庭園と聖地巡礼の旅 その参

こんばんわ、リョウセイであります。
京都旅行も三日目、今回で終わりです。
果たして余は澪ちゃんに会えるのでしょうか?

最終日の予定は、当初は嵯峨野方面に行くつもりでした。
大覚寺とか天竜寺に行って、ついでに天使の里も見てみようかと思っていたのですが、
テレビでは洛北の神護寺では紅葉が見頃だと知って、急遽行き先を変更しますた。

膝と腰に苦役を強いる石段を登った先に、神護寺の楼門が見えてきました。
紅葉もしていますが、まだ始まったばかりぐらいかと。
でも、市内よりはよっぽどきれいでしたよ。
この日は土曜日なので、まだ9時杉だというのに、結構な人出でした。

神護寺と言えば、長七郎江戸日記とかの時代劇で、悪の本拠としてよく写る石段が有名です。
手前の毘沙門堂、五大堂脇を通って金堂前の石段に来ると、紅葉も真っ赤に染まっていてとても絵に成増!
ああ、なんか「乾いて候」が見たくなったYO!!
けっして早漏じゃないからねッ!

今年は特別に大師堂が後悔されていたよ。
中には板彫弘法大師像が祀られているのですが、撮影禁止です。
なので外見のみ。
ですが余は古い建物が好きなので嬉しいです。
手前の紅葉もいい色に染まっていてきれいでした。

大師堂前の手水には、真っ赤な紅葉が一葉浮かんでいました。
ちょっと良さげな感じだったので撮影してみました。

これが時代劇でよくラストチャンバラの舞台になる大石段だ!
両側の紅葉が、風情を誘う撮影スポットと化していた。
駄菓子菓子!この石段ではついにJKは現れなかったYO!!
もしも澪ちゃんがいたら、血の涙を流しながらローアングルでシャッターを切りまくった事であろうな。

上から石段を撮る。
これも時代劇ではよく写る光景だ。
紅葉がきれいなので、わざわざ予定を変更して神護寺に来た甲斐があったというものだ。

これが金堂です!
古びた風情があっていい感じです。
金堂の中には源頼朝肖像画の複製が飾ってありましたが、堂内は撮影禁止なので撮れませんでした。
本物は五月の虫干しの時しか見せていないそうです。
なお、余が複製画の前でじっくり眺めていたら、後ろから来た夫婦が
「実はこの絵は頼朝じゃないみたいだよ」とか言っていたので、すかさず余は
「最近だと足利直義だという説が有力なんですよ」と言って直義の宣伝をしてきたYO!!
足利直義マンセー!!

神護寺で有名なのが、絶壁から投げるかわらけ投げ。
厄落しでかわらけを投げるヤツだ。
かわらけ二枚で百円だったので、余もチャレンジしてきた。
見れば解るがかわらけはお皿形態なので裏返しにして投げた方が遠くまで飛ぶよ。
あとで気づいたが後ろに写っている布袋様、ナイスポーズです。

途中の店前に神護寺にある源頼朝平重盛像のコピーが貼ってあった。
これが今では足利直義と尊氏兄弟の肖像画なんだから、教科書でインプットされた余世代はどうするんだよ。

高雄からバスに揺られて洛中に戻る。
元気があれば嵯峨野方面に寄ってもよかったのだが、流石に三日目になると足腰がGENNKAITOPPA!
疲れたので早々に市内に帰還。
で、寄ったのはアワアワではない風俗博物館だ。
去年とは展示内容が変わっているので、新鮮である。
今年のテーマは紫式部日記から「一条帝の土御門第行幸」と
源氏物語朝顔」より雪まぼろしと「鈴虫」より月の宴と、「若紫」より紫のゆかりです。

これは「国宝源氏物語絵巻」の鈴虫からの一場面。
中央右の冠直衣姿が源氏で、その左にいるのが冷泉院。
左端にいるのが蛍兵部卿宮です。画面の右には夕霧くんもいるのですが写っていません。
夕霧くんはけっこう好きなキャラなんですがね。

