ドーラー的東海道ぶらり旅2 余は鉄ちゃんではない  

こんばんわ、貴方の俺がリョウセイだ。

遠州旅行2日目。
まあ、いつもの事ですが、起きたら4時半でした。

部屋からの眺望。
左手浜松駅前にある超高層の建物がアクトタワーです。
高さが185メートルだそうです。
登ってみれば楽しかったかも知れませんね。
「まだ朝の5時前よ。徘徊老人ではないでしょうね?」
「仕方がないだろっ!朝なんだから!!」

早起きしてしまったので予定変更。
浜松から遠州鉄道に乗って北上です。
平日なので学生さんがいっぱい。
制服JKも多いのですが、部活ヤローがでかいカバンで幅取って寝ています。
遠州鉄道終点の西鹿島駅天竜浜名湖鉄道に乗り換え待ちです。
「何もないところなのね。こんな場所で何をしろと言うのかしら?」
「電車を待つんだよ!」

待つ事30分。
天浜線にしかじま駅から掛川行きに乗って一駅。
余がJK達と一緒に降りたのは無人駅のふたまたほんまち駅でした。
ここは無人駅だがとなりがそば屋さんでしたよ。
なんかローカルでいいなぁ。

歩く事10分ぐらいで絶壁を登るスゲー階段がありました。
ガラスの膝を労りながら上の道路まで登るとすぐ右に二俣城址入口です。
ここは武田と徳川が取り合った遠江の要所(幼女ではない)。
ここを武田に取られて遠江を分断されていたので家康としては目障りだったでしょうね。
余も小説武田勝頼とか読んで名前は知っていたお城でした。
で早起きして時間に余裕が出たので当初は掛川に直行するつもりでしたが、
遠州鉄道天浜線を使えば二俣に寄り道しても天浜線掛川に行けるので立ち寄ってみた訳です。
「やっぱり中世城郭オタクとしては、見逃せないわね。フフ・・・」

「戦国期の城郭にしては石垣が多いわね。坂東とは違うわ」
なんか黒猫さんのテンションが上昇している?!
実はお城スキーだったのか?!
画像は二の丸に上がる虎口追手。
なんとなく猪苗代城を思い出したよ。
こんな感じにちょこちょこと石垣がありました。
石垣がある古城に来るとなんとなく西国に来たなぁと実感しますね。

二の丸から本丸に到る枡形跡。
見事なクランクですよ。
石垣もしっかり残っています。
後はどんな建物が建っていたのか気になりますね。
流石に漆喰の塀とか櫓があったとは思えませんね。
わざわざ寄り道して来て良かったよ。

本丸に来るとそこには見事すぎる天守台がありました。
思わずこんな立派な天守台なんてほんとにあったのかよっ!!と、つっこみを入れたくなる程立派です。
戸松と比較すれば天守台の立派さが解っていただけると思います。
でも天守台に負けない程立派な二俣城址石柱(w

二俣城は背後に天竜川がある天嶮です。
天守台からも遥か下の方に天竜川が見えました。
今更ですが平日の朝なのでお客さんはいません。
なのでさっぱり痛撮影実施ですよ!!

ちょっと黒沢監督の乱みたいな?
でも、流石に立たせる勇気はございませんでした。
だってこの天守台ですが5メートルぐらいはあると思う。
下を見下ろすと結構怖いです。
なお、この時は日が差していて暑いというのに、天守台を登ったり降りたりして汗体臭な余でした。

本丸の真ん中にある謎の金属箱。
これはちょうどいい高さだと思いまして記念すべきツーショット。
「戸松さん、あんなリョウセイの相手などしていて疲れませんか?」
「リョウセイさんはえっちでスケベで変態ですけど、ああ見えてもロリではないんですよ」
「・・・・」
なんか二人とも楽しそうだなぁ。いったい何を話しているのでしょうね?
ちなみにこの時の戸松の衣装ですが、旅行前日に届いたリトルワンダーワードローブさんの新作です。
制服っぽいですが、私服ですよ。
それと赤い靴は茗子さんになった理奈たんデフォ靴。
靴下はアゾンToHeart2制服にあったこのみ靴下です。
夏少女コーデって感じで、どうよ?

