なんかよく解らないタイトルだと思いますが、今回は春先に出掛けた信州旅行の話を少し。
目指したのは新潟県上越市にある春日山城!北方の守護神上杉謙信の居城だッ!!
これが春日山城の全景。ハッキリ言って山である。
肉眼で見るとカンドーである。だって流浪人じゃなくてあの謙信のお城だよ。
余は来たり!そして見たり!ついにキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
余がやってきたのは春日山神社である。
本来の大手口は別の場所なのだが車では行けないらしい。
ここの駐車場に車を停めて長い石段を昇ると神社がある。
境内にはなぜか大砲と砲弾が飾ってあった。
年代物のレトロ品だ。大砲は5インチぐらいで砲弾は12インチぐらいあった。
外国製らしいので日露戦役の戦利品かも?
神社右手が登山口だ。文字通り山登りだよ。前途多難ですな。
途中にあった堀割。深さは6メートルぐらいあった。
更に昇る事、十数分。途中に直江屋敷跡などがあった。
そして見えてきたのは毘沙門堂。
オンベイシラマンダヤソワカ。
結構小降りだが山の上なのでこんなものか。
更に坂道を行く。
ついにたどり着いた俺たちの頂!
嗚呼、あこがれの本丸!!
ここまでの道のりは遠かったYO!!
流石に山の上なので見晴らしはいい。謙信も見たであろう眼下の眺望は天気もよいのですてきだぜ。
これがその景色。桜も咲いていて心も弾む。
桜たんマンセー!!
これは二の丸から見上げた本丸。
あんなに高い所まで昇ったのだと思うと、ドッと疲れが出る。
いくら昔の人が足腰頑丈だったとしても、毎日昇るのは疲れたであろう。
こっちは本丸から見て二の丸とは反対側の下のある井戸。
画面左の柵に囲われているのがそれ。
山の上だというのに今でも水が溜まっていた。貴重な水源である。
二の丸から下った場所にあった上杉景虎屋敷跡!
景虎は謙信の養子で本当の父ちゃんは北条氏康なのだが謙信の後継者候補となったいた。
で、炎の蜃気楼ってナニ?!
どうやら美少年景虎がホモる小説らしい?
それを妬んだ謙信の甥で後継者候補の景勝が本丸から下にある景虎屋敷に鉄砲を撃ち込んだとか。
山登りを終えて再び神社に戻る。茶店で飲んだポカリはうまかったよ。
おみやげに旗を買った。
本陣の旗印である毘の旗だ。
春日山城を制覇した後に向かったのは、峰裾にある林泉寺。ここは幼き謙信が勉強に励んだ場所。
山門が立派であるが、これは春日山城の門を移築したものだそうだ。
境内には長尾家代々のお墓がある。
ちなみに謙信の上杉家に入る前の名前は長尾景虎である。
ここにはオヤジやじいさんの墓と一緒に謙信公のお墓がありました。
でも中身は上杉家が米沢に引っ越ししてしまったので、そっちにあるんじゃないかなぁ?
城下に出る。すると立派な水堀があった。
監物堀というそうだ。
ここはきれいに整備されていて公園みたいでいい。
脇にある東砦。
こういったいかにもな中世なお城は面白いと思う。
余の時代の城もこんなものだと思うと親しみが涌く。
監物堀はきれいなクランクを描いていた。きれいすぎて公園の池にしか見えない。
ところでこの監物堀だが謙信時代にはなかったんだって。
上杉の後にこの地に入った人が作ったんだってさ。
でも雰囲気いいから許す。
近くにある高田城。
再現された櫓が水面に映える。
建物があると絵になるよね。
ここは花見の名所らしく城跡公園はお祭り気分でわっしょいだ!
