土方歳三の血 行殺は許せるけど・・・・

こんばんわ、貴方のリョウセイです。

余が尊敬する最高の武士は、豊玉師匠です。
一般的には、土方歳三といいますね。
という事で今日は土方さんが箱舘で戦死された命日です。


取り敢えず、余の土方さんコレクションを集めてみました。
まずは、どこで買ったか思い出せない土方歳三のポスター。
もう何年も前の事なので思い出せない。
それと、ここはやっぱり大御所司馬遼太郎さんの「燃えよ剣
これ無くしては土方歳三は語れないよね!!

そして左にあるのは、十数年前に函館に行った時に買ったワイン。
なんと名前が「土方歳三の血」だぜッ!
これは三本ほど買って呑んだ最後の一本だ。
たしか、すんげー旨かった覚えがあるよ。
もったいないので残していたが、もう十年物になってしまったな・・・・

そんでもって、もう少し探してみた。
見つかったのは子母沢寛新撰組始末記。
それと武王の門と同じ作者、北方謙三黒龍の柩。
そしてアキバの中央通り沿いにある武装商店で買った「和泉守兼定」の模造刀。
但しこれは土方家にある方で、之定ではない。

土方さんと言えば新撰組の副長で人気だが、以前話した様に余が好きな土方さんは戊辰戦争になってからの土方さんだ。
流山で近藤さんと決別した後、土方さんは宇都宮で戦ったり、会津で戦ったり、最後は箱舘で戦うのだが、
その辺りがすごく好きなんですよねぇ。
なので新撰組のダンダラ羽織姿よりも、洋装の軍服姿の方が格好いいと思います。
だから京都ドルパで出た洋装の土方歳三ドールは、澪ちゃんと一緒にお迎えしたいとマジ思いました。

ここからはちょっと大人の話題になりますが、
今から10年ぐらい前にエ○ゲーで「行殺(はぁと)新撰組」という作品がありました。
新撰組を元ネタにした○ロゲーなんですが、これにハマッた時期がありましたねぇ。
主題歌の「切腹ソング」は今聞いても心トキメクものがあります。
好きだったシナリオは原田沙乃だった覚えがあります。ごめんなさい!!
ですが、土方歳江シナリオだけは、恐れ多くてやれませんでしたよ!!




ところでやはり新撰組を元ネタにしたゲームで、「機動新撰組 萌○よ剣」っていう糞ゲーがありました。
この「機動新撰組 萌え○剣」はクソッタレなくせにアニメにもなっています。
余はこれだけは全力で否定しますッ!!
絶対に許せません!!
世の中には見なくてもイイアニメってのがありまして、これがその最先端だと今でも確信しているのでアリマス!!


そんな訳で今日は余が好きな土方さんの命日でした。
ところで龍馬伝では誰が土方さんを演じるのでしょうか?
そう言えば土方さんと龍馬は同い年なんですよね。
では、今宵はこれまで。
またね。

56!!

こんばんわ、貴方のリョウセイです。

4月18日は、今から67年前の昭和18年
ブーゲンビル島上空で連合艦隊司令長官山本五十六海軍大将が戦死された日です。

山本56は海軍軍人でありながら日米戦争には反対な考えでしたが、
皮肉にも自身が連合艦隊の司令長官として戦争指導を取る立場での開戦となってしまいました。
非常に人情に厚い性格で、戦死した部下の家に弔問した際に、その場で卒倒してしまったそうです。


山本さんの実家は新潟の長岡にありまして、復元された生家があります。
余も数十年前に訪れた事がありまして、これはその時購入した色紙であります。
意味は解りませんが、額に入れて飾っています。

山本56というと、やっぱり阿川提督の小説は外せませんね。
山本五十六と米内光政、井上成美の海軍三部作はいつ読んでも面白いですよ。

まあそんな事で、今日4月18日は、山本五十六さんの命日です。
では、これにて失礼しますね。

漢達の大和!!