今回の風俗博物館では余もコスプレにチャレンジしてきました。
召しましたご装束はこちらの狩衣と袴と烏帽子です。
恥ずかしいので着用後の御真影はNGです。

コスプレ会場全景。
ちなみに右の後ろ姿の人はドールじゃありません。
余と同じくコスプレーヤーでした。
目が合った瞬間、お互いに気まずそうな顔をしちゃいましたよ。

昼飯は新京極通の側にあった天下一品というラーメン屋に入りました。
ちなみに初日の昼は修学院駅側にあったパン屋で買ったパンを松ヶ崎橋のたもとで喰い、
二日目は飯抜き、三日目にしてまともな食事に有り付けました。
スープはこってりでコクがあって面も細めで堅めでおいしかったです。
店内は狭かったですが、なにより禁煙だったのでゆっくりしていってねでした。

新京極通には誠心院というお寺があって、ここには和泉式部のお墓がありました。
和泉式部のお墓というものがあるのは知っていたのですが、新京極にあるとは知りませんでした。
新京極へは何度か来た事があるのですが、以前は見せていなかったような気がします。
余の思い違いかもしれませんがね。

新京極をお三条通へ北上すると、今回最後の聖地巡礼です。
けいおん第二話でギターを見に行った楽器屋らしいです。
普通の人にはただのCD屋にしか見えないお店を、必死で撮影している余の姿は、通行人には怪しく見えた事でしょう。
「あいつ必死だな」

一本隣りの寺町通には、ゲーマーズもありました。
しかし、今回はスルー!
昼間からゲーマーズに入る勇気はなかったでゴザルよ!

京都市民の食堂、錦市場
買い物客で狭い路地は混雑です。
今回は食後だったので寄りませんでした。

繁華街、四条河原町
ここは夜になると珍走族や、ナンパ族でいっぱいになるそうです。
夕方のニュースとかで、たまに特集がやっています。
昼間は観光客や市民で賑わっています。
某小説では人型兵器が格闘戦を展開しちゃいます。

もう足が限界です。
疲れたので京都駅に戻って地下の商店街で一休み。
適当な店に入って抹茶パフェにチャレンジ。
周りはJKやカップルなので男一人で恥ずかしいなぁと思っていたら、
隣りに男一人が来て苺パフェを注文したよ。
「おお、同志苺パフェスキーよ。お前のおかげで余は恥ずかしくなくなったぞ!!」
抹茶パフェは渋いけど、苺パフェは思いっきり恥ずかしくないですか?!
「五十歩百歩」
ところでこのパフェに突っ立っている焼き麩ですが、すんごく食べ辛かったです。
スプーンじゃ掴めないし、手で掴むにも黒蜜が掛かっているのでべとつくんです。
いったいどうやって食えと?
あとキャラメルコーン上げ底は反則的な栗田ターンですよ。

京都駅の天井。
映画ガメラ3で、ここを突き破ってガメラとイリスが落ちてくる場所。
こうやって見るとすごい鉄骨だな。
この下ではケコーン式らしい事をやっていたよ。

帰りの長鼻ドーラ。
けっこう写真撮っている人がいましたよ。
みんな手すりから乗り出すらしくてアナウンスが必死で制止していました。
16時32分の東京行き新幹線に乗り込み、京都を去りました。

車内ではチューハイを買って別れの乾杯です。
外は多分滋賀県の豊郷付近です。
豊郷にはけいおん最大の聖地があります。
次回は行ってみたいですね。
アルコールが入った余は東京までに一眠り。

で、旅の最後に立ち寄ったのは、何故か夜の秋葉原ラジオ会館!!
ボークスに寄って冬ドルパのパンフを予約してきました。
あとアゾンに寄ってオビツ50ソフトボディSを買ってきました。
今、戸松ちゃんのお胸になっているヤツです。
アキバを最後に庭園と聖地巡礼の旅はお終いでございます。
結局、今回の京都旅行では澪ちゃんには会えなかったです。シクシク・・・

それは兎も角、京都は何回行ってもまだまだ見足りないです。
次は桜タンの時期で行きたいですね。
では股ね。