読書の秋?

こんばんわ、貴方のリョウセイです。
今回、余の出番はありません。

状況はささらさんの家にタマ姉が遊びに来たという状態から始まります。
では、愛のリョウセイ劇場の始まりです。

「ささらー、ささらー、遊びに来たわよ。いるんでしょ?」
ささらの家に遊びに来たタマ姉
ささらの部屋に入ると声を掛けるのだが返事がない。

几帳の影から中を見ると、ささらは熱心に何かを見ている最中だった。
「ささらったら熱心に読書?」
ささらが何を読んでいるのか気になったタマ姉は、そっと忍び寄ると肩越しにのぞき込んだ。

「いったい何を読んでいるのかしら・・・・・
今は昔、竹取の翁といふ者ありけり・・・・・」

竹取物語ね」
「た、環さん!」
「熱心に読んでいる様だったので気づいてもらえなかったわ」
「ごめんなさい」

竹取物語なら前に読んだ事あるわ。車持の皇子って、藤原不比等の事なんだってね」
かぐや姫に求愛する五人の貴公子のモデルが、大宝律令公布時の政府高官だという説ですね」

「まあ、そんな事はどうでもいいわ。それよりも私にも読ませて」
「はい、どうぞ。ご一緒に見ましょう」
こうして二人は仲良く物語りを読みふけるのであった。

そんな訳で今回は、これまたヤフオクで落札したドールサイズな巻物です。
思わず衝動ポチっとしてしまいました。

広げるとけっこうな長さになります。
中には竹取物語の最初の一節が印刷されています。
なかなかこの様な小物は売っていないので面白いと思って買っちゃいましたよ。
古典的ドールライフを満喫したい余のはタマラン小物でした。
では今宵はこれまで。股ね!