよ。
なんか結構外国の方もいらっしゃいますねぇ。
きっとジャパネスクを満喫している事でしょうね。

お堀端から見た巽櫓と東御門ですよ。
なんかどう見ても江戸城にしか見えないですよ。
徳川の城ってか、江戸時代のお城は白くてきれいですが、似たり寄ったりで面白みに欠けるかな。
やっぱ漢は中世から戦国期の山城が萌えるぜ。
「フッ、所詮は天下人になれなかった僻みにしか聞こえないわ」
「なんだよ聞いていればさっきから嫌みしか言えないのかよ!」
「だってリョウセイなんか誉めても面白くもなんともないわよ」
「ちくしょー!グレてやるぅ!!」

お堀端のあんまり目立たない場所に、何故か弥次さん喜多さんがいましたよ。
なので記念に戸松と一緒に写ってもらいました。
「いよっ!戸松ちゃん可愛いねぇ!!」
「リョウセイなんかにゃ勿体ない!あっしの嫁にしたい気分だよッ!!」
「いや〜ん、なんかテンション高いです〜ぅ!!」
これにて駿府城を去る余であった。
残るは最後の目的地。

そんな訳で来ました。静岡109。
静岡にもあったんですねぇ、109って。
まったくもって余には縁がない世界だと思っていましたよ。
テナントは女性ファッションなお店ばっかり。
たむろすJKを尻目に余は4階を目指す。

そして余は来たり!そして見たり!!
これが天下人の楽土か?!
余が来たのは静岡ボークス天使のすみかでした。
横浜に続いて二回目の天すみ撮影を実施いたしましたよ。
撮影ブースには紫陽花の花がきれいに咲いていましたよ。
今回も平日なので貸し切りさっぱり撮影出来ました。
ハイテンションな天すみのお姉さんにはお世話になりました。ありがとうございます。
撮影後は思わぬ買い物もしてしまいました。
詳細はいずれ公開する予定です。

天すみでの撮影を終えた後は帰路に着きました。
静岡駅で駅弁と缶ビールを買って新幹線に乗りました。
乗るなりビールのんで駅弁を食って寝ました。
駅弁ですが富士山の上の方にあるレンコンのはさみ揚げと黒はんぺんの天ぷらが美味しかったです。
これらに付けるわさびみそがいい味でしたよ。
このわさびみそだけおみやげに欲しかったなぁ。

疲れていたので東京駅からは、またもグリーン車で帰りました。
途中でお客さんが少なくなったので戸松最後の痛撮影をしましたよ。
戸松もちょっとお疲れのご様子。
「今回はご苦労様。戸松も疲れただろ?」
「でも、とっても楽しかったです。またリョウセイさんと一緒に旅行に行きたいですね」
「そうだな。また戸松と二人、めくるめく熱い夜をしっぽり過ごすのも悪くないな」
「・・・・リョウセイさんてっば、とってもエッチです・・・・馬鹿・・・・・」
そんな事でさっぱり旅行を終える余と戸松であった。

今回は写真が多くて長々と続いてしまいました。
でもでも、それだけ楽しかったんだよぉ!
お付き合いして頂きました皆様にも感謝!
では今宵はこれにておさらば。
股ドール!!