ここの水堀もきれいに整備保存されている。
高田市内にあった旧師団長官舎。
高田城址には旧軍の十三師団司令部が置かれていた。
これは師団長だった長岡外史も使用した官舎だそうだ。
長岡さんは日露戦役時の参謀次長でひげで有名な人。
しかし月曜定休なので入れなかった。悔しい!
新潟県を去って長野県に入る。
今度は謙信と武田信玄が激戦を繰り返した川中島古戦場へむかう。
で、これが有名な一騎打ちな銅像。
超有名な観光地と化しているので団体客も多い。
しかし今は神社があるだけで戦場の面影は感じられないって当たり前か。
川中島古戦場の目と鼻の先にある海津城。
今は真田時代の呼び名で松代城である。
ここも最近になって城門が復元されて城跡らしくなった。
天守台と桜。
海津城は山本勘助が作ったお城と言われている。
徳川時代になって真田家が入ったが、外様大名なので天守閣は造らなかったそうだ。
長野市から千曲川に沿って移動。
遠くの山の上に目的地が見えてきたよ。
またもや山登りか。
しかし今度は近くまで車で行けた。助かった。
着いたのは上山田温泉近くにある荒砥城。
なんとNHK大河(釘宮でない)ドラマ風林火山で晴信のはじせん(初めての実戦)となった海ノ口城戦のロケ地である。
こういった中世風の城門や櫓などが、それっぽく再現されていた。
櫓上から本丸方向をみる。
いかにも雰囲気がでていてよい。
さあ、気分も盛り上がって是好調だっ!!
中世風の櫓。丸太をくんだだけのそれっぽい物だがいいんんだな。
武王の門で懐良親王がよく昇っていた櫓もこんなものであろう。
本丸にある主殿。
粗末なほったて小屋みたいで雰囲気出てるよ。
無論だが天守閣などない。
主殿の中。円座がぽつんと置いてあった。
この作りだと冬は寒そうだな。
本丸から二の丸を見る。
背景を見れば解るだろうが、山の上である。下に千曲川が流れている天険だ。
荒砥城の桜。
関東ではすでに散ってしまったが信州ではどこに行ってもまだ咲いていたのできれいでした。
いい花見が出来たよ。
ここから翌日。
早朝に松本城を攻める。
ここへは数十年ぶりに来た。余が始めてみた国宝の天守閣がここだったよ。
信玄のころは深志城といっていた。
天守閣が出来たのは徳川時代である。
これは本丸から見た所。
近くで見上げるとその大きさが実感出来ると思う。
「すごく大きいです」
天守閣を昇る。
途中のお偉いさんの部屋。
御簾が下がっていて平安貴族の邸宅っぽい。
最上階に到達。
狭い階段なので結構疲れる。
平日なので余が一番乗りである。
やはり初物はよい!
最上階からの景色。
中央に見える洋館は開智学校だ。
以前は気づかなかったが、こんなにも近かったのかと思った。
なので前回は訪れなかった開智学校へはおみやげを買った後に移動だ。
余はこういう明治期の洋風建築が好きである。
教室プレイはあこがれだったよ。
二階の講堂だったかな?
ここはたま姉壁紙の背景綺麗だよになった場所。
田舎の木造校舎で上級生のお姉しゃんとのパフパフ!
嗚呼、タマらんなぁ!!
開智学校の隣にある洋館。
確か商工会館かなんかだったと思われ。
しかしこういう建物を見ているとグリーンゲーブルズを連想ゲーム。
ちょうちん袖のブ・・・
聖地巡礼キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
おねがい!永遠のせぶんちーん!!
ここがおねティの学校のモデルになった校舎だ!たぶん!!
松本!教官!!にあったなんて知らなかったYO、偶然だ!!
ちゃんと当時の教室もそのまま展示されているよ。
でもいい構図で写真撮っていなかったーYO!
股逝くしかないなと思う余であった。
この後は松本城近くで信州そばを喰って移動。
着いたのは真田一族でチョー有名な上田城。関西弁の声優ではない。
一応ここも太平記つながりか?
