自衛隊イベント

今回は陸上自衛隊土浦駐屯地、通称武器学校の基地祭に行ってきましたよ。

まずは基地祭恒例の記念式典。
余の後ろにいたガキには退屈らしく「つまらない」「早く終われ」とうるさいデース。
まあ余も子供のころは同じだったけどね。

式典が終わって行進が始まった。
いわゆる軍靴の響きである。
これを見たらケメコのアイキャッチを連想したよ。

中型トラックに装備されたブローニングM2重機関銃カコイイ!!

行進が終わって太鼓の後にグランドの向こうからなんか来るよ!
これが噂のレストア89式中戦車かぁ!!
本当に動いているよ!!
ウソみてー!!

さて、訓練展示が始まったよ。
颯爽とやって来たのは軽装甲機動車だ!
我が家にも一台欲しいかも。

会心の一撃!特火の支援砲撃!!
これはうまく撮れたよ。カンドーだ。
しかし連写が出来るデジカメが欲しいと思う。

敵戦車に肉迫するAH−1。
ヘリの写真は撮りづらい。逆光だし。

歩兵(普通科)の突撃!
近代戦でも主役はやっぱり歩兵である。
いくらいい道具があっても使いこなすのは所詮は人間だ。

歩兵の突撃に合わせて90式戦車も突撃する。
関東でも90式を見られるのはここと富士学校ぐらいか。
関東より西では見られるのだろうか?
今度の新型を見る事になるのもここ武器学校でだろうかな?
訓練展示は味方部隊の突撃でもって終了。
満足のいく展示であって楽しかったよ。

訓練展示が終わって敷地内を散策。
すると展示する為に89式中戦車が走ってきた。
けっして幼女を撮りたかったわけじゃないんだからねっ!!

89式を追って追従する群衆!
まるでパレスチナみたい。(不謹慎)
しかしすごい人気だよ89式
思わず余もあうんあうんと前に回ってびっくり仰天!!

謎の戦車兵登場!!
この人もすごい人気でみんな記念写真を撮りまくっていたよ。
でも眉毛ボーン!!
この89式は操縦席が右側にあるので乙型か?

土嚢で掩蔽された60式無反動砲。
こういう展示は見ていてワクワクする。

「狙い撃つ!!」
思わずロックオン声で叫びたくなる。

しばらく入れなかった火砲館(だったか)にある九四式三十七ミリ速射砲である。

同じく一式四十七ミリ機動砲。
肉迫して激写!!

ビルマで戦ったとある小隊の話で読んだのだが、30メートルで徹甲弾で射撃してM4シャーマンの装甲に弾かれてしまう。
二発命中させて行動不能にするが装甲は貫通出来なかったらしく対戦車砲としては非力だったようだ。
でもしゅきだ!!

そばにある三式中戦車チヌ。
あの司馬遼太郎センセーも搭乗していた戦車である。
いわゆる装甲がヤスリで削れるってヤツ?!
こちらもいずれはレストアされるのだろうか?

アドミラルヤマモトのドーゾー。
子ブッシュに言わせれば戦艦らしい。
焼き肉が食えなくなったのは井上成美の所為らしい。

武器学校が武器学校と言われる所以である。
ここは写真撮影が出来たり出来なかったりと来る年によって違うのはなぜ?
しかも来る都度展示品が少なくなって来ているような。

旧軍の主力歩兵銃である三八式歩兵銃。
性能は悪くないがこれでアメリカ相手の大戦を戦い抜くには無理があったよな。
やっぱ長いよ。車もそうだが時代はコンパクトに。
でも一丁欲しいなぁ。

こっちの自動拳銃はとある特殊な用途に使われた(?)有名な拳銃。
将校さんの必需品ですね。生きて虜囚の辱めを・・・・

前に余が来た時にはなかった零戦用の照準機。
「うほっ、眩しッ!!」

武器学校を後にした余はわりと近所にある鹿島海軍航空隊の跡に立ち寄る。
ここは水上機の航空隊なので湖畔にスロープが残っている。
今はレジャーボートの基地になっていた。

かつてカタパルトが設置してあった台座跡。
丸いので雰囲気は伝わると思う。
戦艦や巡洋艦に積んであるカタパルトと同じものがあったらしい。

司令部跡。
今は廃墟だが工場の敷地内なので立ち入る事は出来ない。
未だにこんな物が残っているのは貴重だろう。

今回は武器学校と旧軍施設を巡る休日となった。
充実した一日でしたよ。
ではまた。