こんばんわ、リョウセイです。
秋なので、例年の如く京都に行きたくなったので、行ってきました。
京都と言うと源氏物語の舞台なのだが、今風にいうと源氏物語の聖地である。
つまりは、聖地巡礼に行ったのである。
その朝、余は仕事を終えると速攻でJRに乗り東京駅に向かった。
そして8時杉さんには新幹線に乗り込んだのであった。
長鼻ドーラのぞみ700系で2時間半の旅。
京都に着いた余は、まずは駅から東南東にある東福寺に向かったのだった。
今回の旅で最初に寄ったのは、東福寺のすぐ南にある光明院だ。
光明院は東福寺の塔頭寺院で別名「虹の苔寺」と呼ばれているそうだ。
余が光明院に来た理由は、ここには重森三玲作の方丈庭園があるからである。
これがその白砂が印象的な枯山水庭園だ。
余は重森三玲の庭園のファンなのだ。
是非にも我が征西府に枯山水庭園を作庭して欲しいものだ。
書院側からローアングルで攻めてみる!
するとなんだか合成写真みたいな感じになってしまったよ。
次回は愛娘達と一緒に来て、記念写真を撮ってみたいものだな。痛いけど。
離れらしい部屋の丸窓が、これまたいい雰囲気を醸し出しているよ。
平日の早い時間なので空いていて静かでよかった。
会社を休んだ甲斐があるぜ。
すぐ側の東福寺に向かう。
東福寺は鎌倉時代初期に九条兼実の孫である道家によって創建された京都五山の一つである禅宗寺院です。
その三門は現存する最大最古のもので国宝だそうだ。
確かに「大きくて、デカイ!!」
本堂は昭和九年に建築されたものだ。
こちらも「スゴク大きいです・・・・」
鎌倉にある建長寺みたいですねって、真似たのは鎌倉の方か?!
方丈裏手にある龍吟庵に行く。
ここも初めて訪れる庭で、重森三玲の手による庭である。
パンフの見出しがスゴイ!
「昭和の天才作庭家・重森三玲の手による名園中の名園、
方丈の東・西・南に配置された三つの枯山水庭園」だぜ!!
画像は西庭、龍の庭である。
立石が海中から天昇する龍を表しているそうだ。
白と黒の砂が、芸術的なコントラストを描いている。
西庭に面する書院には、亀山法皇の部屋があった。
余もこんな部屋に住みたいです。
東庭は不離の庭というそうだ。
枯山水の砂は白いものだと思っていた余には、
龍吟庵の庭は衝撃的だったよ。
こんなカラフルな枯山水があるとは思わなかったぜ。
池があって植木がある庭はアナログ的な感じだが、枯山水にはデジタルな気配を感じるよ。
こちらは龍吟庵の手前にある即宗院の庭。
ここは九条兼実の山荘だった月輪殿があった場所だそうだ。
そこに南北朝の頃に島津氏久の菩提の為に造られたのが臥雲山即宗院である。
庭にカリンの木があって、ひとつだけ実が落ちていた。
なかなか絵にある光景だなぁと思ってシャッターを切ったよ。
東福寺の方丈に入る。
こちらは八相の庭と呼ばれている庭園があって、もちろん重森三玲の手によるものである。
そしてこれが方丈の正面にある南庭である。
流石に有名所なので人も来ていた。
これがうるさい女学生らしき者どもだったので、ちょっと雰囲気が悪かったよ。
なのでさっさと先に進んだよ。
東庭は北斗七星を模した石柱が並んでいた。
コスモに見立てた庭なのだろう。
なぜか石柱の穴に向けて、お賽銭が投げ込まれている。
穴があると入れたくなるのは悲しい男のサガなのだろうか?
西庭は刈り込まれたさつきと白砂で造られた市松模様を図案化した庭だ。
これを見ても枯山水がデジタルなのが一目瞭然?!