こんばんわ、漢起ちのリョウセイです・・・・って別に余はモーホーじゃありませんよ。
4月7日は、今から65年前の太平洋戦争末期に菊水一号作戦に参加した
大日本帝国海軍戦艦大和が作戦半ばで沈没した慰霊の日です。



大和の慰霊ということで、
映画「男たちの大和」が制作された2005年に尾道に作られたオープンセットの画像を紹介しますね。
そん時にゃ余もわざわざ見に行ったんですよ。
まずは艦首にある十六花弁菊家紋。
大和の菊の紋章は1.6メートルほどあったそうです。

荒ぶる男のあこがれ!
それが18インチ!!
これが世界最強の艦載砲である46センチ主砲の実物大ですよ。

出来れば艦橋も作って欲しかったロケセットですが、実物大の46センチ主砲塔だけでも、超感動ものですよ。
ハリボテと解っていても、込み上げるうれしさで、思わずちびりそうになる余でした。
わざわざ尾道まで足を運んだ甲斐が、あったというものだ。

艦首錨鎖甲板付近から眺めた全景。
この頃には夕方近かったので、かなり人影も少なくなっていたのでイイ写真が撮れましたよ。
やっぱりこうやって見ると、自衛隊護衛艦とは違い、戦艦の大きさが実感出来ました。
お次はパールハーバーにあるミズーリを見に行くしかないなぁ!!

舷側にある三連装25ミリ機銃座と12.7センチ連装高角砲。
タミヤのウォーターラインシリーズの模型だと、ちまちましたパーツだが、実物大だと機銃でもデカイですね。
いやまあ、ほんと、わざわざ見に行ってよかったよ。

ついでに呉に出来た「大和ミュージアム」も見てきたんだなぁ。
こちらは10分の1サイズの戦艦大和
それでも迫力は十分にありますよ。
昔読んだ戦争考古学うんちゃらな本で、現代に戦艦大和を復元する話がありましたが、
実際に復元してくれないですかねぇ?
ついでに乗組員とか募集してくれたら、真っ先に転職するんですけど。
それか三分の一で復元して、ビックサイト沖に浮かべてDDとか乗せてドルパで展示するとか?!

大和の後ろ姿って、結構好きなんですよ。
余は貧乳スキーなのですが、ヒップはダイナマイトなのが好みなんです。
なので後ろからの画像は結構取りまくっていました。

鳥観図!
こうやって見ると、大和は艦首部が長いですね。
大和の大きさが実感出来るスバラシイ眺めでございます。

最後は大和を建造した呉の第四ドックにある巨大な屋根。
ドックは埋め立てられてしまい、残っていませんが、
当時、建造中の大和を隠す為に作られた大屋根は健在でした。


嗚呼、こうやって当時の写真を見ていると、また呉に行きたくなって来ますね。
今年は都合を付けて久しぶりに広島まで行ってみようかしら?

まあ、そんな事で今日は戦艦大和が沈没した日でした。
やっぱり日本男児なら皆大和スキーですね。
では股。
チェリオ!!

悲劇の弟くん

さて、今回は久しぶりに知的なお話をしようと思う。

今から658年前の正平七年(西暦1352年)二月二十六日は、足利直義の命日である。

今ではすっかり定説となった足利直義肖像画である。
足利直義太平記に出てくる人物で、足利幕府を開いた足利尊氏実弟である。
尊氏と直義は本当に仲の良い兄弟でした。
幕府を開いた時、尊氏は清水寺に有名な願文を収めている。
「この世は夢の如くに候、尊氏にたう心たはせ給候て、後生たすけさせをはしまし候、
猶猶とんせいしたく候、たう心したく候、たう心たはせ給候へく候、
今生のくわほうにかへて、後生たすけさせ給候へく候、
今生のくわほうをは直義にはせ給候て、直義あんをんにまもらせ給候へく候」

尊氏は幕府を開いた直後に「自分は隠遁するから来世で幸せにしてくれ。
この世での幸せは直義に与えてください」とお願いしているのだ。
それぐらいに尊氏と直義は仲が良かったのだ。

