魔法少女、来る!!

こんばんわ、貴方のリョウセイです。我がクラブへようこそようこ

後征西将軍宮である余の願いは九州探題の野望から大宰府を取り戻す事である。
しかし今川探題勢は強い。菊池軍を主力とした征西府軍は苦戦している。
この苦境を打開するには、余はいったいどうすればいいのだろうか?

「変身よっ!」
「凛ちゃん?!」
「困った時は変身しかないわ!お願い事なら、魔法少女にお任せよ!!」

「変身って、その手にしている杖はナニ?」
「これはこの2週間掛かってコツコツ制作した魔法の杖よ。
魔法少女必須アイテムに決まっているじゃないの」

「なんでまた魔法少女の杖なんか持っているのさ?」
「細かい事なんか気にしない。探題勢から大宰府を取り戻したいんでしょ?!
だったら変身しかないのよッ!!」
「そんな?何故!!」

「スイート・マジカル・センセーション!!」
「その呪文、違うヨォ!!」
ぴかーん!!

「おまたせ!魔法少女カレイドルビー、ここに誕生!」
「・・・・あんた誰?」

「失礼ねリョウセイってば。私は魔法少女カレイドルビーよ
元ネタは知らないけどね」

「前から見ても後ろから見ても、これはもう魔法少女以外の何者にも見えないでしょ?
けっしてヤフオクで落としたから杖を造ってお披露目している訳じゃないのよ」
「・・・・・そうなんだ、フッ・・・・・」

「と、とにかく魔法少女カレイドルビーが来たからは今川了俊なんかイチコロよ。
掛かってきなさいッ!!」

「任せたっ!もう征西府の事はみんな凛ちゃんに任せたYO!!」
「違うわ。私はドルフィードリーム遠坂凛ではないわ。今の私は魔法少女カレイドルビーよッ!!」
「わかりました魔法少女カレイドルビー様っ!お願いしますから大宰府を取り戻して!!」

「いいわよ、私が探題勢から大宰府を取り戻してあげるわ。
でも、そうしたらリョウセイは私に何をしてくれるのかしら?」
魔法少女のくせに見返りを要求するの?!」
「あら、後征西将軍宮様は人に物を頼む時にタダでお願いするのかしら?ご恩と奉公は武士の習いよ」
「よ、余にナニをしろって言うのさ・・・」
「うふふ、さ〜てねぇ・・・・リョウセイには何をしてもらいましょうかしら・・・・楽しみだわ」



そんな訳で今回はヤフオクで落とした魔法少女カレイドルビー衣装のお披露目です。
ほんとは二週間前に手元に来たのですが、魔法の杖を自作していたので時間が掛かりました。
衣装は多分ワンフェスで売っていた物だと思います。
以前に見かけた覚えがありますが、まさかその後に自分が手に入れるとは思ってもいませんでした。
と、言う訳でついに我が家にも魔法少女が来てしまいました。
でも赤い服は色移りが怖いので長時間は着せていられないのが残念です。
ではまた。