方丈北西にある通天台から見た通天橋。
こうやって見ると紅葉している様に見えますが、
実際はほとんど紅葉していなかったYO!!
来たのが去年よりも半月ほど早い為に、市内はほとんど紅葉していませんでした。
北庭は、これこそデジタルとしか言いようが無い模様をしています。
正面に戻ってきたら、うるさい女子大生がいなくなっていたので、ゆっくり撮影する事が出来たよ。
女子大生は制服着ないから好きじゃないな。
通天橋を渡ってみる。
ところで光明院と龍吟庵と即宗院と方丈と通天橋だが、みんな別料金なんだぜ!!
合計で1900円だよ!
一品料理ばかりじゃなくて、セットメニューぐらい、作れよな!!
下の渓谷から見上げる通天橋。
御覧の通り、周囲はほとんど紅葉していませんでした。
これが時期には真っ赤になるらしい。
是非、見てみたかったよ。
もっともその頃にゃ、すごく混むそうだ。
ドルパどころじゃない様だ。
東福寺を去り、余は京急本線に乗って北上。
降り立ったのは鴨川のデルタ前にある出町柳駅。
さて、みなさん目ん玉ひん剥いて、よっく見ろッ!!
この光景、どこかで見た事ありませんか?
そう、こここそアニメ「けいおん」のOPで主人公達がキャハキャハ渡っていた飛び石なのですよッ!!
亀石と呼ばれているらしく、飛び石の格好が亀なのであります。
ナニを隠そう今回の京都旅行では、聖地は聖地でも源氏物語だけでなく、けいおんの聖地も巡礼してきたのですよッ!!
なので目を皿の様にして澪ちゃんを探してきたのでありマッスル!!
しかし鴨川には澪ちゃんがいなかったので叡山電鉄叡山本線に乗って更に北上。
これがまたバスみたいな可愛い車両でした。
降り立ったのは修学院駅。
そしてこれは駅前にある踏切。
これもまたOPに出てくる聖地です。
だが、ここにも澪ちゃんはいない。
修学院駅。
ここはけいおん第一話で、唯ちゃんが通り過ぎていく場所です。
そん時にホームには紬ちゃんがイマスタ。
でも、ここでも(w
背景がピッタリ一致するのはけいおんOPで四人が走っている橋の上。
近くにある松ヶ橋でほぼ間違いなさそうです。
白川通を南下する。
で、けいおんOPで四人が走る交差点。
但し、OPでは信号は赤だったよ。
お〜い、余の澪ちゃんは何処へ・・・・
一話で律ちゃんと澪ちゃんと紬ちゃんが作戦会議をしているマクド。
その前を唯ちゃんと和ちゃんが通り過ぎていくのであった。
今思ったが、この時マクドに入れば澪ちゃんが居たかもしれない!!
バスに揺られて南下。
京都造形芸術大学で下車。
すると眼前には巨大な階段が目に入ってきたよ!
ここもけいおんOPで四人がジャンプする場所だぜ。
それにしてもしゅごい急勾配だよ。
これじゃJKの短いスカートだったら、おぱんちゅ見えちゃうぜッ!!
余も縞パンが見たかった・・・・
更に更に南下して、湯豆腐で有名な南禅寺に行く。
みなさんの予想通りにここでもけいおん聖地巡礼!
琵琶湖から水を運ぶ為に造られた水路閣です。
駄菓子菓子!
よくよくOPを見ると橋桁が二つぐらいしかなさそうだ。
どうやら余が写した場所の反対側だったようだ。
余は次の瞬間には橋桁の影から澪ちゃんが姿を現してくれるのだと思って、立ち尽くしていたよ。
でもでも・・・・
ちなみに今回こうも的確にけいおん聖地巡礼が出来たのは、みんなインターネットの御陰ですよ。
サイトで紹介していた人に感謝!!