本丸北東の喰い違い虎口。
続く北郭には小さな神社がありました。
手前の灯籠が神社のものです。
「こんな所に閉じこめて、私をどうしようというのかしら?」
「一生閉じこめて、余だけの黒猫にしたいよぉ!!」

二俣城から北に逝くと清瀧寺があります。
ここにはなんと家康の長男である信康さんのお墓があったんですねぇ。
信康さんは切腹させられる前に二俣城に閉じこめられていたんですよ。
って、二俣城に来るまで忘れていたってか知らなかったよ!
信康さんのお墓は普段は入れないのか門が閉ざされていました。
「他人のお墓を写真に撮って楽しいのかしら?もしも映っていたら寝られなくなるわよ」

武田軍が二俣城を包囲した時、なかなか城は落ちませんでした。
そこで武田軍が井戸櫓を破壊して水の手を断つと城方は降伏、開城に持ち込んだそうです。
その有名な井戸櫓が清瀧寺にあるのです。
まあ櫓と逝ってもなんか火の見櫓みたいですね。
下には池があって涼しげでいい雰囲気でした。
戸松がいる社にはお塩の神様が祀ってあるらしく、大量のお塩がお供えてありましたよ。

ちなみに井戸櫓ですが、老朽化で木が腐っているらしく立ち入り禁止となっていました。
なのでメタボで体重増加気味な余ですので、不法侵入はいたしませんでした。
でも戸松を立たせたかったですね。
「私なら余裕よ」
「なら自分で歩いて逝ってよ!!」
「それが出来れば、ねんどろいどなんてやっていないわよ」

清瀧寺の前に、嘗ての役場建物がありました。
今はあのホンダの創業者である本多宗一郎(一発変換出来た。すごいよ!)ものづくり伝承館です。
中に入らなかったのでなんだか解らないです。
建物がレトロだったので撮影だけしてきました。

この後は町中の本屋さんで買い物して天竜二俣駅に向かって徒歩です。
すると駅前に機関車公園がありました。
なので一度やってみたかった運転席での痛撮影実行!
すぐ脇のバス停にいる人の目を逃れての撮影ですよ。
その人がいなければ運転席の外でも撮影出来たんですけどね。
ちなみに県道沿いなんで目立つかも?
「発射オーライでーす!!」
「発射って字が違うよぉ!!」
「リョウセイさんはいつも発射しているじゃありませんか!!」
「ナニをだッ?!」

飾ってあったSL(鞭でビシバシSMではありませんよ)はタイプC58389号でした。
まあ、余は鉄ちゃんではないのでSLのタイプには詳しくないです。
だからってSMも詳しくないですよ。余は打たれ弱いのです。
「弱いくせにすぐ起つのね。なんて節操のない」
「なんで知ってるっ?!」
「さっき戸松さんから聞いたのよ」
「おのれ戸松めっ!今晩も寝かさねーっ!!」

これまたレトロな天竜二俣駅。
帰ってきてから知ったのだが、この駅には転車台ってのがあったのですね。
そんでもって金曜は見学出来たらしい。
まあ時間が10時50分からなんで一時間以上待たなくていけないので時間的に無理だったかな。
でも知っていれば待ったかもね。鉄ちんじゃないけど。

待つ事30分。
逆行きの電車が来た。単線だからここで掛川行きを待つ様だ。
木造の屋根もいいが、電車の右側に映っている給水塔がこれまたレトロでいい!
なんか旧軍施設みたいだったよ。
そんで転車台は給水塔の更に後ろにあった様です。
流石は国登録有形文化財に指定された天浜線だぜ。
鉄ちゃんじゃなくても惚れる!
そういえば鉄ちゃんらしい婦女子のお姉さんもいたよ。
掛川に行く途中のすげーローカル駅で下車していたけど、ナニがあったんだろう?

電車が来るんでカメラ仕舞っていたんで撮影出来なかったんだが、来た車両がこれまたレトロな車両だった。
乗ってから中を撮影したがレトロでいい感じでしたよ。
この対面座席ってのがレトロっぽくていいですね。
ラッシュ時は困るがのんびりローカル線でゆっくりって時はボックス席で足をのばしてのんびりってのは電車旅らしくていいですよ。

そしたら途中で待ち合わせの為に5分ぐらい停車している駅があったので、ちょこっと撮影出来ましたよ。
どう見てもレトロで素晴らしい外見ですよね。
まるで江ノ電みたいです。
一両ってのもローカルでいいです。
まったく興味も関心もなかった天浜線ですが、これは素晴らしいローカル線で楽しかったです。
余は新幹線でびゅーって行って目的地周辺を遊ぶタイプでしたが、今回は電車で広範囲を移動してみました。
ローカル電車旅ってのもいいですね。
てな訳で次の目的地は掛川ですよ。

今回の旅行ですが写真が多いのでまだまだ続きます。
なので急がないで待っててね。
では今宵もまたドール!!