やはり花見客で込んでいたが、ちょうど公園前の駐車場に車を停められたよ。
桜の時期はいいが、平日でもどこも混んでいるので大変だ。
左右の櫓は現存のものだが門は復元らしい。
でも絵的に栄えるのはいい。
チョー有名な真田親子。
この場面を吹き替えするなら昌幸パパは森川智之、信幸兄ちゃんは宮野くん、信繁ちゃんは小林ゆう?!
オタクチョイスだ!!
本丸北側の水堀を東から西に向かって撮影。
空堀もいいが、桜のはなびらが水面に広がっている水堀もいい。
駄菓子菓子、ここで一眼カメラのバッテリーが萌え尽きる。
なんて事だ!!
次は藤村藤村(余はそう思っていたが島崎だったのね)の詩で有名な小諸哲也城(嘘!)
ここも観光客でおっぱいだ!駐車場が混んでいたよ!
ここからコダックのデジカメなので画像サイズが違うのはご了承くだされ。
画像は現存建築である三の門。懐古園の額がよく見るやつだ。
あと駅の反対側に大手門があるらしいがパスしたよ。
本丸北西にある天守台。
ここに櫓を造って展望台にしよう。観光客も喜ぶ事であろう。
それか春夏秋冬テーマパークな御殿をキボンヌ!
本丸にある懐古神社。
境内にあった鏡ん石。
表面がぴかぴかでつるつるだ。
映っているのはくたびれた余の御真影である。
本邦初後悔か?!
南側にあるすんげぇ谷。確かにこれは堀というよりも谷だよ。
小諸城は全国でも珍しい三の丸よりも本丸の方が標高が低い城である。
千曲川に面する本丸の南と北にこんな感じの谷があって攻めずらい縄張りだ。
ちなみにこの谷の向こうには動物園があった。
余は動物なのでいまさら動物を見る気にならなかったので烏賊なかったけどね。
さて、今回の旅行で最後に寄ったのは信州の五稜郭!!
確かに☆型しているよ!
函館のがSDサイズだとすると、こっちはジェニーサイズか?
図の下の角の写真。
ここは函館の様な展望台がないので上方から確認出来ない。
全体を見るには近くの山に登るしかないな。
ここも花見でそこそこ車が来ていた。
田舎なので車じゃないと不便なので仕方がないが、そんな不便な田舎になぜこんな西洋要塞を築城したのか?
平地の真ん中に構築するならともかく周りは山だぜ。
まあおかげで今でもきっちり残っている訳だがね。
正面の大手門。
って単郭式のお城だから大手を入るといきなり本丸かよ!
ここでは記念写真を撮る人がいっぱいで空くまで待たされたよ。
でもここも桜が満開できれいでした。
本丸は小学校になっています。
なのでカメラを持ったあやしい男が周囲をぶらぶらしていたら、ガキに「不審者だ!」と指さされた。
失礼なガキだ!余は男にゃ興味ないぞ!!
少し離れた場所にある枡形門跡。
ちょうど下校中のようぢょが通過!激写!!
これでは不審者と言われるのもやむを得ない話か?!
しかしこの枡形だが、わざわざ通るやつがいるだろうか?
なんか寂しい感じがする。
近くのお寺。こじんまりとしていて雰囲気がよい。
なお後方の山も城跡っていうか砦だったらしい。
あそこに登れば龍岡城もよく見える事であろうな。
最後は横川SAからの夕方の妙義山。
ここのレストランで釜飯定食を頼んだのだが、なんて事ない横川の釜飯弁当にうどんが付いただけだった。
しかも釜飯がぬるぽ!ちっとこれはないんじゃないの?!
おみやげで買ったおやきはおいしゅうございましたけどね。
そういえば妙義山といえば中里はまだ32で走っているのだろうか?
そんなこんなでお花見な信州お城巡りなツアーでした。ちゃんちゃん。