ところで二万人の人に「あなたにとってインターネットはどういう存在?」というアンケートをしたら、
無くなってもどうにかなると思う……11,061人だったそうです。
有効活用できないバカどもがマスコミに踊らされているなと思いましたよ。
余は絶対にインターネットがなくなったら生きていけない。
自らではネット環境すら構築出来ないけどね。
水路閣の後ろにある南禅院。
ここには鎌倉時代末の池泉回遊式庭園があるのです。
折角なので見物してきました。
南禅寺大方丈と枯山水庭園。
この大方丈は天正年間に造営された御所の清涼殿を移築した物だそうだ。
方丈にあった後醍醐天皇が使った輿。
ほんもんかよ?と思ってしまいました。
側にいた人が「ちっちゃいなぁ!」と乃賜っておりましたよ。
これまた別料金の三門も昇ってきたぜ。
「絶景かな!絶景かな!植田佳奈!!」
三門近くにある天授庵にも入る。
本堂のふすま絵は長谷川等伯の筆らしいが、非公開だった。
本堂前庭は白砂が眩しい枯山水庭園です。
書院の南庭は南北朝期の特色を備えた回遊式庭園でした。
水面に映る紅葉の赤がきれいでした。
南禅寺には山名宗全公のお墓もあるみたいですが、こちらは非公開でした。
知恩院方向に歩いていくと、線路みたいなものがあります。
これはインクラインといって琵琶湖に船を運んでいた線路跡です。
画像の台車に船を乗せて運んでいたそうです。
知恩院の北に青連院門跡があります。
ここは天台宗の座主がいた場所らしいのです。
そんでもって室町将軍六代目の足利義教がまだ将軍になる前、
義円だった頃に天台座主をしていた場所なのですよ、多分。
なので行きたいと思っていました。
足利義教は将軍になると九州を平定し、叡山を焼き討ちし、宿敵鎌倉公方を滅ばした手腕の政治家です。
大変厳しい人だったので世間からは「万人恐怖」と呼ばれていたそうです。
なので粛清されそうになったとある大名に暗殺されてしまいます。
ここでは創建以来初めてという国宝「青不動明王二童子像」がご開帳されていました。
その為か、けっこう人が多かったです。
像は撮影禁止なので、小御所とお庭を撮ってきました。
庭は小堀遠州さんの作みたいです。
小御所の前庭はまるで京都御所みたいです。
橘と桜もありました。
歩いて祇園に向かう。
写真は寄らなかったが八坂神社です。
舞妓さんは見なかったなぁ。
祇園にある茶寮「都路里」に入って抹茶パフェを注文する。
流石に歩き疲れたので休憩に甘い物でも食べようと思った余でした。
ここは行列が出来る有名な店なのでが、時間が夕方だったので、待たずに入れましたよ。
で、これが抹茶パフェ!
値段もいいが、味も甘すぎずイイ!
食べるのは二度目だが、男一人でパフェ喰うのは、かなりの羞恥プレイだッ!!
当然だが店内では、一人でパフェ喰っているヤローは余だけだった。
「ずっと、ひとりだった・・・・」
河原町、四条通と寺町通交差点。
ここはけいおん二話でみんなが唯ちゃんと待ち合わせた場所です。
ちょっと暗いのでよく分からないですが多分。
ちなみに、結局澪ちゃんには出会えませんでした。
明日以降に微かな望みを掛けるぜ!!
繁華街をぶらついた後は、本日の宿に向かう為に駅に戻る。
すると京都タワーがライトアップされていてきれいでしたよ。
宿は駅近くにあるアパホテルです。
この日の夕食は高島屋で買った「舞茸の天ぷら」と「中華クラゲと胡瓜の和え物」
それと「鯖寿司」です。
お酒も一緒に買った「ど黒」という芋焼酎です。
この日は夜勤明けで寝ないで京都聖地巡礼したので、すぐにダウンしちゃいました。
聖地巡礼の旅は、次の日に続くのであった。
今宵はこれまで。股ね。