気が付いたら戦国北条氏ツアーになっていたよ

夜はすんごい雨と風でした。
宿に着いてからだったので運が良かったと言えるのだろうか?
ちなみに宿の風呂が片方タイルの貼り替え工事中だったので一つの風呂を男女交互で入浴だった。
おかげで忙しない風呂だった。

翌朝。部屋の外は何も見えない。部屋から富士山が見えるので予約したホテルなのに、どうして?

仕方がないので箱根を後にして国道一号線を小田原方面に向かう。
走っていると天候が回復、青空が見えてきた。
もう一時間ホテルにいれば富士山が見えたかと思うと悔しい。でも感じちゃう!
途中の箱根湯本で早雲寺に立ち寄る。
この寺は小田原北条氏二代目氏綱が初代伊勢新九郎盛時早雲を供養する為に建立した。
その後北条宗家の菩提寺になった。

早雲寺のバケツと桶。
見事に三鱗の家紋が入っている。
ところで余は昔この家紋を北条菱と思っていた。
こんな間違いは余だけかと思っていた他にも北条菱と書いている人がいたので安心した。
なお小田原北条氏の三鱗は鎌倉北条氏のが正三角形なのに対して横長の二等辺三角形である。

本堂裏手の墓地の一角にある小田原北条家五代のお墓。
後年になって子孫が建てたもの。
ちなみに小田原北条氏は初代北条早雲、二代北条氏綱、三代北条氏康、四代北条氏政、五代北条氏直
約90年程関東を支配した。

本堂裏の北条幻庵が造ったという庭園。
幻庵は早雲の末子で五代目氏直の時勢まで長生きした文化人である。
庭園は枯山水式のこじんまりとした質素な作りである。
池があるのは前日の大雨で水が溜まった物だと思う。きっと・・・

湯本を出て小田原城に行く。
しかし着いたのは見覚えがある天守閣がある城跡ではなく戦国期の城跡。
天守閣から北西にある小峰御鐘ノ台大堀切。
堀の深さは10メートルになる見応えがある場所だ。
山中城に続いて見応えがあり行ってよかったよ。
この一角は城山公園として保存整備されているので見学し易い。
中世城郭ファンとしてはうれしいかぎりであるよ。

とにかくすごい!
50メートルぐらいの長さで残っている。
カンドーである!

堀の底から土塁を登ると息が切れる。
けして歳の所為ではないぞ。

公園内にある慰霊塔。
なんの慰霊塔だかは近くに行かなかったので不明である。
でも何故ここに造ったのか?

小田原城公園に行く。
天守閣と象。
本丸公園には象がいる。
ただで見る事が出来る象がいる動物園が他にあるだろうか?
ちなみにこの象さん、還暦を迎えたそうだ。
元気で長生きして下さい。
復元された天守閣は江戸期の稲葉か大久保時代の姿である。
今回は昇らなかったよ。

二の丸から天守閣を見上げる。

本丸を囲む堀の跡。
今は菖蒲園になっていた。

二の丸から本丸に向かう常盤木門。
ちょうど幼稚園児が来た所だ。
どっかのジジイが園児と記念撮影をしていた。
ヤルナと思った。

天守閣。
こう見ると石垣が高い。
手すりの工事中だった。

本丸から西に下る。
その側にある本丸の石垣。
崩れているのは関東大震災で崩れた為だと思う。
確か。

本丸の西側に遊園地がある。
そこから二宮くん神社に行く途中にあった空堀
中世っぽくてイイ雰囲気だ。

旧雷曲輪にあるご愁傷様二宮くん神社。
小田原城へは何度か来た事があるが、二宮くん神社に足を運んだのは初めてである。
神社なので巫女さんがいたよ。

有名すぎる二宮尊徳銅像
余の小学校にもあったと思う。
二宮くん尊徳の生まれた家は小田原の近くにある。
行った事はないけど。

南曲輪の水堀。
天気がいいと水面お姉ちゃんが栄える。
「楽よね、妹キャラは」

銅門前にある二の丸観光案内所。
余の中学校を思い起こす木造建築である。
なつかしいぜ。

二の丸に近年復元された銅門。
流石に新しい。
ちと江戸城を思い出す。

さらに馬出門の枡形も復元工事が成されていた。
小田原市のやる気が伺えてよろしい。

工事中の馬出門と隅櫓。手前が大手に掛かる堀。
今回はお堀端も散策してみた。
陽気のせいか結構な人出である。

赤がシャアを連想させる学橋。
しかしこの橋は昔の絵図だと載っていないんだな。
明治以降に造られたようだ。

学橋を渡って二の丸に入る。
正面にあるこれまた古めかしい建物は歴史見聞館だ。
しかし今回はパス。
腹が減ったので飯を最優先事項にしたよ。

二の丸を抜けて嘗ては野球場があった城米曲輪に戻る。
今はここが駐車場になっているのだ。
駐車場から昼食を求めて駅に向かう。
すると見えたのは八幡山
後北条氏時代の主郭があった場所であるが、今では住宅地となっている。

駅前を通って東商店街に行く。
そこには釜市という釜飯屋があって何度か食べに来たのだが、数年ぶりに来たらなくなっていたよ。
近くのお店に入ってかきあげ丼を頼む。
これが700円といいう値段の割にはでかくてうまかった。
同行者が注文したまかない丼も鰺や鮪のさしみなどがたくさん入っていておいしそうだったよ。
ただし待たされたが最後は貸し切り状態でゆっくりしていってねでよかった。
また寄ろう。

駅前商店街の一角にある四代目北条氏政とその弟の北条氏照のお墓。
この辺は昔はお寺だったのだが、今では二人のお墓だけが残っている。
ところで余がファミコンスーパーファミコンやPCの信長の野望をプレイする時は、決まって北条だった。
なので氏政には親近感を覚える。

小さな階段を上がると二人の石塔がある。
手前の岩が切腹した時に使った物だと言うが、本当だろうか?
なお周囲の手すりのは何故か幸せの鈴とか言ってたくさんの鈴がぶら下がっていた。
かつて来た時にはなかったと思うが、どうよ?

これまたビックリ?!
なんと平屋だった小田原駅が立派な駅ビルに変貌していたよ。
まるで浦島太郎になった気分だ。
駅前にはお土産屋さんが並んでいたのでヒヤかす。
余は梅干しが食べられないのでお土産に困るのであった。

小田原を去る。
城跡から北東に向かい道に迷った挙げ句の果てにたどり着いたのはなぜか幼稚園。
その向かい側に目指す北条幻庵屋敷跡はあった。
今は小さな御堂と池があるだけだ。

前に書いたが幻庵は早雲の子で長寿の人。芸術センスも相当だったので屋敷の作りもかなり凝っていたと思う。
池は小さな物でしかないが、昔はもっと大きかったのではないかと思う。

帰り道、なぜかアクアライン経由で海ホタルに寄る。
自分で来るのは初めてだ。
東京湾の真ん中にあるので四方が海。見晴らしはよい。
しかし中身はショッピングセンターと変わらない。
土曜の夕方なので結構人がいる。

ショッピングを終えて外に出ると丁度夕日が沈む所だった。
なかなかロマンチックな光景かな?
そんなこんなで気が付けば戦国北条氏ツアーとなってしまった今回の箱根温泉旅行でした。
さて、次はどこへ行こうかねぇ・・・?