戦は強いがどちらかというと優柔不断な坊ちゃんである尊氏に対して、
直義は戦は下手だが政治家としては優秀であった。
そんな二人が協力して幕府を開く事が出来た訳だが、のちにこの兄弟は対立する事になったのである。

NHK大河ドラマ太平記、最終回「尊氏の死」から、恵源こと足利直義
ドラマでは高島政伸が演じています。

お兄ちゃんの尊氏さん。ちょう格好いい真田広之さんです。

画像は尊氏さんが持参した毒入りのお茶を直義が頂くところ。
思わず「飲んじゃダメ〜!!」て叫んじゃう。
直義の死因は一応病死となっているのですが、尊氏による毒殺が真相らしいです。

「ただよ〜しッ!!」
「ぅあにうえーー!!」
多分毒入りと解ってて直義は覚悟していたようです。
実際はどうだったのかは解りませんけどね。
この直義最後のシーンは、涙なしでは見られませんよ!

「殺したぁ!弟を殺したぁ!!」
毒殺した弟を抱きしめながら絶叫する尊氏。
真田さん迫真の演技には、思わず目頭が熱くなります。
あんなに仲が良かった兄弟なのにどうしてこんな悲しい結末になってしまったのでしょうか?
両雄並び立たずといいますが、まさにその言葉通りな兄弟でした。

まあ、そういう事で今日は足利直義の命日です。
ちなみにその一年前に殺された高帥直、帥泰兄弟の命日でもあるんですよ。
今回は太平記的なお話でございました。
ちょっと支離滅裂な文章になってしまいましたがご勘弁を。

では今回はこの辺でおひらき。
股ね。

最後の海軍大将

こんばんわ、リョウセイです。
今回は少しまじめな話です。
さて、本日12月9日は何の日かというと、日本海軍で最後の海軍大将となった井上成美の誕生日です。

まずは余が井上成美を知ったのは、知り合いに勧められて読んだ阿川弘之の井上成美を読んでからです。
真ん中がそれです。
それからあれこれと井上成美に関する本を買い漁りました。
一時、井上成美ブームなるものもあった様な気がします。
井上成美は当時の軍人としては珍しく、日独伊三国同盟に反対したり、
日米開戦にも反対したり、
終戦工作に邁進したりと、およそ我々が想像する帝国軍人らしくない人です。
ドラマでは、日本海軍最後の大将となっていますが、
実は井上成美と一緒に塚原二四三という人も一緒に大将になっているのです。
ですから最後の海軍大将の一人というのが正確でしょう。

余が井上成美の存在を知ってからすぐに、日本テレビで井上成美の2時間ドラマが放送されました。
あの映画「連合艦隊」や「太平洋の翼」の監督をした松林宗恵が監修してます。
当時ビデオで録画したのですが、放送されたのは夏だった為に電波状態がすごく悪かったので酷い画像です。
主人公の井上成美は老後と壮年期とで二役でして、ヤング成美はもっこり中井喜一さんが演じられました。
戦後は小林圭樹さんでした。
ちなみに奥さんの喜久代は鈴木京香です。
これはお見合いの後の散歩シーンで、ロケ地は多分東京の根津神社だと思う。

ドラマでの米内光政との初対面シーン。
米内さんは村井国夫
この米内さんはけっこう合っていたと思う。
あと山本五十六役の人もガキ大将っぽくてよかったです。

海軍次官の時の井上成美。
ヒゲがあって、すんごくかっこいいです。
中井喜一と言えば松田聖子の相手役でデビューだったと思いますが、
余的にはやっぱりNHK大河の武田信玄ですな。
「おここ!」でガッツポーズが印象に残っています。

そして、井上成美で忘れてはいけない小説で、林穣治の架空戦記に覇龍の戦録がありますね。
これの井上成美は極悪非道で最高に面白いです。
未読の人は是非に読んで下さい。永野修身辻政信との絡みが笑えますよ。
今日は比較的まともな内容でしたよね?
では。